産後ダイエットに成功するためのコツ
出産によって体重が増えてしまい、産後もなかなか戻らない…という方は多いでしょう。このようないわゆる”産後太り”は、どうすれば解消できるのでしょうか?産後太りに効果的なダイエット法について学んでいきましょう!
産後ダイエットに失敗する人が多い理由
産後太りを解消するのは、普通に痩せるよりも難しいと言われています。
その理由は、主に以下の3つが挙げられます。
妊娠・出産で骨盤が歪む
妊娠による基礎代謝の低下
カロリーオーバーな食事
骨盤の開きが大きな原因
出産によって広がったままの骨盤をケアせずにそのままにしてしまうことで、本来骨盤で支えるべき子宮や内臓が下に降りてしまい腸や血管、リンパなどが圧迫されてしまいます。
その結果下半身を中心に代謝が悪くなることで脂肪がつきやすくなり、産後太りになってしまうのです。
出産の影響で開いた骨盤は、産後数ヵ月経つと徐々に戻っていきます。
しかし、元々筋肉が少なかったり、姿勢が悪かったりなどすると、時間が経ってもなかなか骨盤の開きが治らないケースもあるのです。
妊娠中は基礎代謝が低下する
妊娠中に仕事をお休みしたり、横になっていることが多かった分
筋肉が落ちている方がほとんどです。
筋肉が落ちれば基礎代謝が減りますから、
何もしていなくても太る原因はココにあるかもしれません。
出産後も、赤ちゃんのお世話で家にこもりっきりになることが多いでしょう。
そういった生活を続けているうちに運動不足になり、自然と基礎代謝も低下しやすくなるというわけなのです。
過食になりやすくなる
産後は一息つく暇がないくらい育児に追われる日々が続きます。
赤ちゃんのお世話や家事の疲れがストレスとなって、暴飲暴食につながる場合があります。
そうすると、産後ダイエットどころではなく、産後太りになってしまうことも(*_*)
このような過食が続くことで、次第に食欲がコントロールできず、「過食症」に陥ってしまう可能性もあります。
過食症とは?
食欲をコントロールできないため食べ物を大量に食べてしまう。
極端なダイエットや拒食症がひき金になって発症するケースが多い病気です。
原因は人それぞれですが、「きっかけはダイエット」と訴える場合が多く、ストレスや家庭環境、成長期の不安若い女性特有のやせ願望などのココロの問題が関係するともいわれています。
中にはこのように食べたことに罪悪感を抱いて、後から食べた物を吐いてしまう「過食嘔吐」という症状を引き起こす人もいます。
過食嘔吐が続くと、身体だけでなく精神面も不安定になり、自傷行為を行うようになるケースもあると言われています。
出産して子育てを始めてみると、24時間ずっと子どもの様子を見なければいけない。その合間に家事や自分のことなどをしなければいけない。という生活から育児ノイローゼ気味になり、夫が仕事に行っている日中にストレス発散のために過食嘔吐をするようになってしまいました。最初は「1回だけだから…」と思っていたのですが、過食嘔吐を一度すれば、毎日するようになっていました。
過食症はストレスが原因で引き起こされるものなので、
まずはストレスの原因を探し、適切な対処しておきましょう。
その上で、食生活や生活環境を見直していくといいですよ。
産後ダイエットに効果的な方法
間違ったダイエットで身体や心にダメージを与えないためにも、正しい方法でダイエットに励むことが大切です。
では、産後太りの解消に最適なダイエット法とは、どんなものがあるのでしょうか?
まずは、ダイエットを開始する時期から学んでいきましょう!
ダイエットは産後6ヵ月後までの間に始めること
産後最も体型が元に戻りやすいのは、産後6ヶ月くらいまでと言われているんですよ。
妊娠、出産によって骨盤が開いたり、身体に変化があったのが、産後からの約6ヶ月間で自然と元に戻っていくんです!
なので、この6ヶ月間に体型を取り戻すために産後ダイエットを始めると、体型もスムーズに戻すことができ、結果的に体重も減り、産後ダイエットの成功に繋がるんです。
骨盤のケアをしよう
産後ダイエットをする際は、開いた骨盤を元に戻してあげることから始めましょう。
そこでおすすめなのが、「骨盤ベルト」です!
骨盤ベルトをつけることによる1番の効果は、骨盤が安定し、出産前の正しい位置に戻りやすくなることです。それによって血行が良くなり、基礎代謝アップ、腰や尾てい骨の痛みの改善、産後の大尻や下腹のぽっこり体型の改善など、健康的で痩せやすい体作りにつながります。ダイエット目的で使うママが多いものの、体調の改善にもとても効果を発揮します。
また、適度な運動で代謝をアップさせることも大切!
身体に負担をかけない程度の運動を心がけるようにしましょう。
産後におすすめの運動
マタニティヨガだけでなく産後ヨガという言葉もよく耳にするようになりましたよね。家でも簡単にできるようにDVDや書籍が販売されています。家の中でできるなら子供が小さくても大丈夫。一緒にできるのもいいですね。
また、産後ヨガ教室に通ってママ友を作るという方法もあります。人とコミュニケーションを持つことで、ストレスを吐き出したり、「きれいにしなくちゃ」という意識につながったりして、さらに産後ダイエットに力が入るかもしれませんよ。
呼吸エクササイズ
産褥体操も産後の体の回復に従ってすすめていくのが望ましいですね。産後すぐにでも実践できるのが呼吸法です。
腹式呼吸で腹筋と心肺機能を鍛えるのがおすすめです。やり方も簡単で息を大きく吸って数秒止めて、ゆっくり吐き出すのを繰り返すだけです。
また深呼吸はストレス解消効果も期待できます。
育児中は何かとストレスもたまりやすいので、深呼吸してリラックスしましょう。
散歩をする
お金もかからず、簡単に続けられるダイエットの一つが散歩です。抱っこひもで抱っこしたまま出かけたり、ベビーカーで赤ちゃんを連れて歩いたりするだけで、けっこうな消費カロリーがあります。お金もかからず、晴れの日は毎日続けられるのもいいですね。また赤ちゃんにとっては外の刺激があり、お母さんにとってはいい気分転換になるので産後ダイエットにおすすめです。
産後のダイエットは、無理をしないことが一番大切です。
一気に痩せようとすると身体に負担をかけてしまうため、長期的なダイエット計画を立てていくといいですよ。
体調と相談しながらゆっくり痩せていこう!
産後太りに悩む女性は多いでしょう。
しかし、適切なダイエットを行うことで、出産後でもしっかり痩せることはできるんです。
むしろ、産後半年間は育児でカロリーを多く消費していますし、骨盤も動きやすいので痩せやすい時期と言えます。
無理しないように体調と相談しながら、自分のペースで産後太りを解消していきましょう★
この記事を気に入ったら
いいね!しよう!
エンタメ情報を毎日お届けします
|
関連する記事
何故!? 赤ちゃんがリモコンをなめるのが大好きな理由は? なめちゃダメ?病気になる?
赤ちゃんはテレビやエアコンのリモコンが大好きで、よくなめていますね。何故赤ちゃんがリモコンを舐めるのが大好き…
Rio / 2879 view
赤ちゃんのモグモグ期はいつから?離乳食中期に食べられるものや量の目安
離乳食が始まってから3ヶ月ほどが過ぎると、ゴックン期からモグモグ期へと移行。最初はペースト状のお粥を小さじに…
straycat / 2029 view
赤ちゃんの夜泣きはいつからいつまでつづくの?原因と泣き止ませ方は!?
赤ちゃんの夜泣きに悩まされているママはたくさんいることと思います。夜泣きも赤ちゃんによっていろいろで、すぐに…
straycat / 2662 view