自分が許可した人間以外にツイートを見せないために設定するTwitterの鍵垢(非公開アカウント)ですが、フォローをされなくてもツイートの中身を見る方法はまだ残されているようでした。

のぞき見したい鍵垢のTwitterアカウントを非公開リストに登録し、ツイートがされる度に行われる通知を見ることによって鍵垢のツイートを見るという“非公開リスト法”ですが、この方法は2016年頃Twitter社によって対策が行われてしまい、使う事が出来なくなってしまいました。

このことから、2017年以降は鍵垢の中を見るには別アカウントの作成・育成を行って目標のアカウントに近づき、フォローされるしかないと言われていました。
しかし、新アカウントを作り、相手がフォローしたくなるようなアカウントに育てるにはかなりの手間と技術が必要になってきます。

『Tweez』とは、統計などを目的としてTwitterのツイートを保存してあるアーカイブサイトであり、企業がネット上にあるニーズを発見したり、個人が大量に送られてくるリツイートや広告ツイートなどを飛ばして自分のツイートをだけをブログのように簡単に見るために利用されているサイトです。

しかし、2017年頃からこの『Tweez』の機能を利用した鍵垢を見る方法が発見され、ひそかな話題となっています。

ネットで“Tweez”と検索し、『Tweez: ツイートのアーカイブ・統計』と表示されているのが『Tweez』のサイトです。
まずはそのサイトにアクセスし、ページの下の方にある“Try it Now”と書かれている所を見つけます。

次に、見たい鍵垢のユーザー名を確認し、“＠”を除いた英数字を“Try it Now”の入力ボックスに記入しましょう。(コピペで貼りつけてもOK)
入力ボックスにアカウントを入力したら、あとは右側にある『試す』ボタンを押すだけです。

そうすると、画像の通り普通ならば公開されていないはずのツイートの内容が表示され、鍵垢の中を見ることができるようになります。

さらに、画像1枚目の赤マル部分を押すとそのアカウントの統計も見ることが出来、画像2枚目・3枚目のようなアカウントの登録日時や最終ツイートを行った日時、平均ツイート数やツイートの多い曜日や時間帯などが数値やグラフで確認することが出来てしまいます。

鍵垢のツイートの内容だけでなく、ツイートの統計まで出来る『Tweez』。
しかし、Tweezはツイートの文章を表示することは出来ますが、その文章と同時に投稿されていた画像や動画はURLのみの表示となってしまうため、投稿されていた画像や動画を見ることはできません。

また、“Try it Now”で使用した場合、表示できるツイートの数に限りがあり、鍵垢の人物がかなり頻繁にツイートを行う人間であった場合、過去のログが見られない可能性も考えられます。

そして、更新が少し遅めであり、鍵垢でツイートがされてからTweezにそのツイートが表示されるまでに30分～半月かかるなどツイートが表示されるまでに少し時間がかかるのも欠点として挙げられます。
つい今しがた鍵垢で呟かれたツイートをリアルタイムで確認したい、という場合には不向きな方法かもしれません。

欠点②で取得ツイート数の数が200程度と少なめである事、欠点③で情報更新に30分～半月がかかる事が分かっているTweez。

しかし、Tweezのヘルプページによると、過去のツイートの取得上限数は3200、情報更新は30分～5時間でログイン後の『最新の情報を取得』というボタンから可能とのことですので、自分のTwitterアカウントを使って『Tweez』に無料登録を行えばこれら2つの欠点をある程度補う事が可能のようです。

『Tweez』を使って鍵垢を見る方法ですが、『Tweez』は使用したからといって検索元のアカウントに通知が行く事はありません。
よって、この方法は相手に知られずに鍵垢の中を見ることが出来ます。
となると、気になるのはこれを使うのは違法ではないかという心配ですが…。
この鍵垢を見る方法はアーカイブサイトの機能を利用しているだけですので、今のところ何の問題もないようでした。

鍵垢にフォローされなくても鍵垢を見ることが出来る方法を紹介しました。
この方法を使えばケンカしてブロックされてしまった友達や恋人がなぜ怒っているのかなども確認できますので、仲直りなどに使う事ができそうですね。
違法性こそありませんが、この方法を使い続けるためにも悪用だけはしないよう注意徹底していきましょう。