11月2日の17時30分ごろ、JR天王寺駅の駅員から「バットを振り回している男がいて、負傷者がいる」と救急や警察に通報があり、金属バットで女児とその母親の頭を殴りつけた通り魔の男が傷害罪で現行犯逮捕される事件がありました。

大阪府警は男を逮捕後、犯行の動機などを追及しています。

事件があったのは大阪府大阪市天王寺区にあるJR天王寺駅の中央改札近く。
エスカレーターの側で突然男が金属バットを振り回し始め、驚いた利用客が上りのエスカレーターを逆走するなど大きなパニックがありました。

事件当時現場は怒声と悲鳴に包まれており、大変な騒ぎとなっていたようです。

バット通り魔の被害に遭ってしまったのは6歳の女児とその母親である20代女性。
二人は通り魔の男に金属バットで頭を殴られてしまい、病院へ緊急搬送されました。

画像はTwitter民が投稿したもの。
現場に落ちていた金属バットのように見えますが、バットが完全に変形してしまっています。

男は近くを通っていたサラリーマン3人がかりで取り押さえられ、その後大阪府警天王寺署員に引き渡されています。
引き渡された男は傷害罪の現行犯容疑で逮捕され、パトカーで連行される事となりました。

残念ながらニュースなどでもまだ名前などが明らかにされておらず、イマイチ正体がつかめていない今回の通り魔犯人。

しかし、Twitterなどでの目撃情報などによると犯人の男は41歳の中年男性であり、事件当時は真っ赤なシャツを着ていた事が判明しています。

画像を見る限り大きく変形しており、原形を保っていないように見える金属バットの画像。
しかし、この画像に写っているのは金属バットそのものではなく金属バットを入れる袋であるという意見もあり、前もって犯行の準備をしていたのではないかという噂も流れています。

調べによると、犯人の中年男性と被害女児たちに面識はなかったとのことでした。
大阪府警は現在、逮捕した男に今回の事件の動機や経緯を追及しています。
一体どうして金属バットで女の子や女性を殴りつけたのでしょうか？

通り魔事件で将棋倒しまで起こり、被害女児や被害女性の他にもたくさんのけが人が出ている大阪市天王寺駅。
怪我をしてしまった人たちが一刻も早く元気になるといいですね。
犯人の動機や正体も含め、事件の詳細に注目が集まります。