アメリカ駐日大使のキャロライン・ケネディ大使とアメリカの高官たちがドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のエンディングである“恋ダンス”を踊り、YouTubeに投稿して話題となりました。

このダンスを観た日本人たちはケネディ大使らの行動に驚きながらも喜んでおり、歓迎の意を示しています。
そこで、YouTubeに投稿されたケネディ大使らの恋ダンスと本家の恋ダンスとの比較画像を作ってみました。

恋ダンスとは、先日最終回を迎えたTBSの人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のエンディングで出演者が踊っているダンスの通称であり、AKBやTBSアナウンサー、ウルトラマンたちを始めとした日本中の様々な人達が真似して踊る“恋ダンスブーム”を巻き起こしたダンスです。

動画サイトで投稿される恋ダンスの中にはエンディングを完全に模倣したものからアレンジしたものまで様々なものがあり、もはや社会現象と呼べるまでに成長していました。

キャロライン・ケネディ大使とは、1963年11月22日に暗殺された第35代大統領、ジョン・F・ケネディの長女であり、現在東京都港区にあるアメリカ大使館で29代目の駐日アメリカ合衆国大使を務める女性です。

政治家という顔の他に弁護士資格も持つ非常に頭の良い人物で、アメリカの新聞社『ニューヨーク・タイムズ』では4本のベストセラー単編著を残すなど何かを表現する職業において常に頭角を現す存在となっていました。

画像はケネディ大使が“信任状捧呈式”に平服で参加した時の様子。
この式はアメリカ大統領などの国家元首が天皇に文書を持つ人間を外交官として認めるようお願いする式なのですが、女性の場合この式では正装をしロングスカートと長袖で手足の露出を抑える伝統となっています。

しかし、ケネディ大使は正装姿でケネディ大使を迎えた天皇に対し普通の女性用スーツというカジュアルな服装で式に参加してしまい、両国民の大きな批判を浴びました。

良くも悪くも伝統や常識にとらわれない性格なのかもしれませんね。

伝統やしきたりにこだわらないカジュアルさが特徴のケネディ大使ですが、逃げ恥の最終回が放送し終わった直後ケネディ大使らアメリカ大使館の高官達が“恋ダンス”を踊った動画をYouTubeで投稿し大きな話題となりました。

大いに驚かれながらも歓迎され、日本人の話題となったケネディ大使達の恋ダンス。
このダンスを観たネット民は『次は○○に踊ってもらいたい！』と外国人の著名人がこのブームに乗っかる事を熱望しており、期待の声を次々と漏らしています。

こんな形の異文化交流ならいつでも大歓迎ですね。