気兼ねなくピアノを演奏したい~楽器OKなマンションの見つけ方~
マンションに住んでいる人の中で、自分の部屋で気兼ねなくピアノなどの楽器を弾きたいと思う人は多いはずです。ですが、大きな音でピアノを弾くと、近所迷惑になると思い断念してしまうでしょう。そこで、ピアノを弾くことができるようなマンションの探し方と、周りに迷惑をかけない方法を紹介していきます。
楽器を演奏したい人必見!マンションのココをチェック
~楽器OKなマンションの見つけ方~
趣味でピアノを弾くことが好きな人は、できるなら自分の部屋で思いっきり演奏したいと思いますよね?ですが、実際にピアノを弾くと周りに迷惑をかける恐れがあります。
住まいに対する不満の中でも挙げられることの多い騒音の問題。
二ヶ月ほど前から、私の住む部屋の真上の部屋から、打楽器の音が3時間くらい、ずっと聞こえてきます。平日の夕方から夜にかけてと、休日の朝8時頃以降、ずっと「タタタタ、タタン、タタタタタタタタ」と聞こえてきます。
騒音トラブルに発展してしまうので、楽器演奏を控えないといけないことが多いです。それでもピアノが弾きたいという人は、楽器演奏が可能なマンションを探してみてください。楽器を演奏しても、周りに迷惑をかけにくいマンションを選ぶポイントをいくつか紹介します。
■マンションの構造を確認
鉄筋コンクリート造
防音性も木造や鉄骨造より高いので、防音性の高い部屋に住みたい方は最低でも鉄筋コンクリート造の物件を探した方が良いでしょう。
鉄筋鉄骨コンクリート造
防音性は高いですが、鉄筋コンクリート造との違いはほとんどありません。鉄筋コンクリート造自体が防音性が高いので、防音にこだわる方は鉄筋鉄骨コンクリート造か鉄骨コンクリート造がおすすめです。
鉄筋コンクリートなら防音性も高いので、ピアノを弾いても周りへの騒音もある程度防ぐことができます。
構造だけでなく、壁の厚みも確認してください。
チェックしたいのが壁の厚みです。これはオーナーや不動産会社に尋ねて資料を調べてもらう必要がありますが、より確実に防音レベルをチェックできる方法です。
楽器を使いたいならば建物の構造で木造よりもコンクリート造を選ぶのはもちろんですが、その壁の厚さの目安は15cm以上です。厚ければ厚いほど安心です。
壁の厚みを測れない場合は、部屋に入って壁を叩いてみたり、壁に耳を当てたりしてみてください。壁を叩いて音が反響するのか、叩いてみた感覚である程度壁の厚みを把握できるはずです。また、壁に耳を当てて、隣の部屋の生活音が聞こえるか確認することで、自分の部屋の音が相手に聞こえるかもわかるでしょう。
■近くに音楽大学があるかチェック
楽器可物件は主に音楽大学の近くに点在していることが多いのが特徴です。音大近くに多いのが、特別な防音設備が備わっていなくても、音大生ばかりが入居しているので多少の練習音はお互い様、というスタンスで楽器演奏が許可されているという物件です。
音楽大学に通う学生が多いですから、競争率も高いので早めに探すことが重要です。
最近では、音楽大学の生徒だけでなく、社会人向けの楽器演奏可能なマンションも増えています。
音大の学生よりもむしろ、先に触れたヤマハの大人の音楽教室などに通っているような、音楽を趣味として、別の安定した仕事をもっている社会人の根強いニーズがあることが判明したのです。
楽器演奏したら苦情が!楽器OKでもマナーを守って演奏
楽器演奏が可能なマンションに引越ししても、常に演奏してもいいというわけではありません。中には、演奏可能なマンションでも騒音トラブルが起こります。
演奏できるからといって、音量があまりにも大きいと迷惑をかけてしまうかもしれません。楽器によっても音量が全く違っています。それで迷惑をかけてしまう場合もあるのです。
マンションの入居者全員が楽器を演奏するわけではなく、静かに暮らしたいという人もいます。そんな人にとっては、防音性の高いマンションでも、四六時中演奏が聞こえる状態では、ストレスが溜まってしまいます。
また、消音機能があるピアノを弾いていても、周りからクレームが来ることもあるのです。
ヘッドホン着用で音を消せる「電子ピアノ」を管理会社に確認せずに購入したBさん。周囲に迷惑をかけないからOKと思っていたところ、後日、管理人から「何か楽器を使っていませんか?」と聞かれ、「電子ピアノでもダメです。演奏はやめてください」と言われたそう。釈然としないBさん……。
「固体振動音」というものがあります。ペダルを踏む振動音や、鍵盤をたたく打鍵音のように、床や壁などを伝って近くの部屋に響く性質を持った音です。楽器演奏という行為自体が騒音を生んでしまい、トラブルの元となることもあります
ピアノの音以外にも、演奏していると様々な音が発生します。このような音も、周りに迷惑をかけてしまうので気をつけてください。
周りに迷惑をかけずに演奏するために、マナーを守って行うことが大切です。
■マンションで演奏する上でのマナー
私は、昼間(ピアノ、ギター)
息子は夜9時半ごろから10時まで。
小学生の次男が10時過ぎに寝るので
最終が10時です。
集合住宅に住んでピアノを弾くと言うならほんとはヒヤヒヤしながらが普通だと思います。ちゃんと防音対策をし、一月に一回は菓子織りを持って近隣住民にお伺いを立てるべきだと思います。
現在のマンションではほとんど弾きませんが、以前住んでいたマンションの時は、毎日、1時間、弾いていました。上下、左右の方に、挨拶して。夜9時過ぎには絶対弾かない。特にピアノを置いてある部屋に接する隣室と下には、お裾分けを持っていったりしました。
必ず周りに挨拶をして、ピアノを弾くことがあると伝えて、夜遅くまで演奏しないようにルールを決めておけば周りからの印象を良くできます。
周りに迷惑をかけないように!自分でできる防音対策
マンションの構造や、周りに挨拶するだけでなく、自分でも防音対策をしましょう。
少しでも、周りに音が漏れないようにすることで、気兼ねなく演奏することができます。
防音マットや防音カーテンを購入する
防音カーテンは、空気伝播音に対して、布による音を吸音する効果を期待するもの。金属を用いた特殊コーティングを施した生地や、特殊な織り方をした生地などが使われている。窓からの音漏れを防ぐためには、防音カーテンは窓を覆うサイズとしよう。
固体音対策
楽器の下に厚いカーペットを敷き、さらにその下に防音シートを敷くと高い効果が期待できます。
特にピアノやドラムなどの下には防音シートを敷くようにしましょう。
例えばコルク素材のシートは防音効果が高いと言われていて、手に入れやすい素材でもあるため、手軽な防音シートとして活用できます。
他には、ピアノを壁にくっつけずに、すき間を作るようにして室内においてください。壁から離すだけでも、音が反響しないようにできます。
また、隣の部屋側の壁に、タンスなどの家具を設置しましょう。家具を置くことで、壁の厚みを増すことになるので隣に聞こえる音を小さくできます。
いろいろな対策でピアノを弾く生活をget!
趣味でピアノを弾きたいという人は、上記で紹介したマンション選びや防音対策を参考にしてみてください。防音性の高いマンションを探すことで、周りを気にすることなく演奏できます。選ぶ際に管理人にもピアノを弾くことを伝えたり、周りに住んでいる人も演奏したりするのか確認してみてください。そして、防音だからといって安心するのではなく、周りへの配慮しながら演奏すれば、近所トラブルのない生活を送ることができますよ。
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