2016年5月10日に女性を無理矢理全裸にさせ、胸やお尻などを無理矢理触ったとして逮捕された東大生・松見謙佑容疑者の初公判が7月5日に行われ、あまりにも身勝手な犯行の詳細が明らかになりました。

一緒に犯行を行った共犯者である東大生の実名や顔写真、悪質すぎる東大ヤリサーの実態を紹介していきます。

事件が起こったのは5月10日深夜。
新勧コンパに誘われた21歳の女子大生が居酒屋で泥酔させられ、二次会と称して連れ込まれたマンション内で暴行は発生しました。

始めこそ普通に2次会として飲み会を行っていた6人でしたが、女性に何度も一気飲みをさせて完全にお酒が回ったところで松見謙佑容疑者ら5人が女性の服を脱がせ、女性にキスした後頭や顔を殴打。
更に胸やお尻を叩き、胸へ熱いラーメンの汁をかけたり体を割りばしで突くなど非道な行為を繰り返しました。

女性は松見謙佑容疑者が性器にドライヤーの熱風を浴びせかけてきた所で何とかマンションから逃げ出し、近所の公衆電話から110番に通報したそう。
警察が戻ってきた現場には女性が脱がされた下着がそのままになっており、着る物も着ずにギリギリで逃げおおせた事が良く分かる有様になっていました。

東大という誰もが憧れる大学に入学したにもかかわらず犯行に至った5人はどのような人物だったのでしょうか？

ニュースで公開された松見謙佑容疑者の詳しい情報の他、共犯者4名の実名や顔写真などを調査してみました。

東大工学部システム創成学科4年生(22歳)。
身長170cmで完全中高一貫校である武蔵中学校・武蔵高等学校出身。
英語が得意な優等生でした。

両親も東大法学部出身のエリートで、高級マンションに住む裕福な家庭で育ったそう。

松見謙佑容疑者の昔を知る人は
「何を考えているかよく分からない子供だった」と述べています。
武蔵は男子校で中高時代は女性の噂も一切無い人間だったとのことですが…。

大学時代に女性関係が激変。
女性の知りあいを多く作り、セフレや彼女を量産。
とにかく一気に激しい交友関係になったそうです。
大学デビューというものでしょうね…。

お酒に酔うと女性にセクハラやボディタッチを繰り返し、
テニスサークル『コスモス』『オレンジペコ』『グレープフルーツ』の3か所を出禁になるほどの問題児だったそう。

東大大学院工学系研究科原子力国際専攻の修士1年(24歳)。
身長180cmで福井県立藤島高校出身。
とにかく数学が得意で5人の中では最も頭の良い人物だったとか。

つい最近原子力関係の学会の大会にて賞を受賞し、将来を嘱望されていました。
犯罪さえしなければ明るい未来があったでしょうね。

河本泰知容疑者は松見謙佑容疑者と同じ東大工学部システム創成学科4年生(22歳)。
岡山県立岡山朝日高等学校出身で、東大の2年から3年に上がる際必修科目を一つ落とし留年した経験があったそう。

卒業アルバムや経歴から洗いだそうと試みましたが、これといった功績を持っていないせいか顔写真を発見することはできませんでした。

岡山市にある小学校の教諭を務める父親は大学で息子がヤリサーで遊んでいた事を知らず、犯行を知った時はかなり驚いたそう。

松本昴樹容疑者は東大大学院修士1年生(23歳)。
松見謙佑容疑者・河本泰知容疑者と同じシステム創成科出身の人物です。
出身高校は東京学芸大学付属高校。

元々はハンドボール部に所属していましたが大学3年生の春に大けがをし、そのまま4年になってハンドボール部を引退。
その後松見謙佑容疑者が新設したヤリサーに所属しました。

東大ハンドボール部はメンバーの顔写真を公開しているためそこから写真を捜索しましたが、研究室やハンドボール部のサイトからは顔写真や来歴が削除され、実名と出身高校以外詳しい情報を知る事は出来ませんでした。

生島一生容疑者は東大大学院工学系研究科システム創成学専攻の修士1年生。
東京都立国際高校の出身で、中学・高校時代は野球部に所属する野球少年でした。
野球に打ち込んでいた時代は甲子園を目指してひたすら努力していたようですが、努力が祟ったのか左肩を故障。野球のできない体になってしまっていました。

こちらも関係各所の顔写真が削除されていましたが、松見謙佑容疑者のフェイスブックから顔写真が流出。
最も広がりたくない形で顔が売れる結果となりました。

逮捕された当初、松見謙佑容疑者以外の4人中3人は容疑を否認。
「自分は何もやっていない」
「胸は触ったけどお尻は触ってない」
「計画的犯行ではなかった」
など互いに責任を押し付けあって様々な供述を繰り返していました。

被害者の女性は
「笑うだけで誰も止めてくれなかった」
と述べているので全員同罪かと思われましたが、
結局松見容疑者・河本容疑者・松本容疑者の3人だけが起訴され残りの2人は起訴されなかったようです。

画像は現在閉鎖済みの“東京大学誕生日研究会”Twitterアカウントの紹介文。

このサークルは数々のテニスサークルを追放されて女性との出会いがなくなってしまった松見謙佑容疑者が2016年に新設したインカレサークルで、表向きは『誕生日を楽しく過ごすための方法を研究するためのサークル』とされていました。

しかし、新設以降活動実績は全くなく、開かれるのは飲み会やコンパばかり。女性との性行為を目的としたいわゆる“ヤリサー”だったのです。

男女ともに合意の上でそういった集まりをし、合意の上で性行為をするならば迷惑なだけで救いようもあったのですが…。
このサークルは女性に合意させる気など全くない悪質な手口で女性を貶めていたのです。

東京大学誕生日研究会の手口はこう。

①東京大学誕生日研究会のTwitterアカウントで東大近郊の大学に通う女子大生をひたすらフォロー。東大というブランドを活かして女子大生達にサークルの気軽さを伝え、参加を募る。
②反応した女子大生らと飲み会へ。居酒屋へ行き、ターゲットを物色。
③目的の女の子を定めたらゲームを開始。ゲームに負けさせ、罰ゲームと称してひたすら焼酎の一気の強要し泥酔させる。
④『女性の保護・二次会』と称してマンションに連れ込み、暴行。

この手口で今回被害に遭った女性もマンションに連れ込まれ、何度もストレートの焼酎を飲まされていたそう。
初犯にしては随分“慣れ”が必要そうな手段に見えますが…？

実は松見謙佑容疑者らは事件の1ヶ月である4月18日にも同様の事件を起こしていたと『週刊新潮』が明らかにしています。

4月18日にあった新勧コンパの際、同様の手口で女性を泥酔させて今回事件のあったマンションへ別の女性を連れ込み、『服についた泥を洗い流すため』として無理矢理服を脱がせシャワーを浴びさせかけたんだとか。

調べによるとその時の女性は逃げきれず、窒息しかけたところで
「セックスしてもいいからシャワーは自分で浴びさせて」
と述べ、結局3人の男性サークルメンバーと性行為をさせられたとのことですが…。
これが本当ならば余罪がたっぷりありそうですね。

東京大学誕生日研究会ではこれまで3回の飲み会が開かれていますので、最低3回は似たような事があったのではないかと思われています。

今回の事件で被害者となった女子大生は松見謙佑容疑者に対して『絶対に許せない』と述べており、示談の可能性はほぼ0と考えられています。

今回の事件で同じく起訴された河本容疑者・松本容疑者の初公判は7月11日に行われるとされ、更に詳しい事件内容が明らかになるとされていますが…これでもう事件の再来はないのでしょうか？

東大には自由にサークルを作る事が出来る風潮があり、
東大に通う東大生によると
『テニサーに飽きた上級生が東京大学誕生日研究会のようなイベントサークルを作るのがブームになっている』
とのこと。

もちろん真面目に活動しているイベントサークルもあるのですが、かなりの確率で松見謙佑容疑者らが創設した物と同じく女性との出会いを目的とした飲み会サークルや性行為を目的とした“ヤリサー”が混ざっているそうで…楽しい大学生活の陰で涙を流す女性が他にもいるのではないかと噂されています。

東大にはしっかりとした調査をしてもらい、こういった事件が絶滅するよう全力を注いでほしいものですね。