おそらくこのページに訪れた人は、団子鼻や鼻幅の大きい鼻に悩む人だと思います。

団子鼻の主な原因は遺伝ですが、他に「鼻を触りすぎる事」でも鼻の軟骨が変形して鼻が大きく団子鼻になる事もあります。

数多の美容サイトでは、鼻幅を細くし鼻を高くする方法として『鼻をつまむ』のが効果的という情報が数多く掲載されています。

反対に、団子鼻や鼻が大きくなってしまう原因として『鼻を触りすぎる』という情報も見かけます。

一体どちらが正しいの！？

Yahoo!知恵袋などを見ると、２つの情報に矛盾を感じて、混乱する人も多いようですが、これはどちらも本当で、触り方で大きくも小さくもなるのです。

鼻を触りすぎると大きくなる説について説明します。

両親や親戚など身内に団子鼻の人がいない場合や、生まれた時は鼻が小さくて、だんだんと大きくなった遺伝などの先天的ではなく、後天的に鼻が大きくなる原因鼻には、鼻の軟骨の変形や成長、もしくは鼻の皮膚が厚くなる事の２つがあります。

鼻の形状を作っている主な部位が軟骨です。
特に鼻先から左右に伸びている鼻翼軟骨と呼ばれる部位のアーチによって鼻幅が決まりますが、このアーチが強い刺激によって発達したり、変形することで、鼻が大きくなってしまう事があります。

鼻の皮膚が厚くなり、肉厚になる事で、後天的に鼻が大きくなる事があります。
鼻は、手や足、顔全体に比べて、もともとが小さい為に、皮膚が少し厚くなっただけで、大きくなって見えてしまうのです。

軟骨は、名前の通り柔らかいため、骨折などをしなくても形が変わりやすい骨です。

例えば、うつ伏せに寝る人は、鼻の軟骨が押しつぶされて鼻ペチャになりやすかったり、うつ伏せでも、やや横向きになっている人は、向きによって鼻が曲がってしまう人もいるように、加わった力によって形が変わりやすい部位なのです。

また、軟骨は刺激によって成長・発達しやすい部位でもあります。

例えば、後に理由は説明しますが、鼻の脂肪を絞り出すための『鼻絞り』がクセになる事によって長時間に渡って軟骨が刺激を受けると、その刺激によって発達してしまい、鼻が大きくなる可能性があります。

顔や体同様、太れば鼻にも肉や脂肪が付きます。

特に、鼻はもともと小さい部位の為、少しでも脂肪が付けば大きくなったのが目立ちやすい部位です。

太っている人を見れば、多くが鼻も肉厚になって大きくなっているのが分かるかと思います。

皮膚は強い刺激を受けると、その刺激に耐えられるように、堅く厚く大きくなります。

例えば、空手家は、毎日、堅い木の板や、サンドボックスに拳を打ち込んで練習し、拳の皮膚を堅く厚くしていきます。
長い期間、鍛錬を重ねた空手家の拳は、指も太くとても大きいです。

毎日、鍬で畑を耕す農家のおじいさんの手の平も、皮膚が厚く、手も大きくなっていきます。

このように、人間の皮膚や皮は、刺激によって厚みが増し、その部位も大きくなります。

鼻も同様で、例えば『鼻絞り』などによって、毎日強い力で刺激され、初めは赤く腫れて大きくなっていたのが、だんだんと皮膚そのものが厚くなり、鼻そのものが大きくなってしまいます。

鼻の毛穴に詰まった角栓や、脂肪を取り除くために、鼻をつまんで絞ったり、毛穴を爪で押して脂肪を取り除く行為は、鼻を大きくしてしまったり、豚鼻や団子鼻になってしまう可能性があるので止めましょう。

鼻を絞った時に、堅く酸化した角栓や白くニュルニュル出てくる脂肪の塊が出てくると、気持ちよく、鼻絞りがクセになってしまうのも理解できます。

そのため、一度鼻絞りに手を出してしまうと、鏡の前に立つたびに毛穴の脂肪が気になって、にゅるにゅると絞り出してしまいます。

毛穴から脂肪を絞り取る力は、強いため、鼻絞りがクセになってしまい毎日繰り返してしまう事で、最初は赤く腫れていただけの皮膚が、刺激に耐えるために、次第に堅く厚くなり、鼻が大きく肥大化します。

また、毛穴を絞る際に、毛穴の皮膚だけでなく、鼻全体をつまんで、絞り出すやり方をしていた場合は、鼻の軟骨にも強い負荷が掛り、鼻の軟骨が発達して、大きくなってしまう場合もあります。


軟骨や皮膚を発達させてしまう原因は、慢性的な刺激です。
鼻絞りは、にゅるにゅると脂肪が出て、毛穴のブツブツが無くなるのが、気持ち良い為、クセになって慢性化してしまいやすく、長期間に渡り鼻に刺激を与えてしまうので、やらないように注意しましょう。

団子鼻の矯正や鼻幅をスリムにする方法として『鼻をつまむ』やり方がありますが、強い力や誤ったつまみ方によって、鼻絞り同様に、鼻の皮膚や軟骨を刺激してしまい、皮膚が厚くなったり、鼻幅が広がって豚鼻や団子鼻になってしまう可能性があります。

団子鼻の改善や、鼻を高くするために、鼻をつまむ目的は『軟骨のアーチを狭くする』ことです。
強い力で鼻の肉を潰す事が目的ではないので、あくまで『アーチを狭くする』ことを意識して、力を入れすぎずにつまみましょう。
力を入れても入れなくても『軟骨のアーチ』が狭くなるクセがつく期間はほとんど変わりません。

自分の指でつまむと、つい力を入れすぎてしまう場合には、矯正用の商品も市販されているので利用するのも良いでしょう。
適度な力で矯正してくれるため、皮膚を刺激しにくく、肉厚になるのを避けてくれるでしょう。

鼻絞りや、力を入れすぎた鼻つまみによって、団子鼻になってしまった時の対処法を紹介します。

鼻の皮膚が腫れて大きくなっているだけの場合は、炎症が引くまで何もしないで放っておくのが一番です。
数日おけば赤みや腫れも引き、元の大きさに戻っているでしょう。

早く腫れを鎮めたい人は、鼻を氷水や冷水などで冷やすのも効果的です。

ただし、これは炎症を起こして腫れている場合で、太った事による脂肪の増加によって鼻が大きくなった場合や、鼻の皮膚自体が堅く厚くなっている場合、軟骨が変形してしまって鼻幅が広がっている場合には、放置しても元に戻らないので注意しましょう。

肥満によって鼻に脂肪がついてしまい鼻の肉の厚み増して大きくなっている場合には、ダイエットするのが一番ですが、鼻の脂肪は付きやすく、落ちにくいため全身のダイエットの場合には、手や足、お腹などの他の部位は痩せても、鼻の肉は落ちずに、周囲が痩せた分だけ、反対に鼻の大きさが目立つ場合があります。

従って、小鼻に集中して運動を行い、鼻を痩せてスリムにしましょう。

鼻運動のやり方はとても簡単で、人目が気にならない場所であれば、どこでも実践する事ができます。

◆鼻運動のやり方

（１）鼻が細くなる様に力を入れる
（２）力を抜いて鼻を元に戻す
（３）１～２を繰り返す

個人差はありますが、毎日続ければ１ヵ月ほどで鼻がスッキリして効果を実感できるようです。

鼻を指でつまんで開いてしまった軟骨のアーチを矯正して鼻幅を狭くすることで、団子鼻を解消し、鼻を高くする事が出来ます。

ただし、強い力でつまむと、先に説明したように鼻の皮膚が厚くなったり軟骨が発達したり変形して鼻が大きくなってしまう可能性があるので、注意しましょう。

目的は、鼻の頂点から鼻幅の形状を決める『鼻翼軟骨』の形を矯正する事です。

強くつままなくても、軟骨の形状は変わるので、力を入れて鼻を潰して形を変えようとするよりもクセを付けるために、なるべく長い時間鼻をつまむことと、クセがついて効果が出てくるまでは、毎日続ける事を意識しましょう。

鼻の軟骨のアーチを改善するには、鼻をつまんでアーチを狭めるクセをつければ良いのですが、クセをつけるには長くつまんだ状態をキープする必要があります。

自分の指で矯正を磨る場合には、つい早く癖をつけようと強い力でつまんでしまい、皮膚が赤く腫れてしまったり、長時間手がふさがってしまうため、おっくうになって続けられなかったりします。

そういう場合には、鼻を美しく高くしてくれる美鼻アイテムも市販されているので、頼ってみるのも良いでしょう。

シンクロの選手を見ると、皆さん細くて高いキレイな鼻をしています。

水の中にいる時は、鼻栓をしているので、鼻をつまんだような顔をしていますが、インタビューなどで鼻栓をしていない時でも、やはり鼻は高い人が多いようです。

先に説明したように、鼻の軟骨は変形しやすいため、鼻栓のようなアイテムで長い時間小鼻の形状を矯正する事で、軟骨にクセが付き、鼻栓をとっても鼻筋の通った美鼻をキープできるのです。

Youtubeの動画でも鼻を太くせずに、小鼻を細くするための正しい触り方が紹介されています。

肉厚で太かった鼻が、実践する事でスッキリ細くできたと、体験を交えて鼻を小さく細くする方法が学べます。

鼻の脂肪も運動をすれば消費されて細くなります。

鼻の軟骨矯正には効果がありませんが、鼻が肉厚になってしまう事で鼻が大きくなってしまっているなら、鼻運動で鼻のシェイプアップが効果的です。

（１）鼻が細くなる様に力を入れる
（２）力を抜いて鼻を元に戻す
（３）１～２を繰り返す

最低100回を３セット

回数はこなすほど効果が高まります。
出来る限り時間を見つけて実践しましょう。

注意すべき点が１つあります。
それは、鼻を細める時に、力を入れすぎない事です。

鼻が動くと言う事は、筋肉があるという事です。
筋トレをすると、筋肉が大きく肥大するように、筋繊維は強い負荷を掛けると、太くなります。

強い力で鼻運動をすると、鼻の筋肉が太く発達してしまい、反対に鼻が大きくなってしまう可能性もあるため、力を入れすぎないように注意しましょう。

イメージは『有酸素運動』です。
力を入れてやるのではく、ジョギングのように、弱い力で長い時間をやるように心がけて下さい。

すると、鼻の脂肪が燃焼し、鼻筋も適度な負荷で運動する事で引き締まります。

脂肪の燃焼のしやすさや、鼻に溜まった脂肪の量によって個人差はありますが、毎日続ければ１ヵ月ほどで鼻がスッキリして効果を実感できるようです。