鬼畜行為が蔓延し、あまりに手慣れた性的暴行であった事から余罪の存在が疑われていた“慶応義塾広告学研究会”の男性サークルメンバー達。

サークル全体やミスコンのファイナリスト達にまで疑惑がかかっているさなか、元慶応ミスコン応募者である町田彩香さんが“慶応義塾広告学研究会”から受けた性的被害を告発し大きな波紋を呼んでいます。

町田彩香さんは現在慶応義塾大学の法学部政治学科に所属する女性アイドルです。
中高生の頃から政治に対して強い興味があり、「政治をもっと気軽に語れるジャンルにしたい」と“政治アイドル”としてアイドル活動を行っています。

出身高校である千葉県私立市川高校では高校1年生の時から生徒会長を務めるという市川高校初の偉業を成し遂げており、高校時代から先輩達から抜きん出られる強いカリスマ性を持っていた事が分かりますね。

ファイナリストにはなれなかったようなので詳しい情報は掲載されていませんでしたが、町田彩香さんは2014年～2016年の間にミス慶応コンテストに応募しており、運営サークルである“慶応義塾広告学研究会”の男性メンバーから性的被害を受けていました。

被害女性による週刊誌への告発に勇気づけられ今回の暴露に至ったようです。

町田彩香さんが受けた性的被害は男性サークルメンバー複数による面接でのセクハラ質問。

ファイナリスト選出前にサークルではミスコンに応募した女性達に対し面接を行っていたようですが、面接を行う密室の室内でサークルメンバー達は町田彩香さんに対し
『女性が男性にセックスしてもらうためには何が必要だと思いますか？』
というセクハラ質問を行ったそう。

この問いに対しメンバー達は「顔が良い事」「容姿」という答えを期待していたらしく、町田彩香さんに対しそう答えるよう無言の圧力をかけていたんだとか。

セクハラを受けた際なぜすぐに反抗しなかったのか、なぜ質問を受け入れてしまったのかという疑問に対し、町田彩香さんは「当事者だと自分が自意識過剰なだけのような気にさせられる」と答え、セクハラ当時の心境を克明に語りました。

親告罪であるわいせつ犯罪は顔見知り相手だと特に通報率が低く、セクハラに対し泣き寝入りしているミスコン応募者や出場者が相当数になっている可能性も示唆しています。

驚く事に、サークルメンバー達は面接の際「合格したら撮影のため横浜に宿泊してもらう」と言っており、ファイナリストにはさらに大きい危機が待っていた事も告白しています。

撮影だけならば学内や東京内でも可能であり、わざわざ横浜で宿泊をする必要はないはずなのですが…。

慶応義塾広告学研究会が使える宿泊施設といえば、サークルメンバーが大学1年生の女性を集団で性的暴行し非道の限りを尽くした横浜の合宿所ですね。

この合宿所は広告学研究会が海の家を開く時に使っていた場所であり、ミスコンとは全く関係ありません。
わざわざこんな所にファイナリストを呼び出す必要はあったのでしょうか？

更に、サークルには枕営業推奨の疑惑もかかっています。
被害に遭った女性の本名こそ明かされていませんが、ネット上では「ファイナリスト選出を匂わされてサークルメンバーと乱交させられた」という告発が起こっており、ネット上で大きな騒ぎとなりました。

ネット上に寄せられた告発によると、過去サークルメンバーに2人の女性が呼び出され、ファイナリスト選出を匂わせ男性1人と女性2人による乱交が行われたんだとか。

結局2人の女性の内1人だけがファイナリストに選出され、もう1人の女性はファイナリストにはなれませんでした。

町田彩香さんは過去の被害の告発と共に性的被害に遭った際の正しい対処方法も発信しています。
強姦をうたった被害妄想や示談金目当ての恐喝だと思われないためにも正しい対処を行いたいものですね。

まず、強姦や強制わいせつに遭った際は絶対に病院へ行って診断書を貰わなければならないそう。
これがあるのとないのでは警察の対応が全く違い、被害届の提出がスムーズにいかなくなる事もあるんだとか。

また、交番ではわいせつ事件に対して適切に対処できる専門機関がありません。
交番に被害を訴えても簡単な聴取しか行ってもらえないそうなので、必ず警察署へ行きましょう。

警察署では細かい状況の説明を求められるなど精神的負担の高い聴取が行われますが、ここで引いてしまえば加害男性の“ヤリ得”となってしまいます。

性的被害を受けた経験を持つ女性が近くにいる町田彩香ファンが更に注意するべきことを教えてくれました。
同じ警察署でも駆け込む時間帯は非常に大事であり、日曜日や夜では専門の人がいないためまともに対応してもらえないんだそう。

名前や顔の出ているアイドルからの告発により新たな余罪が明らかとなった慶応義塾広告学研究会の男性サークルメンバー達。
十数年に渡って行われている慶応ミスコン内で被害がこれだけとはとても考えられず、まだまだ余罪がたっぷりあると考えられます。

慶応大学側は事実を認めていないようですが、被害届が出ている以上事態をしっかりと受け止めてもらい、徹底した処分を下して欲しいものですね。