室内は必ずしも安全ではない!自宅で熱中症になる人増加中

「家の中にいれば大丈夫」そう思っている人ってかなり多いですよね。

ですが、最近では室内にいるにもかかわらず熱中症になってしまう人が増えてきています。
室内だからといって、安全とは言い切れないのです・・・

熱中症を発症する場面といえば、野外のグラウンドなどの暑い場所が思い浮かびますが、実は「自宅」で発症する人の割合が一番多いのです。

最も熱中症発症しやすい場所が自宅というのは意外な結果でしたね。

特に高齢者は熱中症になりやすいといわれています。

梅雨明け前後は、暑さと湿気のダブルパンチで、体力も落ちやすい時期。
とくに湿度の高いときに注意したいのが、室内での熱中症です。

ここ数年、室内や夜間の熱中症で救急搬送される人が増えているのです。

温度確認・管理や、水分をしっかり摂るなど、きちんと予防対策をとらないと、誰もが熱中症になる危険があります。

湿度が高まる梅雨明け時期は、自宅での熱中症も増えてくるそうです。

他にも局地的な大雨の影響で湿度が急激に高くなることがあります。

最近ではゲリラ豪雨も増えているので湿度の変化に注目ですね。

どうして室内にいるのに熱中症になってしまうの?理由を解明

室内は屋外に比べて安全そうに思えますよね。

ですが、実際には室内での熱中症の方が多いのです。

どうして室内で熱中症になってしまうのかについても勉強していきますよ。

ポイントは、● 体内に熱がこもりやすい状態になってしまうこと。

これって、屋外・屋内どちらでも起こりえるんですよね。

特に屋内は屋外と違って、じりじりと焼けるような日差しを感じないので、それだけで安心してしまいがち。

でも、ちょっとしたことで、快適なはずの室内が『熱中症になりやすい部屋』に様変わりしちゃうんです。
室内だとのどの渇きを感じにくくなったりすることもあります。

喉が渇いたと感じていなくても、こまめな水分補給を心がけましょう。

とくに、高齢者はトイレの回数を気にし、水分摂取を控えてしまうこともあるので、積極的な対応が必要です。

室内だと日差しを感じない為、暑さが実感しにくくなってしまうことがあります。

さらに、のどの渇きも屋外に比べて感じにくくなるのです。

このような要素が重なることで、熱中症を発症しやすくなります。

「60代以上はクーラーの使用を控える傾向があるのも要因の一つ。夏バテで体力が落ちていると熱中症になりやすいので、冷房用機器は活用してください。また、室内熱中症で患者が救急搬送されるのは12~13時が多く、暑くないと思いがちな午前中の対策も重要と考えられます」

午前中は涼しくても、午後にかけて急激に気温が上がることもよくあります。

なにも対策をしていないと熱中症のリスクが高まるでしょう。

また、冷房の使用を控えると室温が上がりやすくなりますよ。

室内の温度管理を徹底!室内熱中症対策方法リスト

室温が上がると熱中症を発症しやすくなります。

きちんと対策して、室温が上がり過ぎないように気を付けましょう。

最後に室内熱中症の対策方法をお教えしていきます。

取り付けたいアイテム

1. よしずやすだれ、冷房用機器
よしずやすだれで部屋に陰を作ったり、クーラーが苦手なら冷風機や扇風機を活用して風を通すなど、部屋の温度を下げる工夫が大切です。

2.熱中症計
天気予報で流れる熱中症指数など、危険度が〝見える化された情報を活用しましょう。気温、湿度、日射・輻射熱から計測されるWBGT(暑さ指数)に対応している熱中症計もお薦めです。

室内が涼しく成るように工夫すると、熱中症予防に役立ちますよ。

また、目に留まる場所に熱中症計を置いて、常に意識することが大事です。

エアコンを上手く使う

断熱性が低い家の場合、部屋のエアコンを効かせるために、細かく部屋を区切り個別にエアコンをつける必要があります
エアコンは、部屋の短辺側に設置することで、風が届かない部分を減らす。

効率が悪くなるので、エアコンの設置位置近くに大型の家具は置かない。

エアコンの室外機は、前に壁やモノがあると空気の流れが悪くなり効率が落ちるので、置く場所に気を付ける。

エアコンの活用方法一つで熱中症を効果的に予防できるようになりますよ。

素早く室内を冷却したい場合、一度換気すると良いでしょう。
熱気を室外に出すことによって効率良く部屋全体を冷却できるようになるのです。

また、住宅に断熱や遮熱加工を施しておくと室温が上がりにくくなるのでおすすめ!

こまめに水分補給

効率的に水分補給をするなら適度にナトリウム(塩分)を含んだスポーツドリンクがおすすめ。

ただ摂りすぎは塩分や糖分過多になってしまうので、水やお茶と組み合わせてバランスをとってください。

緑茶やウーロン茶、紅茶などカフェインが含まれているものは利尿作用があるので、できれば麦茶のようなノンカフェインのものがおすすめです。

室内熱中症を防ぐにはこまめな水分補給も大切になってきますよ。

スポーツドリンクなら効率良く塩分を補給できますが、摂りすぎには注意です。

ノンカフェインのお茶などと組み合わせると塩分の過剰摂取を防げますよ。

これからの暑い時期に気を付けたい!日頃からの熱中症対策で体調管理

7月から8月の時期は熱中症の発症リスクが急激に高まります。
室内にいてもその危険は変わらないので、きちんと対策しておく必要がありますよ。

効果的に冷房機器を使うことによって熱中症の発症を防げるようになるでしょう。

これからどんどん暑くなってきますので、早め早めに対策を施しておくと安心ですね。

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