相模原障害者殺傷事件の犯人・植松聖容疑者の両親とは?

神奈川県相模原市にある障害者施設『津久井やまゆり園』で起こった障害者45名の殺傷事件。
怪我人26名、死亡者数19名と平成最大規模の殺傷事件になったこの事件に未だ世間は大きな関心を寄せていますが、事件の犯人である植松聖容疑者(26)の両親は一体どのような人物だったのでしょうか?

事件のおさらいと一緒に植松聖容疑者の両親についても調査してみました。

事件のおさらい

事件現場は『津久井やまゆり園』

職員を拘束し50分で45名を殺傷

職員を拘束し50分で45名を殺傷

植松聖容疑者が事件を起こしたのは近所にある障害者施設『津久井やまゆり園』。
ここは複数の障害を持ち、他傷・自傷の危険性がある障害者を多数養護している障害者養護施設です。

植松聖容疑者は元々この施設で介護職員として働いていましたが、事件前障害者に向けて『障害者は安楽死させるべき』と言った事で職場を自主退職させられてしまいます。

その事を恨みに思った植松聖容疑者は2016年7月25日に複数本のナイフで武装し施設の窓から園内に侵入。
窓ガラスを割って園内に入り込んだ後は職員を結束バンドで拘束し、部屋の鍵を強奪すると次々に就寝中の障害者たちを刺傷していきました。

平成最大の死亡者数

植松聖容疑者がナイフで刺傷した障害者は全部で45名。
その内19名の方が残念ながら死亡してしまい、平成最大の大量殺人となってしまいました。

被害者は全員首などの急所に向けてナイフが振り下ろされており、死亡した19名の死因も首などを刺された事による出血死やショック死だったようで…確実に殺害しようとしていた容疑者の強い殺意が見えてきますね。

ナイフを複数本持っていたのは血で切れ味が落ちてしまった時のためだと考えられます。

障害者が職員救出し通報

ハサミで結束バンドを切断

ハサミで結束バンドを切断

事件を通報したのは施設職員。
植松聖容疑者から何とか逃げおおせた比較的障害の軽い方が職員が拘束されていた場所を探し出し、結束バンドをハサミで切って職員を救出したんだそう。

障害者の方が拘束されている職員を見つけに行かなければ被害はもっと拡大していたでしょうね。
その障害者の方は本当にお手柄です。

事件直後植松聖容疑者は警察に自首

笑顔で連行される植松聖容疑者

笑顔で連行される植松聖容疑者

45名を殺傷した植松聖容疑者は事件後施設から逃走。
数時間後津久井やまゆり園から7㎞ほど離れた警察署に出向き、自ら罪を認め自首をしました。

逮捕後報道カメラに向けて笑顔を送っています。

事件直前に植松聖容疑者がとっていた行動

Twitterに笑顔でツイート

逮捕直前のツイート

逮捕直前のツイート

犯行後、警察に自首する直前に投稿したと思われる植松聖容疑者のツイート。
どこかひきつった笑みを浮かべています。
やりきった気持ちだったのでしょうか?

衆議院議員・大島理森さんに手紙を書く

植松聖容疑者直筆の手紙(一部)

植松聖容疑者直筆の手紙(一部)

画像は植松聖容疑者が衆議院議員に手渡しした実際の手紙。
容疑者は事件を起こす直前、政治家に便せん3枚分にもなる直筆の手紙を手渡ししていました。

手紙の内容を要約すると、
『障害者は周りを不幸にする動物のようなもの。保護者の同意を得て安楽死させられる社会にして欲しい。』
『自分はこれから障害者470名を抹殺する。自首後の刑期は2年以内とし、カジノ経営のため5億円の経済支援をして欲しい』
といったもの。

これを受け取って読んだ政治家の方は何を感じたのでしょうか…。

手紙を受け取った大島理森氏

手紙を受け取った大島理森氏

ちなみに、手紙の宛名は画像の大島理森氏と現総理大臣の安倍晋三氏。

権力が高いとみて宛先に選んだのでしょうか?
この後手紙を受け取った大島理森氏の関係者は植松聖容疑者を通報しています。

この時逮捕されていれば今回の事件は起きなかったのかもしれません。
怪文書程度ではすぐに出てきてしまっていたでしょうが…。

植松聖容疑者の両親とは?

今回事件を起こした植松聖容疑者のご両親はどのような人物だったのか調査してみました。

父親は小学校の図工教師

父親の名前は植松竜司さん

父親の名前は植松竜司さん

画像は植松聖容疑者の父親が実際に教鞭をとっている小学校。
植松聖容疑者の父親は東京都にある町田第6小学校で図工を教える教師をやっており、名前は植松竜司さんというんだそう。

植松聖容疑者は帝京大学に入学して少し経つまでは父親と同じ教師の夢を抱いておりました。
父親の姿を見て同じ夢を抱くぐらい生徒に好かれる立派な先生なのでしょうね。

母親はホラー漫画家

1980年代~1990年代に活躍?

1980年代~1990年代に活躍?

具体的な情報が出て来た父親に対し、母親の情報はあまり良く出てきませんでした。
しかし、調べてみたところ母親の方も元は教師でしたが職を辞し、ホラー漫画家として働いていた事のある人物のようです。

同時期に同じ雑誌に作品を投稿していたとしてとある漫画家の方が取材の申し込みを受けていた事が判明しました。
(取材依頼を受けた本人がTwitterでツイートした事から発覚したのですが、漫画家名および該当ツイートは投稿者が公開を拒否しているため掲載する事が出来ませんでした…。)

植松聖容疑者の母親は1980年代~1990年代にホラー漫画をホラー雑誌に投稿していた漫画家のようです。

1980年代~1990年代のホラー雑誌といえば…

1980年代~1990年代のホラー雑誌といえば…

1980年代~1990年代のホラー雑誌といえば雑誌『ほんとにあった怖い話』ですよね。
同時期に発行されていた他のホラー雑誌もなくはないのですが、ネット上の推測では『ほん怖』が最有力候補のホラー雑誌となっています。

猫にエサやりご近所トラブルに

猫にエサやりご近所トラブルに

元ホラー漫画家の母親なのですが、最近野良猫のエサやりをしていたとして近所とトラブルになり、そのまま鬱になって家を離れていたんだそう。

植松聖容疑者に反省の意は無し…量刑は死刑か?

植松容疑者は現在も警察に対し今回の事件ついて後悔はしていないと述べており、反省の意を全く見せていないようです。

精神病院に入院していた事があり、大麻の陽性反応が出た事もあってこれからは責任能力の有無が問われていく事になるかもしれませんが…襲撃の際刃物を複数本持ってきており、事前に周到な計画も立てていた事から事件当時責任判断能力があった事は明らかでしょう。

冗長酌量の余地はなく、裁判は死刑が求刑されるものと思われます。

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*Putyu*

元栄養系大学生。得意科目はダイエット。
辛いものと猫が大好き