政治家・安倍晋三の出身校や学歴をまとめた!

偏差値や卒アル画像、在学中のエピソードも徹底調査!

2019年11月20日、首相通算在職日数が2887日となり、最長だった桂太郎(2886日)を抜き歴代最長となった安倍晋三さん。2020年8月24日、今度は連続在職日数が2799日を記録、それまで最長だった大叔父の佐藤栄作(2798日)を抜き去り、歴代最長内閣総理大臣として歴史に名を残しました。

しかしたった数日後には、驚愕の『辞意の表明』を発表。国民の多くが惜しむ中、内閣総理大臣の職を辞することが決定されたのです。

そんな安倍晋三さんが一体どんな学校に通い、どんな学生生活を送っていたのか?出身校や学歴、同級生は一体誰だったのかなどをまとめてみました!

安倍晋三の出身小学校は、成蹊小学校

入学:1961年4月/卒業:1967年3月

●学校名成蹊小学校
●所在地〒180-0001
●東京都武蔵野市吉祥寺北町3丁目3−1
●最寄り駅吉祥寺駅(JR中央東線)
●公式HPhttps://elementary.seikei.ac.jp/

安倍晋三さんがどんな小学校を選んでいたのか、とても気になるところでしたが…結果、安倍晋三さんは成蹊小学校に通っていたことが分かりました。

安倍晋三が成蹊小学校であるエビデンス

安倍晋三さんが成蹊小学校出身だったことについては、↓の成蹊学園の総合サイト『SEIKEIJIN(成蹊人)』でコメントが残されていました。

『SEIKEIJIN(成蹊人)』に書かれた安倍晋三さんのプロフィールには、小学校から成蹊学園で学び、そのまま中等部、高等部、大学へと進んだことが記されています。

成蹊小学校に入ったのは、兄も小学校から成蹊小学校だったこと。祖父の岸信介さんが『成蹊学園がいいぞ』と勧めたことがきっかけでした。

長州出身だった岸信介さんは吉田松陰を大変尊敬していたそうで、松下村塾の教育を理想としていました。その影響で同じ私塾的精神を持つ成蹊学園が大のお気に入りだったそうです。

そんな祖父の影響で安倍晋三さんは成蹊小学校に入学していたのです。

知識を詰め込むのではなく、個性的で創造力豊かな人材を育成する。そんな人間教育の指針の元で安倍晋三さんは育っていきました。

安倍晋三さんのお母様は吉祥寺に住んでいたこともあった為、成蹊学園がある吉祥寺の地は自然とゆかりのある場所へとなっていったようですね。

安倍晋三さんのご親戚の一人には成蹊学園で教師をしていた方もいらっしゃるとのこと。安倍晋三さんと成蹊学園との間には、ご縁に近い何か引き寄せられるパワーがあったに違いありません。

安倍晋三の成蹊小学校でのエピソード①リーダーシップはなし!スポーツが好きな少年だった

小学校の頃の安倍晋三さんは、特にリーダーシップがあった訳ではありませんでした。スポーツが好きな少年で、5年生の時にはバスケットボールを、6年生の時には剣道部に所属していました。

小学校の最後の担任だった野村純三先生からはいつも『君たち一人一人がスターだ。それぞれが輝くものを持っている。』といわれていたんだそうです。

甘やかさないけれど厳しく温かく、自分たちのことを見てくれている担任の先生と出会えたことは、後に人生の宝物となったそうです。

安倍晋三の成蹊小学校でのエピソード②いたずらした時の先生との思い出

成蹊小学校の生徒だったとある日、安倍晋三さんは資材置き場に置いてあったエンジンの外れた車で遊んでいました。そのことが見つかり担任の野村先生が成蹊大学の先生に呼び出されてしまったことがありました。

安倍晋三さんはどんな処分になるのかドキドキしていると…。野村先生は安倍晋三さんを叱り、そして褒めてくれたんだそうです。

『人は失敗や過ちを起こす。大事なのはその後だ。お前たちは正直だった。』安倍晋三さんは素晴らしい担任の先生と出会えたおかげで、人生の糧となる言葉や指導をたくさん教えてもらいました。

安倍晋三の成蹊小学校でのエピソード③担任の野村先生から送られた言葉

小学校の担任だった野村先生は他にも『人は必ずしも立派な側面だけではない。立派な人間になろうとすることが大切なんだ。』という言葉を安倍晋三さんに残しています。

小学生といえばまだ幼い年齢なので、その場でこの言葉を理解すること自体難しいように感じますが、安倍晋三さんは心に留めたばかりでなく、意味を理解し、そしてそれを実行してきました。

育ちのいいサラブレッドってこういうところの勘の良さが抜群ですよね。

安倍晋三の成蹊小学校でのエピソード④安倍晋三の母から見た我が子は『泣かない子』だった

安倍晋三さんのお母様・洋子さんのお話によると、安倍家はまるで独立国家の共同体のように、皆が勝手に育ってしまった家族だったんだそうです。一見何不自由なく育った良家の坊ちゃんのような安倍晋三さんですが、幼い頃から両親は多忙で、傍にいて欲しくても中々そうはならなかったようですね。

そんな状況を幼な心ながら理解していたのか、安倍晋三さんは泣かない子供だったそうです。

しかし本心はただ隠していただけ、甘えられない母に代わって養育係だった久保ウメさんという女性に相当なついていました。

中学生になるまでウメさんの布団に潜り込んで寝ていたんだそうです(笑)なんだかとっても可愛いエピソードですね。

安倍晋三の成蹊小学校でのエピソード⑤安倍晋三の家庭教師は平沢勝栄だった

安倍晋三さんが小学4年生~5年生の時、元警察・防衛官僚だった政治家、平沢勝栄さんが家庭教師をしていました。平沢勝栄さんは東京大学法学部の超エリートです。

誰もが羨む程のスーパー教育が施されていたのでしょうね。将来内閣総理大臣になる男の基礎は平沢勝栄さんが教えたのかもしれません。



平沢勝栄

平沢勝栄さんは北朝鮮による拉致問題について大変関心を持ち、草創期から関わっていました。2004年に山崎拓さんが極秘で北朝鮮に行った時も、平沢勝栄さんはついて行きました。

結局、成果は出せず『無茶なことをするな』と批判を浴びてしまった平沢勝栄さんですが、安倍晋三さんは行動力の大切さを学んだのかもしれません。

安倍晋三の出身中学は成蹊中学校

入学:1967年4月/卒業:1970年3月

●学校名成蹊中学校
●偏差値59
●入試難度難関
●所在地〒180-0001
●東京都武蔵野市吉祥寺北町3丁目10−13
●最寄り駅吉祥寺駅(JR中央東線)
●公式HPhttps://www.seikei.ac.jp/jsh/

成蹊学園は小学校から大学までのいわばエスカレーター式の学校です。こういう学校を『付属式』と呼びます。成蹊小学校に入るとそのまま受験などを経験しなくても大学まで通うことができる。テストの為だけの勉強ではなく、自分の学びたいことに集中できる仕組みなのです。

安倍晋三さんは成蹊小学校を卒業した後、そのままほとんどの同級生と一緒に成蹊中学校に進学しました。中学からは地理研究部に所属。色んな場所に出掛けては、その地の産業構造を調査していたんだそうです。

安倍晋三の成蹊中学時代のエピソード①父・晋太郎も白旗!安倍晋三は神経の図太い子供だった

左は父の安倍晋太郎さん、右は小学生の時の安倍晋三さん

↑の画像の通り、安倍晋三さんと父・安倍晋太郎さんは瓜二つといっていい程そっくりです。安倍晋太郎さんも安倍晋三さんと同じ政治家でした。

安倍晋太郎さんは内閣総理大臣にはなりませんでしたが、 衆議院議員、農林大臣、官房長官、通産大臣、外務大臣、自民党国対委員長、自民党政調会長、自民党総務会長、自民党幹事長…を歴任する程の実力の持ち主でした。

そのせいで安倍晋三さんは幼い頃からほとんど顔を合わせることができない程多忙だったそうです。

滅多に会えない父・晋太郎さんが家にいた時、父は私物がなくなっていたことに気が付きました。すぐ様、兄弟を呼び出し厳しく叱りました。お兄様は突然の出来事に驚き、半泣きしてしまった…。

しかし安倍晋三さんはどうだったのかというと、プーっと頬を膨らませて横を向いたまま口を開きませんでした。そんな状態がなんと!!数時間も続いたんだそうです。

最初にしびれを切らしたのは父・晋太郎さんの方でした。『晋三、お前はしぶといな(笑)!』を白旗を上げました。

国会の中でも頬をプ~っとやっていたようです(笑)

安倍晋三の出身高校は、成蹊高等学校・普通科

入学:1970年4月/卒業:1973年3月

●学校名成蹊高等学校
●学科・コース普通科
●偏差値69
●入試難度難関
●所在地〒180-0001
●東京都武蔵野市吉祥寺北町3丁目10−13
●最寄り駅吉祥寺駅(JR中央東線)
●公式HPhttps://www.seikei.ac.jp/jsh/

安倍晋三さんは順調に成蹊学園の教えを学び、成蹊中学校から成蹊高校へと進学しました。

安倍晋三が成蹊高等学校であることのエビデンス

↑の同窓会のお知らせに関する通知には、安倍晋三氏の講演会ならびに同窓生懇親会と書かれています。ということは、安倍晋三さんが成蹊高等学校を卒業した生徒だということが分かります。

安倍晋三の成蹊高等学校時代の卒業アルバム写真

↑の画像が安倍晋三さんの高校の時の卒業アルバム写真です。ほっそりしていてかなりのイケメン!ですね。まるで俳優みたいだったことに驚きました。

小学生の頃からかっこいい方だとは思っていましたが、高校生になる頃には嵐の大野智さんに少し似ているイケメンになるとは!?これは相当モテたのではないでしょうか!?

安倍晋三の成蹊高校時代のエピソード、政治家になることを決意!父から『東大に行け』と喝も!

いつの時代も友人が多く、伸び伸びと育った安倍晋三さんは、高校時代に政治家になることを決心したといわれています。父の晋太郎さんは大変喜び賛成してくれたようですが、安倍晋三さんがやや大人しく真面目過ぎる性格だったことから、もっと勉強しないといい政治家になれない!と安倍晋三さんの尻を叩いたそうです。

成蹊高校はエスカレータ式なので、受験勉強をしなくてもそのまま成蹊大学に入れます。しかしそれでは生温過ぎると考えた晋太郎さんは安倍晋三さんに『東大に入れ』と目標を設定しました。

成蹊高等学校の偏差値は69です。高校からは外部からの新入生が入って来ますが、彼らは大変頭が良く、多くの人が成蹊大学には進学せずに東大、早稲田、慶応に入ります。

小学校から成蹊だった安倍晋三さんとは違う、荒波を制したメンバーが同級生になったおかげで安倍晋三さんも刺激を受け、人生初めての受験勉強に挑戦したようです。

安倍晋三の出身大学は、成蹊大学・法学部・政治学科

入学:1973年4月/卒業:1977年3月

●学校名成蹊大学
●学部・学科法学部・政治学科
●偏差値67
●入試難度難関
●所在地〒180-8633
●東京都武蔵野市吉祥寺北町3丁目3−1
●最寄り駅吉祥寺駅(JR中央東線)
●公式HPhttps://www.seikei.ac.jp/university/

安倍晋三さんは密かに東大を目指していたという噂もありますが、結局、成蹊高等学校を卒業すると、そのまま成蹊大学の法学部政治学科に入学しました。

一部では、安倍晋三さんはあまり勉強が得意ではなかったという話もあるようですが真相は不明です。

勉強は得意ではなかったかもしれませんが、他に得意分野はあった…。政治家としての資質は抜群だった!大学生の頃から発揮していたようなので、エピソードをいくつかご紹介します。

安倍晋三の成蹊大学の時のエピソード①必修科目に出席していないのに卒業した!?

成蹊大学の加藤名誉教授いわく、安倍晋三さんは成蹊大学時代、必修科目だった政治学の授業に一度も出席しなかったんだそうです。教授は安倍晋三さんを不合格にした。そのまま落第にしていたはずでしたが…。

気が付いたら安倍晋三さんは卒業していたんだそうです。加藤名誉教授はこのことに大変ご立腹で『一体どんな秘策を使ったんだ!?こういう輩が日本の総理大臣になるとは私たちは肝に銘じるべきだろう』とコメントしていたことがあります。

確かに、必修の授業には出ないとダメですが、安倍晋三さん、この頃から政治家たる素質を開花していたのかもしれません(笑)

犯罪を起こしたのにバックレているとしたら問題ですが、日本の総理大臣になるような人ならこの程度は多くの人が経験しているのではないでしょうか…。

安倍晋三の成蹊大学時代のエピソード②総理になった時一度も受験していないことが学歴コンプレックスだった!?

エスカレータ式の学校は、一度外部の学校を受験すると申し出てしまうと、二度と元のレールには戻れなくなってしまいます。つまり安倍晋三さんが成蹊高校から成蹊大学に進学するのではなく、東大を受験したいと申し出ていたとしたら、その時点で成蹊大学には上がれなくなってしまうのです。

安倍晋三さんが成蹊大学に進学したということは、始めから東大を受験しなかったということになります。東大を目指して勉強していたとしても、結局受験には踏み切らなかったようですね。

受験しても受からない、だったらこのまま成蹊大学でいいんじゃないか!?と思った可能性がありそうです。

どこの大学も受からないよりは賢明な判断だったかもしれません。ある意味、裏口入学などの安易な方法を選択しなかったのは誠実だったともいえるのではないでしょうか…。

しかしこの結果が、安倍晋三さんが日本の内閣総理大臣になった時、慶応や早稲田、東大を卒業した人に比べて成蹊大学出身という経歴がややマイナスの要素になりました。

一度も受験したことがないということも異例となり、周囲からは『学歴コンプレックス』という声が上がるようになったのです。

安倍首相、通算在任日数で史上最長 桂太郎に並ぶ

ちなみにお兄さんと安倍晋三さんは成蹊大学、弟さんは慶応大学に進学しています。

安倍晋三さんは父の希望通りの東大に行くことはできませんでしたが、大学在学中は合コンや麻雀などにも良く顔を出し、キャンパスライフを満喫していました。

こういう庶民的な経験も、意外と総理大臣になった時に活かされているのかもしれませんね。

一時は学歴コンプレックスなんて噂を立てられ嫌がらせを受けた安倍晋三さんですが、成蹊大学だって立派な大学ですし、結局、歴代総理の中で最も長い間、総理大臣を務めることになりました。

今となっては偉大過ぎる安倍晋三さんの笑い話くらいになったのかもしれません。

安倍晋三は、大学卒業後に南カリフォルニア大学へ留学

1978年の春季&夏季&秋季に在籍

安倍晋三さんは大学を卒業した後、1977年4月頃から2年間カリフォルニア大学に留学していたと略歴に記載してことがありました。

しかし実際に在籍していたのは1978年の春季&夏季&秋季だけだったのです。それを2年間と記載していた安倍晋三さん(笑)政治家には良くあることだと思いますが、一時は『学歴詐欺』だと突っ込まれてしまいました。

結局、本人もそのことをあっさり認めプロフィールからはカリフォルニア大学のことは削除されました。

完璧過ぎないところがチャーミングと思えてしまうのは、野村先生の教え通り『人は失敗や過ちを起こす。大事なのはその後だ。お前たちは正直だった。』この教えを実行しているからかもしれません。

内閣総理大臣 安倍晋三 【アメリカ留学インタビュー 】 - YouTube

出典:YouTube

一人でも多くの若者にアメリカ留学を勧めた安倍晋三さん

アメリカ留学で学歴詐欺問題を起こしても、笑顔でアメリカ留学を勧める。トップに立ちたい人はこれくらい図太くならなければならないのです。

まとめ

小学生の頃から政治家だった父・晋太郎さんを目の前にしても何時間も口を割らなかった安倍晋三さん。かと思えば、合コンや麻雀に参加するフットワークの軽さもありました。

学校では必修科目だったのに出席しなかったり、留学の期間を長く書き過ぎてしまったことも…。

今振り返ってみれば、どれも内閣総理大臣に必要な素養だったのかもしれません。世界各国の要人らと肩を並べて戦いながら日本を守る為には、これくらい図太くなければ務まらないのかもしれませんね…。

もし今完璧を求めすぎて落ち込んでいるのならば…野村先生の『人は失敗や過ちを起こす。大事なのはその後だ。お前たちは正直だった。』という言葉を思い出してほしいと思います。

人として誠実であることは何よりも大切なはずです。

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