“世界の北野”北野武が最高勲章レジオンドヌール受賞!

元仏文化大臣のジャック・ラング氏は「完全無欠のアーティスト」とコメント

タレント・映画監督を務める日本を代表するアーティストである北野武(芸人のときはビートたけし)が、今月18日、フランスパリにて最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章「オフィシエ」を受賞することが、明らかになりました。

レジオン・ドヌール勲章とはナポレオン・ボナパルトによって1802年に創設されたフランスの最高勲章であり、フランスにとって文化的、社会的に影響を与えた文化人などに送られるものです。
かつての受賞者には作家の大江健三郎氏、建築家の安藤忠雄氏らがあげられ、日本が世界に誇るアーティストばかりです。

叙勲を行う元仏文化大臣のジャック・ラング氏は「あらゆる形態の大衆芸術へえの熱心な関わりにより、フランス、日本、そして世界中で名をはせた方にはまらない完全無欠のアーティスト」とコメントしました。

SNSでも北野武さんの受賞が注目されているようです。過去にも黒澤明監督など世界的な活躍をした日本人アーティストは多数いますが、このレジオンドヌール勲章を授与されたのは北野武さんが初なのだそうです。

北野武さんのプロフィール

最近アーティストとしての活躍がよく取り上げられている北野氏。
海外では「ビートたけし」ではなく「北野武」名義の方が有名なのだとか。確かに日本国内ではバラエティ番組に多数出演しているイメージですが、世界的な評価を考える映画作品の方が有名なのかもしれませんね。

ビートたけし(1947年1月18日 - )は、日本のコメディアン、タレント、映画監督、俳優、脚本家である。本名:北野 武(きたの たけし)。日本国外では本名名義の映画監督・北野 武としての知名度が極めて高い。
東京都足立区島根出身。オフィス北野所属。

北野武さんクラスになると基本的に事務所は個人事務所なのだそうです。

1980年代初頭に起こった漫才ブームの中で社会風刺を題材としたシニカルな笑いツービートで人気を獲得、フジテレビTHE MANZAIやその後継であったオレたちひょうきん族らに出演し番組が大ヒット、一般人、芸能人(特に後輩芸人)問わず未だに発言や行動に多大な影響力をもつ人物の一人。 1990年代頃より司会業や映画監督業が中心で、中には20年以上続く番組がある。

当初は漫才芸人として成功したお笑い芸人でした。しかし、もともとの芸風が社会風刺などの高度なネタを用いていたということもあり司会に抜擢され、以降は漫才ではなくテレビ番組の司会としての活動が増えていきます。レジオンドヌール賞受賞のきっかけとなった映画に関する活動は90年代後半からで、バイオレンスな作品やヒューマンドラマなど幅広いジャンルを扱う手腕に定評があります。

映画監督時や『平成教育委員会』(フジテレビ系列)などの番組では本名の「北野武」名義を用い、その他の番組、映画で出演するときは芸名の「ビートたけし」でタレント活動している。これに関して、2010年(平成22年)5月9日放送『平成教育委員会』では、「アカデミックな場所では『北野武』または『マス北野』、芸人として出る時は『ビートたけし』で使い分けている」との旨を述べた。日本国外では基本的に本名である『takeshi kitano(北野武)』だが、『beat takeshi kitano(ビートたけし北野)』と、いう、本名と芸名を併せた名義を使うこともある。
また、絵画では「ビートたけし・北野武」と言う名義で活躍もしている。
立川談志一門でもあり、高座名「立川錦之助」を持つ[注 1]。近年は落語を口演する際、立川談春から一字もらい「立川梅春」を名乗っている。
東京都立足立高等学校から明治大学工学部(現理工学部)機械工学科中退(特別卒業認定)。元・東京芸術大学大学院映像研究科特別教授(2005年 - 2008年)

タレントとしても文化人としても有名な北野武さんですが、テレビ番組に出演する際は名義だけでなく発言・行動なども名義に応じて使い分けるのだとか。

北野武の世界観

有名な話に、「北野武は趣味と仕事が完全に一致している」というものがありますが、実は間違いなのだそうです。というのも学生運動が盛んな時代に生まれたにも関わらずどこか冷めた目で世間を見ていたため、そのときからのクセで趣味に熱中するのが難しい性格になってしまったのだそう。現在は所ジョージさんの勧めで車などの趣味を持っていますが、一昔前までは仕事一徹な人物だったそうです。多様な分野で活躍する北野武さんはかなり努力家のイメージがありますが、意外にニヒルな素顔を持っているのです。

努力ってのは宝くじみたいなものだよ。買っても当たるかどうかはわからないけど、買わなきゃ当たらない

北野さんらしい名言ですね。

(天才とは)運と才能と、あと努力…。ごく普通のことを人一倍やった人だよ。そして運は必要だよ

実はこの名言、立川談志さんが言っていたことをそっくりそのままテレビで話したのが元ネタなのだとか。

このように、北野武さんは自分自身のことをチャレンジャー(挑戦者)ととらえています。昔のバイク事故や、フジテレビ事件、数ある不幸に悩まされつつも、自らを奮い立たせ挑戦し続けた立派な成功者です。

分野は違えどチャレンジするということは、成功することの必須条件なのかもしれませんね。

実は車好き!?北野武さんの愛車がすごい!

北野武さんといえば車!というくらい、有名外車や高級車を数多く所有しています。

有名な写真ですね。ブガッティ・ヴェイロン。
お値段約3億円と超高額な車です。

かつての愛車、ロールスロイス・ファントム。
ショーファードリヴンといって運転手を付けて乗ることを推奨されるロールスロイスですが、運転手をされていた方があまりにも道に迷う、指定の時間や場所を守らないなどのトラブルメーカーだったため、車と共にクビにしてしまったのだとか。

こちらはガレージに眠っているのだそう。
お値段約6000万円。
眠る車ではないですね。笑

まとめ

如何でしたでしょうか。
今回のレジオンドヌール賞の受賞をはじめ、北野武さんは数々の賞賛を世界から受けています。北野武さんほど国民に影響を与えている人はいないでしょう。

これからの北野武さんの活躍にますます注目したいところです!

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