エレベーターでも油断しない!どこでもビジネスマナー

ビジネスマナーは、仕事を行う上で重要なマナーなので、社会人は必ず覚えておくべきです。

働く現場で使われますが、エレベーターに乗り降りする際にもマナーがあることを知っていましたか?

ただエレベーターに乗り降りしているつもりでも、気づかない間に周りに不快な思いをさせているかもしれませんよ。

■こんなエレベーターの乗り降りはNG!

一番最初に乗った人は、他に乗る人がいる場合ボタンの前に立つのが普通ではないのでしょうか?

そうじゃない人が多いので、以前、誰も『開』ボタンを押してなくてまだ乗る人がいたのにドアが閉まりそうになり、3番目位に乗った私が慌てて開ボタンを押したことがありました。
早く降りる人が真っ先に奥に行く

例えば、15階まであるビルのエレベーターで、高層用エレベーターが無い場合は2F以上はエレベーターを使えます。

しかし、2Fや3Fで降りるのにも関わらず真っ先に最後方を陣取る人がいます。

そうすると1階あがっただけで半数以上の人がその人を降ろすために降りなければいけません。

他には、エレベーターの扉が閉まりそうな時に、飛び乗りをするのは危険です。走ってきているので、エレベーター内で周りの人にぶつかる可能性があります。

それ以外には、エレベーター内で、おしゃべりをすることもいけません。他の部署の人たちも利用しますから、自分たちだけの空間と勘違いしないようにしましょう。

エレベーターの中でも、いろいろな人に見られるのでその人の評価が下がる恐れがあります。最近では、防犯対策のためにエレベーター内に監視カメラを設置する企業も増えているのです。

エレベーターの業者は、あくまでエレベーターの設置が専門。防犯カメラの設置に関しては、下請けの防犯カメラの専門業者に依頼することが大半
エレベーターの中は、ボタンを押す部分にカメラが隠れて設置してあり、パッと見にはその存在はわからない。

モニターは管理人室内にあるが、外からはわからない位置に設置されている。

もしエレベーター内でのマナーが悪ければ、監視カメラにもしっかりと映って証拠が残ってしまうのです。

そのようなことがないように、エレベーターでの正しいビジネスマナーを身につけておきましょう!

エレベーターに先に乗るのは上司?それとも自分?

最初に知っておきたいことは、エレベーターに乗る際の順番です。上司と一緒にいる時に、自分が先に乗るのか、上司に先に乗ってもらうのかという問題ですね。

この問題は、先に上司にエレベーターに乗ってもらうのが正解です。

エレベーターホールでエレベーターを待ち、到着したエレベーターに乗る場合は、まずは上司が先に乗るのが一般的です。

上司がエレベーターに乗ってから、自分が乗るのが、社会人としてのスマートなエレベーターの乗り方と言えます。

先に上司に乗ってもらうことが、エレベーターの正しいマナーです。

その間は、エレベーターのボタンを押し続けて、扉が閉まらないようにして、全員が乗ってから、最後に自分が乗れば問題ありません。

■自分が先に乗り込む場合も?

エレベーターに乗る順番として正解なのは「自分が先に乗る」です。自分はお客様を案内する立場です。エレベーターに乗る順番のマナーは、まず自分が先に乗って、「開」のボタンを押しながら扉を押さえ、後から乗ってもらいましょう。
乗り方は自分が先です。ご案内ってことで、まずは自分が先に乗って「開」のボタンを押して、みなさんを招き入れます。

ですから、自分が先に乗るんですけど、「失礼いたします」って一声かけることを忘れないようにしましょう。そうすると、相手も順番が分かって安心ですからね。

上司とお客様と一緒にエレベーターに乗る際は、お客様よりも先に乗り込んで扉を開けるようにしましょう。お客様を案内するので、先にエレベーターに乗りボタンを操作するからです。

上記で紹介したように、本来は上司が先に乗るので、自分が最初に乗る場合は必ず失礼しますと声をかけます。

エレベーターに乗り込んだ際の、自分の位置は④でボタンを押すようにしてください。

エレベーターを降りる時も気を抜かない!

エレベーターに乗ったら後は降りるだけですが、ここでも上司に失礼がないようマナーがあります。

降りる際に同乗の男性からレディファーストの気遣いをしてもらったら、遠慮せず「ありがとうございます」とお礼を述べて降りましょう。

「いえいえ先にどうぞ」などと遠慮していると、もたついて他人の迷惑になります。

後からエレベーターに乗る人もいますから、スムーズに降りるようにしましょう。
上司より先に降りる際は、一声かけることが大切です。

違う階で降りる場合には声をかける

エレベーターで上司やもちろん、お客様と偶然乗り合わせてしまい、自分は違う階で先に降りる場合には「お先に失礼致します」と一声かけるのがマナーです。

黙って降りるのではなく、一声かけて会釈も忘れずに行いましょう。
他にも降りる人がいるので、立ち止まって会釈する必要はありません。

■上司と同じ階で降りる時

上司(先輩)が違う階で先に降りる

上司(先輩)が違う階で先に降りる場合は、開くボタンを押しながら「どうぞ」と声をかけ降りてもらう。

自分も一緒の階で降りる場合も、同様に先に降りてもらい、その後自分が降りる。
「開」ボタンを押しながら、もう片方の手でドアが閉まらないように、押さえるとより丁寧な感じがします。

そして、降りてもらう時も、「どうぞ」と声をかけるとお客様も降りやすいと思います。

お客様に先に降りてもらう場合は、迷わないために進行方向を伝えておくことも忘れないように。

細かいところにもビジネスマナー

エレベーターに関するビジネスマナーを紹介しましたが、参考になったでしょうか?

上司がエレベーターに乗るタイミングや、扉の近くにいるかで対応を変えるようにして、失礼のない対応をしてください。

このマナーは上司だけでなく、会社にお客様を招いた際に使えるので、覚えておいて損することはありません。

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