男性秘書への罵声や暴力が音声記録として報道されモンスター議員として話題となった豊田真由子議員ですが、22日に自民党からの離党届を提出しました。
しかし、今回の騒動がそれだけで収まるとは思われておらず、辞職や傷害罪による逮捕を望む声が続いています。

豊田真由子議員は7歳の男の子と5歳の女の子を1人ずつ生んだ2人の子どもを持つママ議員で、東京オリンピック・パラリンピックの開催を担当する政務官だった政治家です。
ハーバード大学を卒業するなど経歴はエリートそのもので出世街道を歩んでいた人物だったのですが、今回のパワハラ報道で本性がさらされ、大バッシングを受けました。

豊田真由子議員の暴言や暴力に恐怖し、ICレコーダーでの証拠を提出したのは2017年に彼女の秘書を辞めた55歳の男性秘書。
この男性は政務秘書として豊田議員を支えていた際「お前なんか生きてる価値がない」や「お前の頭を鉄パイプでかち割る」、「娘がひき逃げに遭ってもしょうがない」など繰り返し暴言を吐かれる常軌を逸したパワハラを受けており、辞職の際も身の危険を感じて証拠の録音と流出を決意したとのことでした。

3日で7回は暴力を受け、暴言を吐かれながらハンガーで叩かれて顔面打撲や肩に挫傷の傷を負った男性秘書。
彼は辞職後診断書を持って警察に被害届を出す予定だと明かしており、傷害罪での逮捕がありうる事態となっています。

今回の暴力事件の事実を認め、男性秘書には謝罪したという豊田真由子議員。
現在豊田議員は現在しょうすいした様子で反省しているとのことですが、豊田議員は普段からすぐに人格否定の罵声を浴びせる癖があり、わずか1年半で20人以上もの秘書を辞職に追い込むほどの被害を出していたそうです。

「このハゲーーー！」と絶叫し話題となっている豊田議員ですが、過去には招待状なしに母親を天皇主催の園遊会に入れようとし、それを止めようとした宮内庁職員に「入れろーーー！」と絶叫するルール破りの不祥事を起こした過去がありました。
この事に関して職員は「宮中行事でルールを破ろうとする人がいるとは想定していなかった」と苦渋のコメントを発表しています。

招待状は原則本人と配偶者までしか招待を許しませんので結局豊田議員は母親を園遊会に入れることは出来なかったそうですが、その際彼女は母親を招待が許される配偶者だと言い張って園遊会に侵入させようとしたのだそう。
これまでそう言って叫ぶ事で無理を通してもらっていたのでしょうか…。

今回のパワハラ報道で豊田議員所属の細田博之派閥の幹部から離党を望む声が上がり、豊田真由子は22日に自民党からの離党届を提出しました。
この離党届は近日中に受理され、豊田議員が無所属になる日はもうすぐそこだと言われています。

自民党からの離党届を提出した豊田議員ですが、世間は離党ではなく辞職することを強く望んでいるようです。
豊田真由子議員の公式Twitterアカウントでは報道直後から連日怒りの声が呟かれており、大炎上しているようでした。

体調不良を理由に報道後テレビの前に姿を現さず、ようやく離党届を提出した豊田真由子議員。
豊田議員はいずれ記者会見を開くのでしょうが、彼女はこの後国民の望む通り政治家を辞職し傷害罪で逮捕されるのでしょうか？
男性秘書が警察に診断書と被害届を提出するかが事態の鍵となりそうですね。