英BBCニュースが報じたところによると、イギリス人男性が「スーパー淋病」に感染したことが明らかになりました。

その男性は、淋病の治療に有効な抗生物質2種類も効かない状態だと言います。

イギリス人男性は、パートナーが居たそうですが、その女性からではなく東南アジアで女性と性交渉し感染したようです。

東南アジアでの性交渉は、今年初めとされ、男性のパートナーとされる女性に同情が集まりそうです。

ただ、感染した男性からパートナーへの感染は認められないこと、男性の周囲の人たちにも感染がなかった事で、一安心とされています。

淋病とは、

クラミジアと同時感染も高い確率だという淋病。

治療には、抗生物質の使用が主で、飲み薬、または注射を用いての事が多い様です。

病状は、感染してから数日で発症し、ほぼ下腹部、いわゆる性器の痛みで自覚します。

性器から、黄みどり色の粘液、膿が出たりします。

男性の場合は、おしっこの時、勃起時に激痛が走ると言います。
女性の場合は、自覚症状が出にくい場合もあり膀胱炎と勘違いし感染が広まったりもするようです。

女性の場合は、フェラチオなどでも感染することもあり、咽頭、直腸に感染している事もあるそうで、そういった場合、余計に感染している自覚がないそうです。

出産時に、赤ちゃんに感染することがあります。

感染した場合、早急に治療しないと赤ちゃんが失明してしまうそうです。
また、内臓などにも広まる可能性があるので最大限の注意が必要になります。

WTOがまとめたデータによると、抗生物質が効かない淋病が増えているそう。

淋病は「頭がいい」そうで、新薬を次々に耐久していくそうです。
そのため、抗生物質が効かず治療に失敗し、色々な要因が加わり世界中で淋病が蔓延しているとのことです。

今回、イギリス人男性が感染せんした東南アジア圏では、毎年1100万人以上の感染報告が上がっています。

やはり淋病はじめ性病予防にはコンドームを使用して、感染から身を守ることが大切です。

コンドームは避妊だけではなく、性病の感染予防にも大きな役割を培ってくれます。

自分自身も大切ですが、相手への配慮として使用して欲しいです。

スーパー淋病は、日本が最初の発生ではないかと言われています。

2011年に京都で、HIVより危険な新型の淋病は発見されたとうのです。
感染者は31歳の女性で、感染ルートは明らかにはされませんでしたが、日本では唯一の感染報告だそうです。

イギリス人男性の感染菌と同一なものかはまだ発表されていません。
今後、どのような投薬、治療をし回復に向かうかも分からない状態ですが、こういった症例が発覚したという事は、他人ごとではないのかもしれません。