デスクワークなど体を動かさない仕事での疲れには
効率よくブドウ糖を摂取する事が出来るお菓子類がピッ
タリですが、体の疲れには逆効果。

過剰摂取されて余った糖分は体の中で疲労物質である
「乳酸」に変換されてしまい、余計に体を疲れさせて
しまいます。

かんきつ類…みかんやレモン、グレープフルーツなど

乳酸という物質が筋肉に蓄積すると人間は疲れを
感じてしまうのですが、かんきつ類などに含まれる
クエン酸は乳酸を溶かして疲れを癒す効能があります。

かんきつ類の果物の他にも梅干しやお酢、パイナップルや
キウイ、トマトなどにもクエン酸が豊富に
含まれています。

体が疲れた時には甘い物ではなくすっぱい物を
食べるようにしましょう。

果物にはクエン酸の他に「酵素」という疲労回復に
とても効果的な物質が豊富に含まれています。

酵素が体内に入ってから腸に届くまでの時間は
たったの30分。
酵素には疲労回復の他にこれから吸収される栄養素の
消化をスムーズにする働きがありますので果物は食事を
摂る前に食べるように心がけましょう。

また、酵素は熱に弱く、加熱された食材の中には
ほとんど残っていません。
より効果的に疲労回復を図りたい場合は生の果物を
食べるのがオススメです。

お茶やコーヒーに含まれるカフェインは疲労回復に
効果がありますが、効果は即席のものなので
「昨日の疲れが抜けていない…」
そんな人にはオススメできません。

即効性を求めている人にはいいかも。

豚肉に含まれるビタミンB1には疲労回復効果があり、
疲れた体にはピッタリです。

栄養価の高い食事を摂って体の疲れを癒しましょう。

豚肉の他、鶏肉や玄米にもビタミンB1が豊富に
含まれています。

鶏肉は豚肉に比べて高たんぱくで
低カロリーな食品ですので
ちょっぴりカロリーの気になる方には
こちらがオススメです。

とんかつ+レモンや酢の物、唐揚げ定食+梅干しなど
上記二つの食品を組み合わせて食べる事によって
相乗効果が生み出され、より効率的に疲れを
取ることが出来るんです。

大豆製品…なっとう、きな粉、お味噌汁など

大豆や大豆製品に含まれる「レシチン」には
体の疲れを取るだけではなく脳の疲れを取る効果が
あります。

さらに悪玉コレステロールを排出し、
ストレス解消効果もあり！
心身共にお疲れの方にはピッタリの食材なんです！

ご飯にお味噌汁、納豆に酢の物など和食のには
疲労回復のための食品が数多く含まれています。

食事の前にみかんを食べ、和食を中心とした食生活をして
疲れ知らずの身体を手に入れましょう。