赤ちゃんの鼻水が止まらない時は色をチェック!

赤ちゃんってよく鼻水が出ているイメージですよね。ママは常にティッシュを持参しています。赤ちゃんの顔を除きならが自然と鼻水が出ていないか無意識に確認しています。

確かに赤ちゃんって鼻水が出やすいものです。子育てしながら突然現れる症状に戸惑いながらも、鼻水に関しては多くの赤ちゃんに現れる症状なのでどうしても軽視してしまいがちです。

では、どうして赤ちゃんは大人よりも鼻水が出やすいのか?考えて見ましょう。一つ言えることはまず、鼻の穴の大きさですよね。赤ちゃんの鼻ってとっても小さいです。これからどんな鼻の形に成長していくのか楽しみにしているママは多いと思います。

鼻は生まれてすでに大人のサイズに成形されているものではないので、赤ちゃんの鼻はまだまだ小さく、さらに鼻の穴なんてとても小さいです。小さい空洞で大人と同じ環境で過ごすのですから、働きがなかなかついて行きません。少しの刺激でも鼻水が出やすくなってしまいます。

そして赤ちゃんの鼻の穴を覗き込んで、羨ましいと思うママも多いと思いますが、赤ちゃんって煩わしい鼻毛がありません!でも次第に生えてくる鼻毛。鼻毛は外部から侵入してくる細菌やウイルスを排除する働きを持っているんです。

小さく綺麗な鼻に羨ましさを感じるとは思いますが、小さい穴でさらに外的刺激から身を守るための鼻毛のない赤ちゃんは、外からの刺激を直に受けてしまうということなんです。そこで鼻水が出やすくなってしまうんですね。

赤ちゃんの鼻水丈夫!?危険?見分けるポイントは鼻水の色

赤ちゃんは鼻水が出やすいとはいえ、鼻水も時に身体からの危険のサインになります。赤ちゃんはどこか痛いなんて口にすることができません。少し月齢を重ねていくと少し身振り手振りで痛みを感じる部位を伝えようとするかも知れませんが、大半はとにかく泣くことでしか痛みをママに伝えることはできないんです。

あら、鼻水が出てるね〜。頻繁に鼻水を拭き取っておけば鼻水くらいは大丈夫でしょう〜。と思うママの気持ちとは裏腹に実は、ひどい痛みを感じていることがあるんです。

大人でも体の状態次第では、出てくる鼻水に変化があると思います。赤ちゃんも同じです!赤ちゃん特有の鼻の構造から出てしまう鼻水もあれば、実は体内からの危険のサインとして出てくる鼻水もあるんです。言葉にできない赤ちゃんに代わってママがしっかり知識を身につけておきましょう。

白色の鼻水は様子を見よう

鼻水が出るのは防衛反応です。体内に侵入した細菌やウイルスを体外に排除するために鼻水がでます。ただし、赤ちゃんの場合は鼻水が出たからと、素早く病院を受診するというのも、ママにとっては心配になると思います。

赤ちゃんの時期はなるべく菌の集まる空間から避けたくなるのがママです。その代表的な機関が病院ですよね。病院は多くの患者が利用する場所であり、足を踏み出すことに用心します。

鼻水くらいならわざわざ菌の集まる病院に行かない方が無難…そんな思いもあった鼻水を少し軽視してしまうと思います。確かに赤ちゃんの鼻水に関しては状態によっては病院に行かずにホームケアで様子を見ることを勧められる場合があります。

その状態というのが透明の鼻水です。透明の鼻水の原因として、生活環境が関係してくると言われています。室内の乾燥や、少しの気温の変化など、赤ちゃんは体温調節が苦手なので、大人なら気にならない少しの変化でも敏感に感じます。

そこで鼻水が出ることがあります。透明の鼻水は速やかに病院へ行く必要はありませんが、赤ちゃんの過ごす環境を変えてあげる必要があります。また、透明な鼻水も長く続く場合にはアレルギーが疑われます。

アレルギー性鼻炎というのがこの症状です。アレルギー性鼻炎の可能性も考えられるということを意識しながら、環境を整えてあげるようにしましょう。

黄色や緑色の鼻水は速やかに病院を受診

赤ちゃんの鼻水で解くな注意しないといけない状態というのが鼻水の色が黄色や緑色で、ドロッとした形状ででくる時です。黄色や緑色で出てくる鼻水は体内に細菌やウイルスが侵入したサインになります。

体内に細菌やウイルスが侵入する瞬間なんて、どんなに目を光らせていても分からないものです。そこで赤ちゃんの鼻水が黄色や緑色になって出てきた時は、細菌やウイルスを死滅させようと戦った結果、死骸が鼻水に含まれ出てきているということを認識しておきましょう。

鼻水が黄色や緑色になった時、赤ちゃんの体調も優れなくなっていると思います。赤ちゃんの状態からも少し判断しやすくなりますが、早期に病院を受診し、原因を知り必要な治療を行うためにも、赤ちゃんの鼻水が黄色や緑色になって出てきた時は速やかに病院を受診しましょう。

止まらない赤ちゃんの鼻水を早く止めてあげる方法

赤ちゃんは泣くことでしかママに自分の状態を訴えることができません。確かに鼻水の中にはしばらく様子を見ることで、大きな危険はなく治ることもあります。

それでも鼻水が出るということは、何かしらの原因があるのです。鼻水って非常に煩わしい症状です。大人でも不快に感じる症状は特に病気などが原因でなくても、赤ちゃんには負担の大きい症状です。

生活環境が原因で出る鼻水は上手に対策してあげることが、赤ちゃんに快適な環境を与えることができます。さらにママにとっても鼻水が出た=要注意といったイメージを持てるようになるので、赤ちゃんにとっても赤ちゃんの変化をいち早く気づくためにママにも必要な対策法だと思います。

とにかく環境を整えてあげよう

赤ちゃんに少しでも快適な環境を与えてあげるためには、ママの知識は必要不可欠です。ママができることってたくさんありますが、全てを完璧にしてあげることは難しいと思います。

それでもママも一緒に赤ちゃんと快適に過ごすために、赤ちゃんが苦しむ姿は見たくないはずです!そこでたかが鼻水とすこし軽視しがちな症状も、時に危険のサインになる症状ということを知ることで、できるだけ鼻水を引き起こす原因を排除してあげるということは必要なことではないでしょうか。

赤ちゃんの鼻の構造からも分かるように、赤ちゃんは鼻水が出やすくなっています。風邪でもなければ体調が悪いわけでなくても、鼻水が出てしまうことがあります。体調さえ悪くなければ負担はないというわけではありませんよね。

鼻水って非常に厄介な症状です。なかなか眠りにつくのが苦手な赤ちゃんなら、鼻水一つでさらに寝つきが悪くなってしまいます。大人でも夜の睡眠を妨害してしまうのが鼻水です。鼻水は横になった状態ではさらに負担を与えます。

気温の変化や乾燥からくる鼻水も赤ちゃんには大きな負担になり、グズる時間が長くなることでママにかかる負担も大きくなります。まずは気温の変化や湿度に敏感な赤ちゃんのために、赤ちゃんの過ごす空間は最適に保つようにしましょう。

室温計はとても役立ちます。室温計で室内の温度と湿度を目に見て把握することで、赤ちゃんに必要な環境に整えるための工夫ができるようになります。実際に筆者も使用しましたが、寝室だけでなくリビング用にも買い足しました。

今までと意識が大きく変わり、実際に筆者も快適に過ごせるようになったことを実感しました。

咳や鼻水は、空気の乾燥も影響しています。加湿器を使って室内の湿度を50%以上にして、喉や鼻の刺激をやわらげてあげましょう。寝苦しいときは布団の下にクッションを敷いて、上半身を少し起こしてあげると楽になります。

咳がひどいときは、縦抱きをして背中をさすってあげましょう。白湯などでこまめに水分補給をしておくと、喉の乾燥を防いで咳が緩和されることもあります。

鼻水がひどいときは、表面的な鼻水は柔らかいティッシュで優しく拭き取り、鼻づまりがひどいときは、鼻水吸引器で吸い取ってあげてください。吸うときは強く吸わず、少しずつ吸い出してあげましょう。

少しの工夫で鼻水は抑えられる

赤ちゃんの鼻水対策に意識を高めても、赤ちゃんは鼻水が出やすいものです。鼻水が出てしまった時、鼻水の状態から速やかに病院へ行く必要はないかもと判断した時のホームケアを上手に取り入れられるようにしておきましょう。

赤ちゃんって鼻にティッシュを当ててふ〜んと自分の力で出すことはできません。どうしても辛そうな時、勢いで出してみて!なんて思ってしまいますよね。鼻を噛んだ後の爽快感を大人は知っているので、赤ちゃんにもスッキリして欲しくなるものです。

大人なら自力で鼻水を出すことはできるのに、赤ちゃんにはどうしてもその行為ができません!そんな時に是非オススメしたいのが、ドラッグストアなどで販売されている鼻水をとるアイテムです。

数種類の商品が販売されているので、好みの使いやすいアイテムがいいと思います。特に入浴後などに鼻水を吸ってあげると、勢いよく鼻水が出てきます。赤ちゃんも初めは嫌がると思いますが、鼻水が取れることでスッキリするので大半の赤ちゃんは慣れてくると思います。

赤ちゃんは鼻を噛むことができないから…とただ辛そうにしている赤ちゃんを見守るだけでなく、上手に便利なアイテムを利用してあげてください。

気になったら速やかに病院へ…

そして、やっぱり注意すべきは美容院への受診が必要かどうかの適切な判断力です。透明の鼻水でも長引く場合はアレルギー性鼻炎が疑われます。透明の鼻水だからホームケアで大丈夫と決めつけずに数日続く場合には耳鼻科を受診し、しっかり検査を受けましょう。

鼻水が黄色や緑色の場合は早期に病院の受診が必要ということは、もう理解できたと思います。鼻水が黄色や緑色の場合は細菌やウイルスが原因になることがほとんどです。

しかし赤ちゃんの鼻水は症状悪化から辛い痛みを伴う中耳炎を引き起こす危険があることからも、早期にしっかり治療を行わないといけないのです。中耳炎は完治までに時間がかかります。その間、激しい痛みが続きます。

一昔前は、耳から水が入って中耳炎を発症すると言われていましたが、中耳炎って鼻からの細菌やウイルスが原因になり発症することからも、中耳炎の発症は体内にも原因があると言われています。

中耳炎は一度は発症するとクセになると言われています。痛みのの激しい症状からは我が子は守ってあげたいですよね。透明の鼻水でも長引けば、中耳炎発症の原因になることがあります。

さらに黄色や緑色などの細菌やウイルスの死骸が含まれた鼻水はしっかり必要な治療を行い、体内から排出させないと、耳へつながる鼻の炎症は耳にも影響してしまうのです。

うまく痛みの度合いを伝えられない赤ちゃん、どこか痛いのか言葉にできない赤ちゃんは、ママに見えるサインを送っていることを考えてあげましょう。菌のある場所に足を運ぶ必要があるのか?しっかり病院で治療しないと症状が悪化してしまう状態なのか?ママに必要な判断力はママの持つ知識にあります。

赤ちゃんは風邪を引くと中耳炎を引き起こしやすくなります。しかし、大人と比べて赤ちゃんに中耳炎が多いのは何故なのでしょうか。それは、赤ちゃんの耳管の構造に秘密があります。

赤ちゃんの耳管は、大人に比べると短く太さもあるため、ウィルスや細菌が取りやすくなっています。そのため、ちょっとしたことで簡単に鼻水に含まれたウィルスや菌が、耳の中に到達してしまうのです。

成長と共に中耳炎の発生率が下がってくるのは、耳管の構造が変化してくることが関係しています。このことから、まだ耳管が発達途中の赤ちゃんは、中耳炎になりやすいのです。

赤ちゃんの鼻水は侮るなかれ!正しい知識で上手に対処しよう

赤ちゃんは本当に突然、様々な症状が現れます。その度戸惑いながらも経験を積むことでママも冷静さを養います。しかしその冷静さが時に病気のサインを見逃すことにもなってしまいます。

重度と考えられる症状なら病院に駆け込むのに、鼻水程度なら…そんな意識に変わってしまってもおかしくないほど、毎日少しの変化で様々な症状を発症しますよね。それでもしっかり赤ちゃんの状態を把握してあげないといけないのがママです。

鼻水は少し軽視しがちな症状の一つですが、見極めポイントを押さえながら、上手に適切な対処法を取り入れるようにすることで、可愛い我が子にかかる負担を抑えることができますよ。

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