一流お笑い芸人として第一線で活躍していたTKOの木下さん。確固たる地位を確保し、これからも活躍が続いていくと思われましたが…。2019年後輩芸人に対し暴行事件を起こし事務所を退社するはめになってしまいました。

芸能界を去ることになった出来事とは一体何だったのか？かねてから噂されていたカラテカ・入江さんとの関係や危険な素行とは一体どんなものだったのでしょうか？

TKO木下さんの本名は木下隆行。1972年1月16日生まれ、大阪府四條畷市出身、A型のボケ担当です。

身長は183センチ、体重は105キロありますが、デビュー当時は70キロ程度しかないかなりスリムな体型だったそうです。靴のサイズは29センチ！実際に会うとかなり迫力のある体型のようですね。

実家は関西や関東を中心に15店舗を展開している「元祖鉄板鍋きのした」を経営。お姉さんは株式会社ハジメフーズの社長をしていらっしゃいます。

木下さんは中学生の同級生だった木本さんと1990年10月松竹芸能に入りました。半年過ぎたあたりから売れ始め、関西を中心にライブやテレビラジオで活躍するようになっていきます。

当時は事務所の先輩であった森脇健児さんの番組によく出演していたんだそうです。

最初のコンビ名はTKOではなく「たむろ」という名前でした。しかしなんだか響きがピンとこなかったのか？後に二人のイニシャルTとK、そしてボクシングのテクニカルノックアウトを由来とし「TKO」に改名しました。

高校時代から吉本興業に入りたいと思っていた木下さんでしたが、なぜか最終的に選んだのは松竹だった。その理由は、吉本興業は層が厚すぎてチャンスが来なさそうだから松竹を選んだそうです。

そういう理由から、木下さんは番組の中で「尊敬する芸人は誰か？」と聞かれるとよく「吉本の芸人全員」と答えています。

関西では割と簡単に活躍できたTKOでしたが東京では中々ブレイクできませんでした。何度か進出するも失敗が続きました。それでも諦めずに何度も挑戦していくうちに、2006年5度目の東京進出で見事全国区の知名度へと躍進したのです。

2008年5月17日に放送された「ザイロモネア」では全ジャンルのステージをクリアし100万円を獲得したことも。2009年9月に行われた「Sワンバトル」では初出場ながらも見事優勝しました。吉本以外での優勝者は初の快挙だったそうです。

近年はコンビともに俳優業にも力を入れ始め、松竹芸人ならではの幅の広い活躍が期待されていたところでした。

しかしそんな中事件が起きたのは2019年10月のこと。フライデーをはじめ複数の週刊誌がTKO木下の「暴行疑惑」を一斉に報じたのです。

この内容が事実無根であれば今でも松竹芸能で芸人を続けていたであろうTKO木下さん…。残念ながら暴行疑惑は事実だったということで、後日事実上のクビとなってしまいました。

一体TKO木下さんはどんな事件を起こしていたのでしょうか？

2019年12月28日TKO木下さんは同じ事務所に所属する後輩の芸人・オジンオズボーンの篠宮さんと、とあるライブに参加していました。

オジンオズボーンの篠宮さんは以前からTKO木下さんについて虫の治らないことがあり、舞台中だったにも関わらずTKO木下さんに不満をぶつけます。

その場はなんとなくやり過ごしたTKO木下さんでしたが、舞台が終わり楽屋に戻った時！！未開封のペットボトルを篠宮さんにむけて投げつけました。

それが篠宮さんの左目を直撃。しばらく眼帯をつけるほどの怪我となってしまったのです。

そもそもオジンオズボーンの篠宮さんは何に対して怒っていたのか？というと、その出来事が起きたのは2019年の6月、同じ事務所の先輩・よゐこの濱口優さんと南明奈さんとの結婚パーティーの時でした。

TKO木下さんはパーティーに参加した芸人から4000円の会費を徴収していたのですが、それを見た浜口さんが「売れていない芸人から受け取るのはかわいそう」ということで結局主役のはずの濱口優さんが当日のパーティー代を支払うことになりました。

徴収したお金はTKO木下さんが持っていたにも関わらず、後輩芸人達に返金しなかったのです。

主役の濱口優さんがお金を出してくれたのに…。普通だったらこれだけ売れてるTKO木下さんなら「自分が出します」と言ってもいいようなお祝いの席だったにも関わらず…。芸人がなけなしのお金を払った会費をちゃっかり着服していたのです。

オジンオズボーンの篠宮さんが舞台上で追求したのは、着服したでしょ？という点でした。そうしたくなるのも当然ですよね。にも関わらず未開封のペットボトルを投げつけた…。しかも目に命中するという一歩間違えれば失明だってありえたかもしれない暴行事件を起こしたのです。

話の全容を知ったよゐこの濱口優さんは普段優しい性格で有名ですが、さすがに今回のTKO木下さんの行動には激怒したそうです。以降「TKO木下とは共演NG」というお達しを突きつけました。

↑は浜口さんの正式な式には呼ばれなかったことについて説明したTKO木下さんのコメントです。本当に誤解だらけなのでしょうか！？

暴行事件を起こしたTKO木下さんには他にも後輩芸人に対しひどい仕打ちを行っていたことが明らかになっていきました。

数年前にとある番組の中で安田大サーカスのクロちゃんがTKO木下さんにドッキリを仕掛けるという内容が計画されました。この時クロちゃんはTKO木下さんが先輩にもかかわらずいじらなければいけないという設定を設けられ、普段よりも馴れ馴れしく接することになりました。

この行動はあくまでもバラエティ番組のドッキリ企画だったのですがTKO木下さんは我慢できずに激怒。収録後に楽屋に帰ったところでクロちゃんに詰め寄り、土下座しろと迫りました。

謝るクロちゃんに対し暴言を吐きながら革靴で頭を踏みつけたんだそうです。

TKO木下さんが迷惑をかけていたのは芸人仲間だけではありませんでした。TKO木下さんはSNSのアイコンにクリエイターAさんのとある犬のイラストを無断使用したことがありトラブルになったことがあります。

この問題を知った事務所側はTKO木下さんに「どうにかお金で解決してもらえないか」と頼んだのですが、未だに何の支払いも行われていないそうです。「TKO木下はとんずらヅラするつもりなのだろう」といわれています。

クリエイターAさんはTKO木下さんにダイレクトメールで使用するのを止めて欲しいとを送りましたが返事はありませんでした。

木下さんがSNSを更新したタイミングで再度無断転載をやめてほしいと訴えると、今度は木下さんがそのコメントを削除したんだそうです。そしてクリエイターのAさんをブロックしました。

全くの誠意がみられなかったため、クリエイターAさんは所属事務所に連絡すると結局木下さんは無断使用を認め、取締役とマネージャーが謝罪に来たということです。

謝罪に来る時もTKO木下さんは顔を出さなかったということです。後日ダイレクトメールでこのような軽率な行動は二度としないと木下さん本人から連絡があったとのことですが、未だにクリエイターAさんの怒りは治っていないそうです。

木下さんが使用したクリエイターAさんのイラストは少なくとも3か月以上は使用していたと証言されていますが認めたのは1ヵ月程度。しぶとく逃げ回って最後まで全ては認めなかったようですね。

TKO木下さんが起こした暴行事件などを受けて同業者である爆笑問題の太田光さんはラジオの番組内で次のようにコメントしました。　

太田さんはTKO木下さんのことを「ペットボトルを投げた悪いヤツ。」「もともとそういうやつだったんだろう、よく聞くとさ。」と周囲からの評判が良くないことを明かしました。また「先輩の前と後輩の前とで態度が違うからね。」と普段からのTKO木下さんの行動が良くなかったことを告白します。　

太田光さんといえば芸能人が何か悪い事件を起こしたとしても、どこか一つでもフォローできるところがあればなんとなくかばうようなコメントを残すことも少なくありません。

そんな太田光さんってあっても行けを木下さんに対しては突き放したコメントだけだった。普段から素行も性格も相当悪い男だったということなのでしょうね。

事務所を事実上解雇されてから、TKO木下さんは2020年4月1日にYouTubeデビューしました。おそらく自分と似たような境遇の、同じく問題を起こして事務所を解雇された芸人たちがユーチューバーになって成功している姿を見て、その道を選択したのだと思われます。

まずはじめにTKO木下さんは一連の事件に対しての謝罪動画をアップしました。話題性があったためか最初から313万回再生というすごい数字を記録しましたが…。

なんと30万もの低評価がついていたことが発覚したのです。

これは計算上10人に1人が低評価を押したことになります。低評価といえば雨上がり決死隊の宮迫さんにもある程度の数がついていたのですが…。宮迫さんであってもこれだけの数の低評価がついたことはありませんでした。

ワイドなショーに出演した指原莉乃さんは、木下さんのYouTubeについて「謝罪動画をあげることでYouTubeチャンネルを宣伝していて、回数を稼いでいるように見える」とズバッとコメントしました。

多くの人が言いたかったことを代弁してくれた指原莉乃さんに称賛の声が集まりました。

TKO木下さんがYouTubeにアップした動画は↑のように謝罪動画でした。しかしよく見ると彼が着ているグレーのパーカーにBUCCAという文字が見えます。

つまりこのグレーのパーカーはTKO木下さんが2016年からブランドのディレクターに就任したBUCCA44というアパレルブランドのものだったことが分かったのです。

木下さんといえば菓子問屋の社長だったお父様と大分県出身のお母様との間に生まれたお子さんです。幼い頃にお父様の会社が倒産したため幼少期は苦しい生活を送っていたといわれています。

だからお金には人一倍厳しいところがあるのかもしれませんが…。謝罪しながらディレクターを務めるアパレルブランドの服を暗に宣伝するとはなんたるがめつい行為でしょうか！？

どんな状況でも何とかしてお金を稼ごうとする気持ち、今まではテレビの世界でなんとか上手くごまかせたとしても、YouTubeの世界ではまかり通らない。隠すことなんてできなくなっているのかもしれませんね。

TKO木下さんの化けの皮はどんどんを剥がされていくでしょう。

事務所を退社した後も相方の木元さんとはコンビを続けていくと明言した木下さん。しかしとある放送作家さんは「今回の件木下さんが円満退社をしたように一見見えるかもしれませんが事実上のクビで間違いない」とコメントをしていたことがありました。

相方の木本さんは総スカンを食らっている木下さんを見捨てられなかったのかもしれませんが…。木下さんにはもう一つ事実上クビになったと言われている理由があるのです。

それはカラテカ入江さんとの深い関係が問いただされていることです。

闇営業問題で吉本興業から唯一クビになったのがカラテカの入江さん。明石家さんまさんはじめ、入江さんにはお世話になっていたという大物芸人が多かったようですが、それでもかばいいきれないほどの状況があった。入江さんだけはクビになったのではないかと予想しています。

そんな入江さんと木下さんは相当仲が良かったと言われています。未成年との不純異性交遊疑惑、怪しい社長人脈疑惑、反社との繋がり疑惑など後輩への暴行事件以外にも浮き彫りになってきた問題が数多く存在しているようです。

木下さんと入江さんがつーかの関係だったということは業界内では有名な話です。入江さんと仲良くなった木下さんの目的はズバリ女でした。

木下さんは入江さんが主催するクラブイベントによく現れVIP扱いされていたそうです。後輩芸人は木下さんの命令で会場にいる女性をナンパさせられていた。

そんな木下さんは1999年に一般女性と結婚し長女を設けていますが、2003年に離婚しています。テレビの中では子供と会えない寂しさを語る場面もありましたが本心はどうだったのでしょうか？

関係者の話によると木下さんは極度の年下好きで、とにかく女性は若ければ若いほどいいと話していたんだそうです。

入江さんのイベントには未成年と思しき女性も参加しており、周囲は危ないからやめておけと制止しても「未成年だったと知らなかったと言えばいいやん」と全く聞く耳を持っていなかったそうです。

しかしそんなTKOの木下さん、先輩芸人の前では腰が低く、近年は俳優として有名なドラマにも出演するようになり活躍の場は広がっていきました。

女性セブンは2020年春頃、木下さんが都内一等地に1.5億円の豪邸を新築していると報道。10代の北川景子似の美女と年内のうちに結婚かと噂されているんだそうです。

美女とは結婚できるかもしれませんが披露宴を開いたところでいったい誰が参加してくれるのでしょうかね…。

TKO木下さんが干されたのは完全に自業自得。お金にがめつく性格が悪い上に、女は歳が若ければ若いほどなどと発言する始末。これはもう絵に描いたような最悪な男としかいいようがありません。

しかしダウンタウンの松本人志さんだけは唯一そんな木下さんに対しても優しい言葉をかけていました。

以前からたまに飲んだりする仲だったとコメントした松本さんは、周囲から悪く言われるような暴力的な印象が全くなかった。今回のことに関してはにわかに信じられない部分もあったと正直な印象をコメントしました。

松本さんは「もしかしたら半分ノリの部分もあったのかもしれないけれど相手にその法が伝わっていなかったのならノリじゃないということになってしまうんかもな…」そんなふうに擁護していました…。

この男そんなに優しくして大丈夫なのでしょうか？！