薬を使う事なくつけるだけで花粉や風邪、ウイルスから
自分の身を守ることが出来る「マスク」。

しかし、間違ったつけ方や使い方をしていると
花粉やウイルスなどを防ぐことができず、
マスクをしてもくしゃみが出たり、鼻がむずむずしたり、上手く花粉やほこりの侵入を防げなかったり、風邪のウイルスや菌を防ぐ効果も半減してしまいます。

それどころか、自分から体の中に迎え入れてしまう事もあります。

今着けているマスク、間違った使い方をしていませんか？

マスクの上部分についているワイヤーを鼻の形に添って
押さえずにそのままつけてしまうと、上の部分にスキマが
できてしまいます。

そのまま息をしてしまうとマスクの上の部分から
たくさんの菌たちが口や鼻の中へ…。

たくさん防いでくれそうだからと
とにかく大きなマスクを選ぶ人、実は結構多いです。

サイズの合わないマスクやゴムの緩いマスクを
つけていると横側にスキマができ、
息を吸うたびにそこへ菌や花粉が吸い込まれて
しまいます。

街で見かけるマズいつけ方No.1！
口にだけマスクをつけて鼻にはつけないこのつけ方、
もちろんアウトです。

鼻から菌が入ってくるだけではなく、
折り曲げられたマスクの横側からモリモリ菌が
侵入してきてしまいます。

ご飯を食べる時やちょっと電話をかける時などなど…
そんな時、マスクをあごにかけちゃいけないんです！

あご部分にはくしゃみや咳をした時に出てきた菌が
たっぷり…。

そんなあごにかけたマスクをまたつけ直してしまうと、
せっかく出した菌をもう一回体の中に迎え入れてしまいます！

ピッタリなマスクの大きさ診断法
(必要な物は定規だけ！)

①指銃の手を作る
②人差し指を鼻の付け根の1cm下にやり、
　親指を耳の付け根の上側へ当てる
③人差し指から親指までの距離を測る

9～11cm→子ども用サイズ
10.5～12.5cm→小さめ・女性用サイズ
12～14.5cm→普通サイズ
14cm以上→大きめ・男性用サイズ
がアナタのピッタリサイズです。

マスクには正しい上下と裏表があります。

画像の通りワイヤーが上になってプリーツが下向きに
なる方が上、耳にかけるゴムがくっつけられている方が
口にくっつけない方の表側です。

マスクをつけるとチクチクゴワゴワする方、つける向きを
間違っているかもしれません。

①上下と表裏をしっかり確認し、
　プリーツを広げて鼻と口をしっかり覆う
②上側にあるワイヤーをしっかり押さえつけ、
　肌とマスクを密着させる
③ゴムひもは伸ばさない

この3つを守るだけでマスク美人(美男子)の完成です！

市販されているマスクは基本1回きりの使い捨て用です。

マスクは洗う事の出来ない物がほとんどですので、
内側を常に清潔にするためにも1度使ったマスクは
再利用せずに捨てましょう。

マスクがもったいないようにも感じますが、
病院代に比べたら安いものです。

マスクを外して捨てる時、マスクの面部分を触らないように
気をつけましょう。

面部分には防いだ菌や花粉が大量に付着しています。
耳のバンド部分を掴んで捨てて下さい。