稀に見ない暴風雪に陥った北海道各地。

公共交通機関、各道路等は規制や運転見合わせなど、通勤通学に影響があったほか、観光客にも飛行機の欠航が相次ぎ、大勢の困難者がでました。

そんな中、NHK職員がプライベートで「鹿狩り」に出かけ、積雪のため身動きが出来なくなったため、ロードサービスに救助を求めました。

救助へ向かった20代のロードサービス社員は、救助途中で道に迷い不明に。

その後、発見されたが死亡が確認されました。

北海道内の各NHK放送局では、「不要な外出は控えてください」と呼び掛けていた事もあり、当の職員がプライベートで鹿狩りへ出かけ、救助者を死亡させる程の猛吹雪のさなか、出かける必要があったのかと、疑問や怒が噴出しています。

亡くなった救助者も、救助依頼したNHK職員も同じ20代だといいます。

片や命に係わる仕事をまい進した20代、片や命に係わるような暴風雪の中、趣味に興じた20代。

この意識の差はなんなのでしょうか。
憤りを感じずにはいられません。

NHK札幌局は、この件に対し関係者にお詫びのコメントをしています。

ですが、休暇中の事であり鹿狩りの事実は把握してしていないと。

災害や台風、またこういった暴風雨、暴風雪等の緊急情報はテレビやラジオ、今はネットで得るわけですが、情報を発信するNHKニュースを真摯受け生活をしているのに、発信側がこういった行動に出ることに疑問が生まれます。

救助を求めるのになぜロードサービスだったのか？

車両が埋まってしまって、JAFという手段に至ったのだろうが、通常なら消防への通報とならなかったのか・・・

救助依頼した職員は、不祥事への発覚を恐れて、わざわざロードサービスへ救助要請したとは、思いたくありませんが。
それほど、命に係わる切羽詰まった状況と判断できなかったのでしょうか。

亡くなった20代ロードサービスの方の、ご冥福を祈らずにはいられません。