台湾映画「あの頃、君を追いかけた」が山田裕貴&乃木坂46・齋藤飛鳥主演で日本版リメイク、キスシーンも!?

2011年に公開され、瞬く間にその年のヒット作となった台湾映画「あの頃、君を追いかけた」

1990年代の台湾における高校生の純愛と片思いを描いた作品です。

監督の自伝的小説をもとにしているため、半分以上ノンフィクションであり、現実に起こったことだからこそ台湾の方々から多くの共感を呼びました。

また、当時無名の新人俳優だった台湾出身の柯震東(クー・ゼンドン)の起用などでも話題になり、数々の映画賞を受賞することに。

そんな「あの頃、君を追いかけた」が日本版としてリメイクされました。

メインキャスティングは山田裕貴と乃木坂46・齋藤飛鳥。

2人ともフレッシュなタレントで齋藤飛鳥さんにいたってはこれが映画初出演となっています。

ここでは映画「あの頃、君を追いかけた」の内容や名場面についてご紹介していきます。

また、話題のキスシーンも合わせて見ていきますのでぜひチェックしていってください。

台湾映画「あの頃、君を追いかけた」ってどんな映画?

2011年公開台湾版「あの頃、君を追いかけた」

2011年公開台湾版「あの頃、君を追いかけた」

2011年に台湾で公開され若者を中心に大ヒット

「あの頃、君を追いかけた」は台湾の人気作家ギデンズ・コーが、自伝的小説を自らのメガホンで映画化し、台湾・香港で記録的ヒットを叩きだした青春ラブストーリーです。

物語の大半は監督の高校生時代からの思い出で、元々は小説となっています。

1990年代の台湾中西部にある街・彰化を舞台にした作品で、男子高校生コートンと悪友たち、そして10年間片思いを続けることとなるひとりの女性とのエピソードを中心に当時の台湾のリアルな姿を映し出しました。

映画のキーワードは「すれ違う片思い」、10年後の結末は?

チアイー(左)とコートン(右)

チアイー(左)とコートン(右)

学校でも一番の落ちこぼれグループに属するコートンは、毎日退屈な勉強と授業の繰り返しに嫌気がさしている高校生。

そんな彼の周りには4人の悪友たちがいました。

悪友たちはこぞって学校一の優等生チアイー(ミシェル・チェン)に恋をしています。

コートンはあまり彼女に特別な感情を持っておらず、むしろ優等生という存在のチアイーに対して一線を置く態度ばかり。

しかしとある授業中のイタズラがきっかけとなり、ついに先生から大きな懲罰を言い渡されることになります。

この事件をきっかけにコートンの目付け役にされたチアイー。

彼女の席の前にコートンが座ることとなり、2人の関係性が大きく動き出します。

そして勉強や私生活を通して互いに惹かれあっていくこととなるのですが…

この先はネタばれになるのでぜひ映画を見てもらいたいところですが、日本のいわゆるハッピーエンディング系ラブストーリーとはまた違った結末がこの映画の最大の魅力となっています。

コートンの友人、いつも一緒の5人組

コートンの友人、いつも一緒の5人組

台湾版「あの頃、君を追いかけた」の感想やレビューは!?

「あの頃、君を追いかけた」台湾版と日本リメイク版のキャスティングや内容の違い

原作の台湾版と日本リメイク版のキャスティング

主演クー・チェンドン(柯震東)/コートン

主演クー・チェンドン(柯震東)/コートン

ヒロイン・チアイー役のミシェル・チェン

ヒロイン・チアイー役のミシェル・チェン

こちらが台湾版の本作オリジナルキャストです。

主人公役のクーさんはこのとき20歳、そしてヒロイン役のミシェルさんはなんと27歳ということですから実はけっこう年が離れていました。

しかしミシェルさんが童顔ということもあり、違和感なく高校生役を演じきっています。

ちなみに映画の裏テーマとしては「女性の方が早く大人になり、男はいつまでも幼稚」というフレーズが出てきます。

そういった点でも2人の出逢いから映画のラストまで、どこか大人っぽいチアイーといつまでも子供のようなコートンを、この2人の役者の年齢差でも表わしたかったのかもしれません。

最初はコートンの方が大人っぽい印象でしたが、物語が進むに連れてチアイーの方が先に大人としての階段を昇っていく様子からもそれが見て取れます。

日本リメイク版のキャストには山田裕貴と齋藤飛鳥が起用

台湾版のコートンにあたる水島浩介役の山田裕貴

台湾版のコートンにあたる水島浩介役の山田裕貴

ヒロイン早瀬真愛役の齋藤飛鳥

ヒロイン早瀬真愛役の齋藤飛鳥

ちなみに日本リメイク版の本作では主人公の山田裕貴さんの方が年上です。

映画公開時にはヒロインの齋藤飛鳥さんが20歳、山田裕貴さんが27歳ということですからちょうど台湾版と反対ということになりました。

オリジナルとリメイク版、構図も似ていて原作ファンにも喜ばれる内容

台湾版オリジナル作品では1994年からの10年を描いていますが、日本版では2000年代の日本を舞台にしています。

これは2人の恋愛模様にとって欠かせないワンシーンであり、実際に起きた「1999年の台北大地震」を汲み取ってのことだと思われます。

台湾版の作中ではこの地震における当時の様子をリアルに描いているところも見どころのひとつです。

また、リメイク版ではオリジナルの構図に非常にこだわっていて要所に原作と同じシーンが散りばめられています。

日本版・テスト勝負をしたときのヒロインの様子

日本版・テスト勝負をしたときのヒロインの様子

オリジナル版

オリジナル版

ヒロインが初めてポニーテールにしたとき

ヒロインが初めてポニーテールにしたとき

オリジナル版はこちら

オリジナル版はこちら

このように原作ファンも楽しめるようなるべくオリジナルを忠実に再現したところがリメイク版の良さでもあります。

同じ構図ながら台湾と日本のキャスティングの違いでストーリーにも幅が広がっていますのでぜひ両方を見比べて楽しんでみてください。

日本・台湾の文化交流に貢献に

そして、最後には「オリジナルへのリスペクトを込めて同じカット割りにしたシーンも少なくありませんので、日本版だけではなく両作を見比べて頂けたら幸いです」とアピールした長谷川監督。この映画が日本と台湾のみなさんに楽しんで頂き、万が一にも両国の文化交流に貢献できたならとても嬉しく思います」とも話した。

日本版監督のコメント抜粋

「あの頃、君を追いかけた」山田裕貴&齋藤飛鳥のキスシーン!

オリジナル版では2人のキスシーンあり

本作はラブストーリーということもあり、やはり日本リメイク版で注目されたのはトップアイドル齋藤飛鳥のキスシーンについて。

実際に公開前から話題となりましたが、オリジナルではラストにコートンとチアイーの切ないキスシーンがあります。

そのため、リメイク版ではどうなるのかとファンから注目が集まりました。

ちなみにこの映画のキスシーンについて芸人・スピードワゴンの小沢一敬さんはこんな風に語っています。

そしてそのキスシーンがこちら。

初のキスシーンで見どころを語った齋藤飛鳥とファンの反応

映画についての当時の新聞記事

映画についての当時の新聞記事

 原作版ではキスシーンもあったが、ヒロイン役を超人気アイドルが務めるとあって、映画ファンや乃木坂ファンからはキスシーンの有無に注目が集まっていたわけだが、齋藤は「生々しくないので、キレイだなと思ってもらえたら」

キスシーンに対しての齋藤飛鳥さんのコメント

このように撮影当時は19歳だった齋藤飛鳥さんですが、映画でのキスシーンということで着実に大人の階段をステップアップしました。

そんな彼女に対してファンの反応はどんなものだったかといいますと…。

ネット上でその声を拾ってみると、現在19歳の人気急上昇中メンバーということもあり、「ガチ恋」と呼ばれる本気でメンバーに恋をしているファンも多いため、やはりショックを受けているファンも確認できる。

 ただ、一方では「あしゅも大人の階段をのぼった」「最近のあしゅの頑張りは凄いと思う」「ちょっと苦しいけど、ファンとしてはこの活躍ぶりは嬉しいばかり」と、ことを前向きにとらえているファンの声も目立っている。

ファンの心中察するところです

比較的大人な対応のファンが多いように感じられました。

アイドルとはいえ、実際にはもう大人の仲間入りをしている年齢なのでそこまで気にする人もいないといえますが。

ただし熱烈なファンはかなり心を折られた様子も伺えました。

↓ダメージを受けた方のコメント↓

184: 君の名は(香港) (ワッチョイW 9b49-ksfU) 2017/10/27(金) 03:40:04.97 ID:Z3p7kuhb0
飛鳥ちゃんのキス確定したね

245: 君の名は(福岡県) (ワッチョイ a91a-fw2Q) 2017/10/27(金) 05:16:38.57 ID:ZM7qxCHs0
あしゅキスしたのかよくそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

296: 君の名は@まとめたいよ
キスシーン確定でワロタ

やっぱりあるんだな

298: 君の名は@まとめたいよ
>>296
わらえない

まとめ

台湾で公開されその年の映画賞のいくつかにノミネート&受賞した作品とあってとても見ごたえのある物語となっています。

原作は日本と台湾における学校システムの違いや生活風景が楽しめましたが、リメイク版ではリアルな日本の高校生の恋愛模様が楽しめます。

両方の作品を見てもきっと面白いと思いますのでぜひ一度ご覧になってみてください。

また、その際には台湾版のオリジナルから見ることをおすすめします。

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