10月28日、北九州空港を離陸をしようと準備していた飛行機内で、危険物を持っていると豪語し、遅延させた男が逮捕されました。

離陸準備に入っていた航空会社のスターフライヤーの飛行機内で男の1人が、通路上に置いた手荷物を指さし収納棚へあげようとしていた時に

「危険物が入ってる！」

と突如して話だし、それに答えるようにもう一人の男が、

「爆弾が入ってるけぇの！」と騒ぎ始めたそうです。

その言葉を聞いたCAは、

「は？？？」と驚き、離陸取りやめのため素早く対応したとの事です。

「爆弾が入っている！」と騒ぎ立て、乗客乗員121人を脅したことで、CAはすぐさま機長に連絡をしました。
この時の、乗客やCAは生きた心地がしなかったでしょう。

機長はすぐさま離陸を取りやめ、滑走路から駐機場へ引き返します。

駐機場に戻った後、駆け付けた警察官に身柄を拘束されました。
直ちに警察が手荷物を確認したところ、爆弾や危険物は入っていませんでした。

騒ぎを起こし威力業務妨害容疑で逮捕されたのは、

北九州市で自営で運送業を営んでいた、寺坂勝善(43)容疑者と、
同市で自営運送業の、鮎川太志(37)容疑者。

この騒ぎによって飛行機は53分の遅延が生じ、乗客の足を止めたのです。
目的を持って、搭乗していた乗客たちにとっては、怒り爆発です。

騒いだ2人は、酒に酔っていたようだと伝わっていますが、さすがに40前後のおっさん2人がやる悪戯にしては、度が過ぎています。

ツイッターで「運送業」やっている奴だから・・・と揶揄する声もあるようですが、運送業うんぬんの問題ではなく、このご時世に飛行機内や空港内で危険物や爆弾を持っていると公言した時、どうなるか事ぐらい重々分かってるはずなのですが・・・。

やっぱり、井の中の蛙で自分たちの許容範囲の冗談が、世間でも通じると思っていたのではないでしょうか。

困った人たちです。

ツイッター内で@maedan28さんが、その飛行機に乗っていて降ろされたと。

騒いだ寺坂容疑者と鮎川容疑者とは席が離れていたとみえ、機内アナウンスで状況を知らされたようです。

「安全運航にご協力いただけないお客様がいて飛行機を降りてもらう」とアナウンスがあっただけで、詳しい詳細は伝わらないまま降りたようです。

ただ、空港内は騒ぎにはなっておらず、落ち着いた感じだったよう。
まぁ、空港は旅行者を不安にさせない様、極力落ち着いた行動に徹していたと思いますが。

いい大人がこんなバカげた悪戯をするなんて、考えられません。

そしてこんなバカげた悪戯で逮捕、前科者なんて家族も泣いてしまいます。

公共の場では節度を持って、バカないたずらは決してしないように気を付けましょう。