ぐっさんの愛称で老若男女に親しまれ、類稀なる才能も認められながらお笑い芸人として大活躍していた山口智充さん。彼ほどの才能の持ち主であればお笑いだけでなく歌手や俳優、司会などでもマルチに活躍して行くのではないかと予想しましたが…。

気が付いた時には「干されたの？」「それとも自分で消えてしまったの？？」というくらい姿を見せなくなってしまいました。

順風満帆に活躍していた彼に一体何が起きてしまったのでしょうか？干されたきっかけがダウンタウンとの確執だったという噂は本当なのでしょうか！？

山口智充さんは大阪府四條畷市出身で吉本興業の東京支社に所属しています。大阪の高校に通っていた時、友人とコンビを組んだことがきっかけでお笑いの世界に興味を持ち始めました。

芸能活動を始める前はマツヤデンキに勤務。営業担当として約2年半大活躍していたのです。山口智充さんが営業だなんてさぞかし人気があったことだろうと予想しましたが…。

大方の予想通り、マツヤデンキでは優良社員賞を受賞してしまうほど優秀な社員だったそうです。

退社後はお笑い芸人ではなくミュージシャンを目指して一念発起。ちなみに、山口智充さんが「会社を辞めたい」と言い出した時、あまりにも惜しい人材だった為に、会社のお偉いさんが彼の元へ引き止めに来たほど優秀な存在だったそうです。

それでも営業を辞めた山口智充さん、「国際・花と緑の博覧会」で着ぐるみを着たショーに出演したり、阪急電鉄が運営する宝塚ファミリーランドに就職したりと、下積みの時代が続いて行きました。

この時期に同じ場所で働いていたのが相方の平畠さんでした。2人は意気投合しコンビを組むことになります。

そしてなんと山口智充さん、ここで出会ったのは相方だけでなく、現在の奥様とも同じ勤務先で知り合ったんだそうです！

そんな山口智充さんが最初にブレイクしたのは「明石家マンション物語」に出演したことがきっかけでした。この番組ではラテン歌手のガルシアというキャラクターで登場。

すぐにその才能が認められバラエティ番組を中心に活躍するようになっていきました。この頃の山口智充さんは声帯模写や効果音などのモノマネを得意としていました。

かつてはミュージシャンを目指していた山口智充さんだけあって、歌唱力が非常に高く、ギターも上手だったことが印象に残っています。

その腕が買われたのか…雨上がり決死隊の宮迫博之さんと「クズ」というデュオを組んでいた時期も。あまりの人気にCDデビューしたこともありました。

この歌手活動はその後、山口智充さんの母校である四條畷市立楠小学校から校歌の作詞・作曲を担当して欲しいとリクエストされることになったり、「いただきマッスル！」という番組の挿入歌を作詞・作曲することに繋がって行きます。

山口智充さんが以前から自負していることといえば「誰とでも友達になれる」ことなんだそうですが…。

このおかげで小学生の時から一度も誰とも喧嘩をしたことがないんだそうです。

それだけ穏便な性格の山口智充さんが急に干された！？そんな噂が浮上するようになってしまった原因は一体何だったのでしょうか？

一時の山口智充さんはお笑い界だけにとどまらず様々な分野でマルチな活躍を続けテレビで見ない日がないほど活躍していました。

しかし2005年10月18日から2009年3月10日まで出演していたTBSの超人気番組「リンカーン」を降板してからというもの、テレビへの出演機会が激減していたのです。

その後は一部のレギュラー番組や数少ないCMへの出演のみとなってしまいました。

これだけ才能ある方が、なぜこれしか活躍しなくなってしまったのか？一部では「リンカーンの司会をしていたダウンタウンと揉めて干されてしまったのではないか？」という噂も囁かれ始めてしまいました。

一体山口智充さんに何が起きてしまったのでしょうか？

最初に山口智充さんが干された原因だと噂されたのが人気バラエティ番組「リンカーン」を突然降板させられたことがきっかけでした。

ダウンタウンがMCを務めていたリンカーンには山口智充さんを始め9人のレギュラー陣が出演していました。順調だった頃は山口智充さんの人気コーナー「DJ山口のホラーナイトリンカーン」というコーナーや「ぐっさんビーンが行く」」という企画が人気を博していたのですが…。

突然2011年3月頃の放送から山口智充さんの姿が見えなくなってしまったのです。

番宣写真を確認してみると、9人のレギュラー人から➡8人になったバージョンに差し替えられていることが判明しました。

なぜ山口智充さんが突然リンカーンのレギュラーからいなくなってしまったのか？普通なら卒業という形であれば最後の挨拶があったり、ダウンタウンを始め他のレギュラー陣から暖かく見送られるといったようなシーンが予想できると思います。

しかし山口智充さんの場合は何の前触れも事後報告もありませんでした。ある日突然山口智充さんだけが消えてしまったのです。

何が何だか分からなくなった視聴者たちの間では山口智充さんとダウンタウンの間に何かトラブルがあったのではないかと憶測が飛び交いました。

事実、その後山口智充さんとダウンタウンが再び共演した姿を今の今まで一度も見たことがないのです。

公にはなぜ山口智充さんがリンカーンから消えてしまったのか明かされていませんが、ダウンタウンの共演がないことを考えると本当に山口智充さんとダウンタウンは揉めてしまった可能性も否定できないのです。

しかし山口智充さんのリンカーンの降板についてより調べていくとそもそも山口智充さんのスケジュールに問題があったのではないかと言う番組関係者の証言が出てきました。

この噂が浮上したことによりダウンタウンと揉めて干された説が一時は下火になったようですが…。

とある記者がこの件を再調査しようとTBSの番組担当者を直撃したところ、やはり山口智充さんの降板は彼のスケジュールの都合だったということが判明したのです。

というのも山口智充さんがレギュラー出演していたリンカーンのメインの収録日は土曜日になることが多かったそうなのですが…。実は山口智充さん、土曜日の午前中は関西の地方生放送番組「にじいろジーン」で司会を担当していたのです。

つまり山口智充さんは毎週土曜日になると、午前中はにじいろジーンの収録。それが終わってからかなり慌ててリンカーンの現場に駆けつけていたのではないかと思われるのです。

山口智充さんがにじいろジーンの放送をスタートしたのが2008年の4月でした。つまり2011年までの3年間の間毎週土曜日が来るたびにものすごく慌てていたのではないかと思われます。

山口智充さん自身がこの相当ハードだったスケジュールに音を上げたのか！？それとも自分で決めてダウンタウンの番組を辞退して、自らがにじいろジーンを優先させたのでしょうか…。

残念ながら真相は定かではありませんが、もしスケジュールの都合上ということであれば、3年間も頑張った山口智充さんをリンカーンから温かく見送ると言うシーンがあってもよかったのではないか…と思いますので…。

やはりある日突然挨拶なしに山口智充さんがリンカーンから消えてしまったということは…スケジュールの都合上で何かしらのトラブルが発生していた可能性もあるのかもしれません。

山口智充さんがリンカーンを去った原因には実は山口智充さんが経費削減のためにリストラにあったのではないかという噂も浮上しています。

山口智充さんがリンカーンから消える直前だった2011年3月10日の放送の中で「9人のギャラがあまりに高いから制作費の底がついた」というような発言が飛び出していたんだそうです。

この時は単なるギャグなのか冗談を言ってるだけだろうと解釈されましたが…。

もしかするとスケジュールが忙しくてリンカーンの収録に苦労していた山口智充さんをリストラするのが一番いいという結果になってしまったのかもしれません。

ちなみにリンカーンに残った他の8人は誰だったのかと言うと、

●さまぁーず
●雨上がり決死隊
●キャイーン

だったのでいづれもコンビだということがわかります。

そうなると一人だけピン芸人だった山口智充さんがリストラしやすかったという可能性も相当高いのではないでしょうか！？

ダウンタウンと仲がいい雨上がり決死隊やさまぁずがリストラされるということはまず考えにくいので…。

残るはキャイーンかそれとも山口智充か…となると午前中にレギュラー番組を持っていた山口智充をリストラしたと考えるのが一番辻褄が合うのかもしれません。

ちなみに…リンカーンの残りの8人はかなり仲が良いようで、↑のTwitterのように今でも会食などで集まっているようなのです。しかし…そこには山口智充さんの影が一切ありません。

これはやはり良からぬことが起きて山口智充さんが降板させられたのではないでしょうか…。

山口智充さんは今となってはピン芸人のイメージが強くなってしまいましたが、実はもともと「DonDokoDon」という漫才コンビを組んでいました。

この時、相方だったのが平畠啓史さんという↑の写真の方です。画像を見ると懐かしいという方も多いのかもしれません。

デビューからしばらくの間はDonDokoDonとして活躍していた山口智充さんでしたが、ワンナイという番組の中で宮迫博之さんと音楽ユニット「くず」を結成すると、予想以上に大人気になってしまいました。

これをきっかけに山口智充さんの元にはコンビでのオファーではなくピン芸人として依頼が集まるようになってしまいました。

結果、ワンナイの放送が終了する頃には、DonDokoDonが休業することになったと発表されたのです。この事で山口智充さんは「あいつは相方を見捨てる酷い男」という悪い噂が立ってしまったのです。

過去に赤島明石家さんまさんから「DonDokoDon は今どうなってるの？」と聞かれてしまった山口智充さんは「バラバラの活動です。二人ではやっていないです。」と回答しました。

「解散はしていないの？」と確認されると「解散って言ってもどうでもええわって思う人もいるじゃないですか…解散って言葉はマイナスなイメージなんで、あえて言うことではないんかな」とコメントしました。

つまり休業状態のDonDokoDonは事実上解散していたことが判明しました。性格が良くて熱血なイメージが強かった山口智充さんだけに、自分が売れて相方を簡単に切り捨てる薄情な人なのかも…そんな噂もささやかれ始めてしまうのです。

相方と不仲になりコンビを休業してでもピン芸人として頑張っていた山口智充さんの背景には、実はどんな仕事でもやらないといけないという家庭の事情がありました。

ピンでの仕事が増え始めた頃の山口智充さんのご家族には3番目のお子さんが誕生していたのです。会社に対し「生活のため、家族のために、どんなことでもやらせて頂きます」と直談判したと言われている山口智充さん。

今から15年以上前のことになりますが、電波少年と後楽園遊園地がコラボしたイベントでは、すでに売れっ子だった山口智充さんが若手芸人に混じって頑張っていたんだそうです。

それに対してDonDokoDonの相方だった平畠啓史さんの方は、芸にこだわりを持つ昔タイプの芸人さんだったそう。なんでもいいからがむしゃらに働きたい山口智充さんとはまるで正反対になってしまいました。

ちなみに平畠啓史さんは現在も独身、そういう部分でも真逆のタイプだったのかもしれませんね。

山口智充さんは自分だけが売れて活躍したいから相方を切り捨てたのではありませんでした。

DonDokoDonの二人にはいつしか埋められない大きな価値観の違いが生まれてしまっていたようなのです。

相方との不仲が原因でコンビを休業し、その後はがむしゃらに仕事をしたかったのであれば…。なぜ最も知名度を上げられたと思われるリンカーンを突然降板したのか？やはりこの行動は不思議で仕方がありません。

どう考えても、山口智充さんから辞めたいと言い出したとは想像し難いのです。ダウンタウンと何かトラブルが起きてしまったのか？それともやはり経費の問題でリストラされてしまったのか…おそらくどちらかの可能性が高いのではないでしょうか。

どんな仕事でもやりたいと直談判した後にリンカーンを降板していること、リンカーンを最後までやり切った8人のメンバーは今も時々集まっていることを考えると…。

やはりどう考えても、山口智充さんと他のメンバーの間に何かあった可能性が高いのではないでしょうか…。

ダウンタウンがあまりにも活躍する現在のお笑い界。山口智充さんに活躍するチャンスが巡ってくる日が来るのは、まだまだ先なのかもしれませんね。