サブローは1976年6月1日生まれ。PL学園出身で1994年のドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから1位指名されて入団します。

サブローが一軍に定着したのは1999年。入団から5年目のことでした。その年は100試合以上に出場します。

千葉ロッテは2005年と2010年に日本一になっています。サブローは2005年にはシリーズの優秀選手、2010年には受賞はなかったものの2005年以上の成績を日本シリーズで収めています。

サブローは2011年のシーズン途中のトレードによって巨人に移籍します。移籍後初打席で代打ホームランを打っています。しかし、その年に獲得したFA権を行使して2012年シーズンにはロッテに復帰しています。

サブローは選手会長を務めた時期もあり人格者でもあります。そして、ファンから愛されていた選手です。

サブローがルーキーイヤーを迎える前年、1994年に当時オリックスに所属していたイチローが200本安打を達成しています。その活躍にあやかって「サブロー」という登録名になったとのことです。

サブローはウグイス嬢を務めている谷保恵美に「特別なもの」にして欲しいとリクエストして、語尾を伸ばす「サブロー」コールが誕生します。

最終打席は7秒を超えるサブローコールを行った谷保恵美。肩の荷が降りたとコメントしていますね。

サブローは最後のスピーチで「千葉ロッテを日本一の球団にする」とこれからの熱い想いを語りました。
「指導者・サブロー」の誕生は時間の問題でしょうか。

サブローは最終打席でツーベースを放ち現役生活を終えました。名物のサブローコールが聞けなくなるのも寂しいです。しかし、近い将来、また千葉ロッテのユニフォームを着たサブローが見られることを期待しましょう。22年間、本当にお疲れさまでした。