2016年7月14日、フランス南部のニースで開催された花火大会の人だかりの中に、大型トラックが突っ込み、約２kmにわたって、花火大会の見物人達をひき殺しながら暴走するテロが発生しました。

犯人の男は、その後、人混みに向かって銃を乱射し、死傷者を増やし、最後は警官隊と銃撃戦になり、射殺されました。

現地でテロに巻きこまれた見物人達によってテロ事件の様子はTwitterやInstagramに投稿され、凄惨なテロ事件の動画が公開されています。

花火大会で賑わう会場。
見物人は、飲み食いしながらにぎやかな様子の中に、突如として白いトラックが突っ込んでいます。

はじめは、周囲の見物人たちは、何が起きたのか分からずキョトンとした様子ですが、事態がテロだとわかると、一目散に逃げ回り、花火大会の会場はパニックとなりましや。

動画では、逃げ惑う人々の悲鳴がはっきり聞こえます。

こちらは、Twitterのアカウントに投稿されたトラックテロの瞬間を撮影した動画です。

1つ目の動画で、トラックが人混みに突っ込み、見物人をひき殺した後に、再び走り出し、人混みの中に、再度突っ込んでいく様子が撮影されています。

トラックの後を走って追いかける人々は、人混みの人たちに「逃げろ！」と警告しているのでしょうか？

※トラックに轢かれた無残な遺体の様子が写っているので、動画の再生は自己責任でお願いいたします。

白いトラックが走り去った後の、花火会場。

道路の上には、トラックに轢かれた多数の犠牲者達が横渡っています。
動画には、血を流し横たわる人々や多くの遺体も撮影されており、ニースで起きた凄惨なテロ事件の様子が伝わってきます。

すでにトラックは走り去った後でしょうか。
道路に、無数の人が倒れている様子が確認できます。

倒れた人に声を掛ける通行人の様子も伺えますが、死亡しているのか、ぴくりとも反応していない様子。

動画にはパニックになった多くの人たちが逃げ出してくる様子が撮影されています。
撮影者も、この時点ではまだ何が起きたのか分からないようです。

事態がテロが起きたのだと分かり、花火会場から逃げ出してくる人々の様子。
現場の恐怖感が伝わってきます。

犯人は、トラックで人混みに突っ込み、見物客達をひき殺した後、銃を取り出し、人混みに向けて発砲し、警官隊と銃撃を繰り広げ、最後は射殺されました。

この動画は、銃撃戦があった場所から少し離れた場所で撮影されたもので、銃撃の音に驚き、逃げる様子が確認できます。

こちらは、テロの犯人が射殺された、テロの後の様子。

多数の警察や、救急によって負傷者や遺体が運ばれています。

テロ事件後に、フランスの警察によって開かれた記者会見では、犯人の名前が明らかにされ、国籍等も公表されました。

この凄惨なトラックテロでを首謀した犯人の名前は、『ムハンマド・ラフエジ・ブーレル容疑者』で、年齢は31歳。

ニースに住んでいますが、チュニジア国籍を持つ移民者だったそうです。

警察の調べによれば、ムハンマド容疑者は、銃の所持や人質事件を起こしたとして、逮捕された過去があり、前科を持っていたそうです。