大阪のファミリーマートで62歳バイト過労死!「血の涙を流しても働かされる」ブラック実態。鬼畜オーナーの本名は!?
大阪のファミリーマートでアルバイトの男性が8ヶ月で4日のみ休みで働かせ過労死していたことがわかりました。
話題の絶えない日本のブラック企業
ブラック企業と言えば、電通の高橋まつりさんが20時間労働や日常的な時間外労働に耐えきれず自殺してしまった事件や、ユニクロの店長が月300時間労働以上強いられていることを文春のジャーナリストの潜入取材で暴露された事などが耳に新しく、一年を通して話題が尽きる事がありません。
海外では、最も有名な日本語が「過労死」だという国さえあるそうです。然し、過酷な労働条件の元働かされているのは、どうやら社員だけではなく、ブラック企業の魔の手はアルバイトにまで伸びて来ているようです。
温野菜では、大学生のアルバイトが「死ね」「殺す」などと店長から言葉の暴力を受け、身体的暴力も日常的に受けていたこと表沙汰になって話題となってしまいました。
然し、今回ファミリーマートでは本当にアルバイトが企業に殺されてしまったというニュースが報じられてしまいました。
大阪のファミリーマートでアルバイト男性が過労死
ファミリーマートで働いていた62歳の男性が過労死し、ファミリーマートと店舗オーナーに遺族が訴訟していたというニュースが報じられました。過労死した男性は血の涙を流しながらも、酷使され死ぬまで働かされてしまったようです。
血の涙を流しても…過酷な労働条件
亡くなってしまった男性は同じオーナーが経営する2店舗で1日に15時間労働を強いられていたそうです。
男性は夜9時から早朝までワンオペで仕事をした後に、自転車で15分かけ同オーナーの経営する別店舗へ移動し、休憩をすることもなく昼まで働いていました。
1日15時間労働だけならまだしも、亡くなった男性は休憩も休日も与えられる事が無く、身体も瘦せ細り、血の涙を流しながら働いていたそうです。
月に450時間労働…月給は僅か25万円
1日15時間労働を毎日強いられたこの男性に、オーナーから与えられた給与は僅か25万円だったそうです。
この男性が働いていたファミリーマートがあるのは大阪府ですので、最低賃金は883円ですので、単純計算でも883円×15時間×30日で397,350円は貰えなければいけない計算です。
この計算は、残業手当も深夜手当も入れずに計算した本当に単純なものなので、実際はこれ以上に貰えなければいけないはずです。
月に450時間働かされて25万円では本当に割りにあいませんね。そしてどうやらこの給料には一緒に働いていた家族の給料も含まれていたようです。
家族をも食い物に…3人で支えた父の仕事
みるみる弱っていく男性の姿に見かねた家族は、父の仕事を手伝うことにします。然し、オーナーはこの家族をも良いように利用してしまいました。
男性の長男を店長として雇ったオーナーは男性への給料の支払いを止めてしまいました。代わりに本部から送られてくる月に85万円の人件費でやりくりするように命じました。
然し、当然85万円というのは店舗で働くアルバイト全員分の給料ですので、他のアルバイトの給料分を差し引かれた金額が長男の給料となります。その額25万円を親子2人で折半していたそうです。
その後給料が改善されることなく男性の妻と娘も仕事を手伝うようになりました。過酷な労働条件で働かされた親子4人は、あまりの忙しさに正常な判断も出来なくなってしまいました。
そして、ついに父が限界を迎える倒れてしまうまで、家族もろとも搾取され続けてしまうのでした。
現代日本で起こったとは思えないくらいに残酷な話ですが、日常的にこのような事が起こっているのが今の日本なのです。私は少し異常に感じます。
鬼畜オーナーと無能社員
家族はオーナーに何度となく労働条件の改善と、給料の支払いを要求したそうですが、オーナーは「自分は病身なのにこんなに働いている。もっと頑張れ」と素っ気なく返したのみだったそうです。然し、病身のオーナーは今も生きており、亡くなってしまったのは健康だった男性の方でした。
家族はオーナーだけでなく本部にも訴えたそうですが、本部からくる社員は何ら改善策を提示することもなく、相手にしなかったそうです。この社員の無責任な対応が結果的に1人の命を奪ってしまうことになりました。
なんの為のスーパーバイザーなのか、お金や商品の管理ばかりに目が行ききっと人の命までに目は届かなかったのでしょう。
もちろん悪いのはオーナーですが、このような環境を作り出してしまったファミリーマート側にも問題はあると思います。今後このような事が無いように、社員の教育や労働環境の管理をしっかりとしてほしいものですね。
ファミリーマートのバイト過労死にネットの声
ネット上ではオーナーやファミリーマートだけではなく日本社会の在り方を疑問視する声が上がっています。
0005 名無しさん@1周年 2016/12/30 04:17:12
便利になると誰かが犠牲になる法則
0015 名無しさん@1周年 2016/12/30 04:21:30
途中て投げ出すな!みたいな教育されてたりするしな
文句を言わずに働くみたいのが美?とされてきたし
0017 名無しさん@1周年 2016/12/30 04:22:07
辞めて他で普通に働けば良かったのにね。
でも追い詰められると正常な判断力をなくすんだよね。過労死じゃなくてオーナーを別の罪に問えないか?脅して強要とか浮いた経費の横領とか多分いろいろ問題あるぞきっと。
0020 名無しさん@1周年 2016/12/30 04:22:57
ファミチキはオーナーの血と肉でできている
0023 名無しさん@1周年 2016/12/30 04:24:18
早くも来年のブラック企業大賞ノミネート確実か
コンビニFCは殿堂入りしちゃっていいぐらいでしょうか
24時間営業の裏側では…
現在、日本ではコンビニ以外にも多くの24時間営業の店があります。それは、とても便利な一方で働く人たちに過酷な労働を強いる場合があります。
特にコンビニエンスストアは給料が低く、それに比べるとアルバイトの業務内容は多いような気がします。今回はアルバイトでしたが、オーナーが本社側から過酷な労働を強いられ死に追いやられてしまうというケースも過去にはありました。
24時間営業が当たり前となってしまった日本では、24時間営業の店がある事がどれだけありがたいことなのかというのを忘れがちですが、私たちの便利な生活の裏側には沢山の犠牲があるのです。その事を今回の事件を通して改めて考えてみるのはいかがでしょうか?
亡くなった男性の長女は「コンビニはサービスがあふれていて仕事量が多すぎるのに、24時間年中無休で営業を続けること自体、無理がある。業界から二度と過労死を出さないよう、対策を立ててほしい」と、言ったそうです。
24時間営業はもしかしたら本当はもう限界なのかもしれませんね。
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