明朝体は、ゴシック体に比べ繊細な表現に長けた字体と言えます。止めやハネ縦横の線幅の違いなどまるで筆で書いたような文字になるのが特徴です。それだけに、フォントごとの違いも顕著に現れてきます。

フリーフォントで明朝体といえば「IPA明朝」を外すことはできません。これといった変わった点はありませんが、すべてにおいて品質の高いフォントです。

うつくし明朝体は、文字の流れを意識して作られたフォントです。特にひらがなの美しさは抜群で、是非オススメしたいフォントです。

どことなくノスタルジックなフォントです。漢字に比べてひらがなのサイズがほかのフォントより小さめなフォントですので、メリハリの効いたデザインにすることができます。

明朝体の中でも独特な雰囲気のフォントです。ひらがなとカタカナの幅がほかのフォントに比べて狭いのですっきりとした整った見た目になります。

音符のような見た目のフォントです。感じの収録数は多くありませんが、音楽関係のロゴにぴったりなデザインです。

昔の活字体を意識して作られたフォントです。旧字体の収録も多いので様々な用途に使えそうです。

極太から極細まで揃ったフォントです。見た目にはどれほど特徴はありませんが、とても使い勝手のいいフォントです。

洒落の効いた名前ですが、一貫性のあるデザインも独特な雰囲気もとても面白い書体です。ホラー系のデザインにはもってこいでしょう。

角丸のすっきりとした書体がとても美しい明朝体です。どこかオールドな雰囲気もあり、いろんな相性を試してみたくなります。

「はんなり」という京言葉通りすこしふんわりとしたひらがなが特徴的です。上品なデザインを求めるときに試してみたいフォントです。

少し細めで大人しい印象の明朝体です。見出しやタイトルよりは、文章中に使いたいフォントです。

GlyphWikiというWiki上で多数のユーザーによって開発されているオープンソースの漢字フォントです。気になった文字はWiki上で誰でも改良することができます。

和風なデザインにマッチしそうなフォント。止めやハネの細部に至るまでこだわられてそうなフォントです。

筆で書かれたようなタッチが特徴のフォントです。ゆったりとした印象になるので風景写真との相性も良さそうです。

明朝体のフォントはどれも美しくすっきりとした見た目です。明朝体を使いこなせるとデザインの幅もきっと広がるはずですのでぜひいろんなフォントを試してみてください。