未成年の慶大1年女子学生をテキーラで昏睡させ、集団レイプを行った慶応義塾広告学研究会の男性メンバー達。
この加害者たちが、広告学研究会を通して週刊誌に初の反論を行いました。

しかし、その反論内容は動画撮影や輪姦、テキーラ強制飲酒を認めるようなものであり、慶大生らしからぬ物言いにネットが再度炎上しています。

画像は集団レイプ事件のあった神奈川県葉山町の広告学研究会合宿所。
2016年9月2日、加害男性6名は海の家の後片付けに当時18歳だった慶大1年女子を呼び出し、その後集団暴行を行いました。

被害に遭った女性は新入生歓迎コンパに参加させられた事はあるものの広告学研究会のメンバーではなく、男性メンバー達に「何もしていないんだからアトカタ(海の家の後片付け)位には来い」としつこく誘われ無理矢理呼び出されていた女子学生でした。

女子学生は呼び出だされた当時女性が自分だけである事を知らされておらず、海の家の後片付けに来て初めて女1人だけである事を知ったのだそうです。

1時間程度で片付けは終わり、その後飲み会のためと合宿所の2階に連れ込まれてしまった被害女性。
男性達は用意してあったテキーラを女性に10杯近く一気飲みさせ、アルコール中毒で一時的に気を失った女性の服を脱がせると、抵抗する女性の手足を押さえつけて集団レイプを行いました。

女性は一気飲みさせられている最中に一度は逃走を試みましたが、「階段が危ない」と言われ室内に引きずり戻されています。
強姦・輪姦中の映像はスマホで撮影され、性的暴行が終わった後には男性達から顔に向けての放尿まで受けました。

性的被害を受けた2日後である9月4日には大学側に集団暴行についての報告を行い、被害届の提出も行っていた被害女性やその家族。

しかし、週刊誌に駆け込まれる前の大学側は被害女性をかばうどころか未成年飲酒を理由に被害女性を退学するよう促していたと被害女性の親戚が告発しており、10月4日にサークル解散を告示するまでの1ヶ月間大学側は加害男性達を完全に放置していました。

さらに、大学側はサークル解散理由を『複数人による未成年飲酒のため』と事件を隠ぺいしようとしており、事件の火消しに走ります。

この結果、被害女性は1ヶ月近く広告学研究会の関係者から「被害届を取り下げろ！」「ミスコンが中止になったのはお前の責任だ」など脅迫に近い恫喝を受け続け、週刊誌で報道があるまで完全な悪者扱いにされてきました。

これまで大学内で「被害女性が勝手にお酒を飲んで騒いだ」「被害女性は尻軽女だった」など噂をバラまき、暴行中の動画を記者に売りつけようとさえしていた加害男性達。

そんな彼らが初めて広告学研究会を通して週刊誌の取材に答えました。
取材に対し、加害男性達は被害女性の事についていくつかの反論を行っています。

まず、被害女性への呼び出しについて。
報道では加害男性達は女性を無理矢理呼び出したとのことですが、男性達は女性を無理矢理には呼び出しておらず、女性側が「私も行っていい？」と自分からやって来ていたと主張しています。

また、6人中5人と顔見知りだったのではなく、6人中1人と友人関係にあったとのことでした。

そして、テキーラの件について。
週刊誌には『あらかじめ用意してあった』との事でしたが、
「『海の家』では、テキーラのような強いお酒も提供しますが、ビールなどと違って、どうしても余ってしまいます。それで、打ち上げなどのときに余ったお酒を飲むんです。わざわざ用意したのとは違います」
と反論しており、自分たちが進んで用意したものではないとのことでした。

加害男性達は未成年に飲酒させた事は認めており、
「未成年に飲酒させ、90年以上続いたサークルを途絶えさせてしまったことは、残念で申し訳ありません」
と答えています。

そして、強姦中の鬼畜行為について。
男性達は元々女性と性行為をしたこと自体は認めていますが、週刊誌への取材には「強姦や放尿はしていない」と答えており、合意の上で性行為を行ったと反論しています。

テキーラ飲酒や性行為は認めていますが、強姦ではなかったとのことでした。

さらに、2人の男子学生が女性を強姦している最中に撮影されたというスマホ動画の件。
加害者たちは動画撮影を「その場のノリで撮った」と認め、30秒ほどの動画が4本現存している事を認めました。

加害者達はこの時に撮った動画を“大学側に提出した”と話しています。

週刊誌に初めて掲載された加害者達の反論。
しかし、その反論は名門慶大生らしからぬ穴だらけのものであり、週刊誌に反論が掲載された直後から大炎上が始まりました。

まず、加害男性達が主張する「合意があっての性行為だった」という反論。
加害者たちは被害女性にテキーラを飲ませた事を認めており、女性は強姦された合宿所から逃げ出した後、アルコール中毒の症状で駅構内から病院に搬送されています。

この事から集団暴行時被害女性は酩酊状態だったことは明らかであり、「同意があった」という加害者側の主張に矛盾が生じています。

そして、性行為中に撮影された動画の件。
加害者たちは撮影した動画を合意であった証拠として自ら大学側に提出したとのことですが、大学側は10月21日、公式HPにて動画を確認していたというテレビ朝日の報道を否定しています。

この反論で大学側か加害男性側のどちらかが確実に嘘をついている事が明らかとなりました。

また、加害男性の言い分は常識から大きく外れたものであり、大きな矛盾があるという指摘も相次いでいます。

用意されていたテキーラの件について、加害者達は「『海の家』では、テキーラのような強いお酒も提供しますが、ビールなどと違って、どうしても余ってしまいます。それで、打ち上げなどのときに余ったお酒を飲むんです。わざわざ用意したのとは違います」と反論していますが、そもそも海の家があった神奈川県葉山町では遊泳客の安全のため、テキーラのショット販売は禁止されています。
テキーラが海の家で販売しているはずがありません。

また、毎年行っている海の家の経営で毎回余るお酒をわざわざ仕入れているサークル側にも疑惑の声が上がりました。

そして、加害男性の反論にあった「被害女性は自分から来た」という主張。
この主張は『自分から男性の所に来た＝性行為に同意した』と言っているようであり、明らかに常識からかけ離れていると非難の声が相次いでいます。

今回の加害者側の反論でまたまた矛盾点が彷彿し、炎上が再燃している慶応大学集団レイプ事件。
被害女性・加害男性・大学側の主張はそれぞれお互いの主張と矛盾する部分があり、誰かしらが必ず嘘をついている事が分かっています。

ウソをついて一番得をしているのは誰なのでしょうか？
神奈川県警には一刻も早く裁判を起こしてもらい、事件の真実を追求してもらいたいものです。