ヒルドイドは赤ちゃんに使っても大丈夫?副作用やジェネリック薬はある?
肌の乾燥など肌トラブル時に皮膚科で処方されるヒルドイド。赤ちゃんに使っても大丈夫?副作用や正しい使い方を紹介します。
ヒルドイドソフト軟膏は赤ちゃんの皮膚トラブルにも処方される
正しく使えば赤ちゃんに使っても大丈夫
ヒルドイド軟膏は、赤ちゃんの肌が乾燥してカサカサした時などに小児科や皮膚科で診察を受けると、処方される事の多い塗薬です。
したがって、お医者さんの指示通りに正しく使えば、副作用のリスクも小さく、赤ちゃんが使っても大丈夫です。
赤ちゃんは、とにかく保湿! 気を抜くとすぐに肌が乾燥してカサカサしてしまったり、乾燥がもとで赤く湿疹ができてしまいます。
悪化してしまう前に、正しく使って赤ちゃんの肌を保湿しましょう。
ステロイドは含まれているの?
アトピー性皮膚炎などに皮膚科で処方される塗り薬にステロイドがありますが、ステロイドは炎症を鎮めるのに効果が高い反面、肌が薄くなるなどの副作用もあり、赤ちゃんに使うのはちょっと怖いですね。
ヒルドイド軟膏は、保湿効果の高い『保湿剤』で抗炎症剤ではありません。
ステロイドは含まれていないので、小児科のお医者さんに処方されたら、用法を守れば、安心して使えます。
ヒルドイドの正しい塗り方
塗るタイミングは?
ヒルドイドは1日に1回~数回、寝る前やお風呂上りに塗るのが効果的です。
塗る量はどのくらいが適切?
患部にちょこんと乗る程度の量を塗布しましょう。
正しい塗り方は?
強くすり込み過ぎないように、優しく指の腹で患部に塗りましょう。
強くすり込んでしまうと、肌を刺激してしまい痒くなってしまう場合もありますので、注意しましょう。あくまで優しくです。
ヒルドイドに副作用はあるの?
ヒルドイドは医療用医薬品のため、マツキヨなどの一般のドラッグストアでは市販されていません。
医療用医薬品は効き目が強く、効果が高い反面、副作用がないか心配という声もあります。
ヒルドイドは副作用の少ないポピュラーな塗薬ですが、副作用の報告も出ているようですので、紹介します。
クリームの使用者0.93%に副作用が報告されている
メーカーであるマルホは、ヒルドイドクリーム0.3%使用者0.93%の使用者の0.93%に副作用が認められたと報告しています。
副作用の内容は、痒みや湿疹など比較的軽度な症状がほとんどのようです。
軟膏、ローションは今の所は副作用は報告されていない
ヒルドイド軟膏やローションでは、今の所副作用の報告はないようです。
おそらく、副作用の原因は、保湿効果の主成分であるヘパリン類似物質ではなく、クリーム独自の成分なのでしょう。
クリームも副作用リスクの少ない塗り薬ですが、心配な人は軟膏やローションを使用するのも良いと思います。
こんな時は使っちゃダメ!
肌が炎症を起こしている時
ヒルドイドの効果は、血管の拡張です。
肌が炎症を起こしている時に血管拡張効果のある薬を塗ると、炎症が悪化したり、痒みが出てしまいます。
炎症を起こしている時には、血管を収縮する効果のあるステロイドを使うほうが治りが早くなります。
※ステロイドは副作用も強い薬なので、必ず皮膚科や小児科の先生の処方と用法を守るようにしましょう。
アトピーで炎症を起こしている時も注意
ヒルドイド軟膏をアトピー性皮膚炎の治療に使う人も多いようですが、炎症を起こして肌から粉が吹いているような状態の時に塗布すると、血管が広がり、血行が良くなることで、皮膚の温度が上がり、痒みが出てしまう場合もあります。
アトピー性皮膚炎の人や赤ちゃんがヒルドイドを使う時には、皮膚科や小児科の診断を受けてから正しく使いましょう。
ヒルドイドにジェネリック薬はあるの?
ビーソフテンというジェネリック薬がある
ヒルドイドのジェネリック製品にビーソフテンという保湿剤があります。
ジェネリック薬ですので費用が安く、効果や効能は同様です。
効果は同じだが、基材が違うため使い勝手が違う
ヒルドイドやビーソフテンの主成分は、いずれもヘパリン類似物質で、濃度も0.3%で共通です。
しかし、残りの99.7%の基材にあたる成分は異なるため、使用感が異なります。
副作用も、基材部分に副作用成分があると異なるため注意が必要です。
ビーソフテンが合わない人もいれば、ヒルドイドが合わない場合もあるため、体質に合うほうを処方してもらいましょう。
正しく使ってスベスベの肌になりましょう!
生まれたての赤ちゃんから、お年寄りまで使える、とても便利な保湿剤ヒルドイドは、乾燥肌や乾燥性の湿疹などに効果を発揮する便利な塗り薬です。
正しく使えば、副作用のリスクも少なく、肌をきれいに治してくれます。
お医者さんの指示に従って正しく使いましょう!
出典:Pixls [ピクルス]
出典:Pixls [ピクルス]
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ヒルドイドは、乾燥肌など赤ちゃんの肌トラブル時に小児科や皮膚科でも処方される薬です。
主に赤ちゃんの肌の保湿を目的として処方されます。