Twitterにエロ広告が急増した理由について、ユーザーの間では、業績不振の為「アダルト広告も配信せざるを得ないのでは？」と心配の声が上がっています。

Twitterは、以前より「成人向けまたは性的な製品およびサービス」つまりエロサービスの広告を全世界で禁止するポリシーを公表していたはずなのですが、なぜ、最近は自社で策定したはずのポリシーを破り、アダルト広告の掲載を許可してしまっているのでしょうか？

Twitterにわいせつ広告やエロ広告、出会い系広告が増えた理由について、業績不振の為なのかと、ねとらぼの質問に対して、Twitter社の広報は、グローバルでは、今年前半の収益は伸び悩んだが、日本は利用者数もビシネスも成長しているとして、業績不振が理由であることを否定していました。

Twitterのタイムラインにエロ広告や出会い系広告が増えた事に対して、ユーザーからは、広告を審査せずに掲載許可しているのでは？と疑問の声が上がっています。

Twitter社の広報の回答によれば、Twitterでは以前から「成人向けまたは性的な製品およびサービス」の広告活動を全世界で禁止するポリシーを公表しており、現在もこのポリシーに従って広告の審査を行っているという事です。

Twitter社は、現在も広告の審査をしているものの、アダルト広告が表示されてしまうのは、広告主が、広告代理店を通さず、直接オンラインで広告を出稿した場合、すべての広告を事前に審査できていないからと回答しています。

Twitterには、中小企業や個人向けの広告サービスとして、投稿済みのツイートをツイートアクティビティ画面から手軽にプロモーションできる広告サービスがあり、この広告は、Twitter社の事前確認を介さずに、広告主のフォロワーの行動や趣味趣向に基づく独自のアルゴリズムで、広告の内容に合致するだろうと判断されたユーザーへ自動表示されます。

つまり、アダルト広告を目にする人は、Twitterに自動的にエロいサービスが好きだと判断されているのです。