これからパパになる方へ!プレパパに知っておいて欲しいこと

これから初めての子が生まれるプレパパの皆さんには、ぜひ知っておいて欲しいことがたくさんあります。
男性は妊娠・出産を経験することができませんから、妊娠中・出産後の女性の状態を完璧に理解しろというのは確かに難しいかもしれません。
それでも、「理解しようとする姿勢」は確実に奥さんに伝わりますよ。
奥さんのため、これから生まれてくる我が子のためにできることを今すぐ始めましょう!

プレパパに知っておきたい「ママ」の苦労

その1.つわりが出産直前まで続くママもいる

つわりは、妊娠によって増加するホルモンが原因ともされていますが、詳しい原因は解明されていません。おおよそ4〜6週くらいから始まり、9〜10週頃がピーク。安定期に入るとおさまるようですが、なかには出産直前まで続くという大変な人もいます。

その2.出産後は心身ともに本当にボロボロ

そして、体力消耗する壮絶な出産を終えた後は、全治1~2ヶ月の状態。ホルモンバランスは崩れ、胎盤という内臓が剥がれ、骨盤はぐらぐら状態。そんなボロボロの状態の中で、産まれたばかりの赤ちゃんに対して1~2時間おきに授乳をし、24時間体制に。プラス家事をやるなんてことはありえないし、これは、産後うつにもなるわ・・・と思ったのです。

こんなふうに、妊娠中から出産まで、奥さんには心身共にかなりの負担が掛かっています。
だからこそ、産後はできる限りのパパのサポートが必要なのです。

プレパパにやって欲しい産後の手続き

産後、まずパパのサポートが必要になってくるのが各種手続き。子どもが生まれてから14日以内に手続きが必要なものなど、パパでなければできない手続きもあるのでよく確認しておいてください。


・出生届の提出・・・出産日を含めて14日以内に提出
・健康保険への加入手続き・・・子どもの1ヵ月検診までに加入
・乳幼児医療費助成の申請・・・健康保険に加入後、1ヵ月検診までに申請
・児童手当金の申請・・・生まれてから15日以内に申請
・出産育児一時金・付加給付金の申請・・・出産した翌日から2年間のうちに申請
・出産手当金の申請・・・生まれてから56日以内に申請
・育児休業給付金の申請・・・育児休業の1ヵ月前までに申請
・高額医療費申請・・・診察をした日の翌日から2年以内に申請

このうち、出生届の提出と児童手当金の申請は一緒に行なってしまうのが効率的。
児童手当金の申請には、特に必要な書類が多いので出産前から準備しておくことをおすすめします。

「産後でも手続きくらいならできるだろう」なんて決して思わずに、どうか積極的にサポートしてくださいね。産後のボロボロの体、24時間続く育児の中では、必要書類を集めることですら困難なことなのです。

子どもの将来を考えて今から行ないたい準備

産後必要な手続き以外にも、プレパパにやっておいて欲しいことがあります。
それは子どもの将来を考えた準備です。

学資保険の積み立て

子どもを育てていくうえで必要な教育費。幼稚園から大学まで行かせるとして、子ども1人あたり1,000万(!)の教育費が必要だと言われています。
この教育資金を確保するためにあるのが学資保険です。

学資保険は、主に教育費の貯蓄を目的とした保険商品です。15歳、17歳、18歳、22歳など設定した満期時期に、それまで積立をしてきた保険料を、満期保険金として受け取れます。

「学資保険」という名称が使われているのは、銀行の定期預金と違い保障が存在するためです。契約期間中に、契約者が死亡・高度障害状態になった場合、以後の保険料の払い込みが免除になり、満期保険金は予定どおり満額受け取ることができます。

学資保険は様々な保険会社が販売していますので、子どもが生まれる前に色々と比較をしてみるといいと思います。
子どもが生まれると途端に忙しくなりますから、生まれる前の方が奥さんとも落ち着いて話ができるでしょう。

マンション住まいの方必見!住み替えの基礎知識

ここで、マンション住まいの方の多くが検討されるであろう“住み替え”について、もう少し詳しく説明しておきます。
賃貸の場合はさほど面倒なことはありませんので、持ち家の方向けに絞った説明をしていきます。

持ち家は売却してしまう

まず、手順としては持ち家の売却から動き始めるのがおすすめ。
マンション売却をして、いくら手元に入るのかがわかることによって、新居の予算が決めやすくなります。
また、売りに出したところですぐに買い手が見つかるとは限りません。
早めに動き出すことで、焦ったり値引きをしたりする必要なく売却できる可能性が高まります。

ただ注意したいのは、条件に合う新居がなかなか見つからなかったときに、仮住まいを用意しなければならなくなるということ。
売却と同時並行で動き出すか、査定額が出た時点ですぐに新居探しを始めてください。

住み替えに使えるローン

<買い替え(住み替え)ローン>
現在住んでいるマンションのローンがまだ残っていて、その額がマンション売却価格では賄えない場合に便利です。
ローン残積分と新居購入資金をまとめて借り入れることが可能で、二重ローンを防げるのがメリット。

<つなぎ融資>
まだマンションの買い手が見つからないが、新居を購入してしまいたいというときに、一時的に融資をしてもらえるというもの。
マンション売却で入ってきたお金で、融資額を返済することが条件です。
ただし、マンションが売れるまでの間、利子が発生し続けてしまうので注意が必要。

子どものいる家庭が選ぶべき物件

<角部屋の1階>
特に1階を選ぶことは重要。やんちゃな子でも騒音の影響が小さくなりますし、庭付きの物件が多いというメリットもあります。

<ファミリー向けの物件>
やはり、今現在子育てをしている、子育て経験のある人が多い物件の方が暮らしやすいでしょう。
多少子どもが騒いだとしても、そこまで神経質にならずに済むと思います。

<家族計画に合った間取り>
将来的に何人子どもが欲しいのかに合わせて物件を選びましょう。
せっかく住み替えたのにまた住み替え、という事態にならないように、今一度奥さんと家族計画について話し合うといいですね。

<畳の部屋がある>
フローリングよりも柔らかく、赤ちゃんにとってより安全です。
畳なら寝転がったまま遊んだり、そのままお昼寝してしまったりしてもOK。1室あると便利ですよ。

住み替えの第一歩であるマンション売却は、次の住まいの資金となる重要なもの。
相場の把握、仲介を依頼する不動産会社の選び方など、あなた自信が知っておくべきことはたくさんあります。
まずはWEB上で情報を集めることからでも構わないので、しっかり勉強しておきましょう。

妊娠~出産はあっという間!早めに行動を

プレパパの中には、「今、自分が子どものためにできることなんてほとんどないんじゃないか……」と思われている方も多いと思います。
でも、実際にはプレパパにできる準備はたくさんあるのです。
出産後の手続きはもちろん、子どもの将来を考えて学資保険や住み替えの提案をしてもらえたら、きっと奥さんは嬉しいと思いますよ!

妊娠してから出産までは長いようであっという間。すぐに行動開始しましょう!

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