元うたのお姉さんとして有名なはいだしょうこお姉さんが朝のニュースで放送事故級のイラストを披露してしまい、ネットで大きな話題となっています。
イラストを収めた画像は早速人気となっており、様々な声が上がっていました。

はいだしょうこは元々1998年～2002年まで宝塚歌劇団の星組に所属していた元タカラジェンヌの女性です。

宝塚時代はたったの4年間と短いものでしたが彼女は娘役として高く評価されており、普通は入団6年目以降にしか任される事のない“エトワール”という役割を入団後わずか3年で任されるほどの実力を持つ人間でした。

彼女は宝塚引退後、“千琴ひめか”と名乗っていた芸名を子供にも覚えやすい“はいだしょうこ”という名前に改名しNHK『おかあさんといっしょ』にうたのお姉さんとして出演することとなりました。

元タカラジェンヌが退団後に宝塚時代の名前を名乗らないのは珍しく、はいだしょうこは元宝塚の女性の中では大変珍しい存在です。

最終オーディションの最中に他の受験者の歌の練習を手伝うほど穏やかな性格であり、整った容姿も相まってふんわりと可愛らしい雰囲気のはいだしょうこ。

しかし、彼女の知名度を大きく叩き上げたキッカケはその人柄の良さでも可愛らしさでもなく、『おかあさんといっしょ』の番組内で彼女自身が描いたマスコットキャラクターのイラストでした。

画像は番組内でしょうこお姉さんが番組のマスコットキャラクター・スプーを描いたものなのですが、当時仕事仲間として体操のお兄さんを務めていた佐藤弘道は彼女の画力を「子供を黙らせる絵を描かせたら日本一」と評し、視聴者や当時のネット住民たちの記憶に“ある意味放送事故”として深く刻み込まれる事となります。

こちらはその後別の時間に描かれたドラえもんの絵。
両親ははいだしょうこの画力について知っており、昔から「人前で絵を見せることだけはするな」と口を酸っぱくして言っていたようですが、結局仕事でそのセンスを見せてしまう事となりました。

何度見ても衝撃的なイラストです。

『おかあさんといっしょ』の“スプーのえかきうた騒動”以降、これまでテレビ番組で大きく取り上げられる事は少なかったはいだしょうこお姉さんの独特すぎるイラスト。

しかし、10数年の時を経て朝のニュースで最新作がお目見えし、再び世間を驚かせることとなりました。
朝のニュース『NHKあさイチ』にて好きなイラストが描けるどら焼きの事が紹介され、紹介者のしょうこお姉さんが「結構得意なんですよ」とどら焼きにイラストを描く事となったのです。

描かれたどら焼きの絵がこちら。
オシャレとしてマーブル模様が描かれたNHKマスコットキャラクター・どーもくんだそうですが…出演者からは驚愕の声が上がり、ネット上でも「ヤバすぎる」として大きな話題となりました。

十数年ぶりにイラストが大きな話題となり、未だに多くの画像が出回っているはいだしょうこのイラスト群。
今では衝撃的過ぎるスプーの姿が本人のトレードマークとなり、公式サイトでもシルエットのみが使われています。

10年経っても忘れられない絵というのはある意味才能であり、そんなセンスは大きな長所と呼べるのかもしれません。
しょうこお姉さんにはこれからも皆に衝撃を与える絵を描きながら元気に頑張ってほしいものですね。