仙台地裁で傍聴人2人を刺し、殺人未遂の罪で再逮捕された淀川聖司容疑者(30歳)の顔画像がネットに流出しています。
調査の結果どうやら淀川誠司容疑者はV系アーティストとしてデビューしたばかりの人物であり、YouTuberとしても活動していた人物であったようでした。

淀川聖司容疑者が傍聴人2人を刺したのは仙台にある仙台地方裁判所。
淀川容疑者は6月16日午前10時ごろに行われた裁判の判決宣告中に突然「この腐った司法制度が！」などと叫び出し、暴言を続けながら傍聴席の柵を乗り越えて40代の警官2人を切りつけました。

行われていた裁判の内容は“迷惑防止条例違反”の疑いによる刑事裁判。
淀川聖司容疑者は今年の1月20日に仙台市内の駅のホームで女性を盗撮したとして逮捕されており、現在保釈中の身の上でした。
盗撮は現物として証拠の残る罪のため、冤罪の可能性は限りなく低いと思われます。

果物ナイフやカッターナイフで顔や背中、そして腹部を刺されて怪我を負った警察官2人ですが、幸いにも病院搬送後も意識があり命に別状は無かったのだそう。
ちなみに、切りつけられても2人の警察官は淀川容疑者への押さえつけをやめなかったのだとか。
淀川容疑者は殺人未遂で再逮捕されましたが、被害が警察官2人だけで済み他の傍聴人にまで広がらなかったのはこの2人のおかげだったのかもしれませんね。

金属探知機はほとんどの裁判所に設置されているのですが、仙台地裁は今回の裁判前に淀川聖司容疑者への金属探知は行っていませんでした。
裁判前の金属探知が必ず行われているのは東京・福岡・札幌の高等地方裁判所と東京の家庭裁判所だけだそうですので、今後は再発防止が課題になるかもしれません。

テレビ報道では公開されていなかった淀川聖司容疑者の顔写真ですが、ネット上では既に淀川容疑者の顔写真が出回っており、職業不詳とされていた現在の経歴まで明らかとされているようです。
ネット上に流出していた情報によると、なんと淀川聖司容疑者は現在V系ロックアーティストとしてデビューしているMr.Crazy YODY という人物であり、既に楽曲もリリースしている男性でした。

Mr.Crazy YODY(淀川聖司容疑者)はYouTubeでオリジナルのピアノ技術を披露するYouTuberとしても活動しており、自分のチャンネルでは自身の楽器を使った動画をいくつも投稿していました。
そちらではすっぴん姿で顔出ししている物も多く、顔画像がはっきりとわかる状態となっています。

今回迷惑防止条例違反および殺人未遂の罪で逮捕された淀川聖司容疑者ですが、実は淀川容疑者には2011年10月12日に列車内で女子高生に体を密着させながら自慰行為を行い、精液を付着させる強制わいせつ罪で逮捕された前科が発見されています。

この強制わいせつ罪で淀川容疑者が裁判を受けたのは2013年5月25日であり、その際容疑者は懲役2年の実刑判決を受けています。
この強制わいせつ罪も女子高生にかけられた精液のDNAが淀川容疑者のものと一致し、犯行直前の様子が駅の防犯カメラで撮影されていたため冤罪の可能性は低そうですね。

2013年5月に懲役2年の実刑判決を受けたという事は、2015年には出所していた事が分かります。そこからたった2年後に今回の性犯罪を起こしていますので更生の可能性は限りなく低いと言えるでしょう。
淀川容疑者は2013年の判決の際も裁判途中に暴言を吐き裁判官に従わないなど不遜な態度を取っており、反省の意思も限りなく低いと思われています。

今回2人の怪我があった事で大きなニュースとなった淀川聖司容疑者の殺人未遂ですが、実は今年の2月にも大阪地裁で殺人未遂の容疑者が裁判所に包丁を持ち込む事件が起こっており、その時も裁判前に所持品検査が行われていませんでした。
今回のような事件が起こらないためにも裁判所のシステムは見直してもらいたいものですね。