2018年5月にデビューを飾ったKing＆Prince(通称・キンプリ)。

デビューシングルは初週売り上げ57.7万枚(歴代2位)。

同年の夏には累計28万人動員のアリーナツアーが開催され、ファンクラブに加入していてもチケットが取れないほどの人気ぶり。

さらにエースの平野紫耀さん主演ドラマ「花のち晴れ」は女子中高生を中心にブームを巻き起こし、主演映画も好調。
バラエティー番組にも引っ張りだこ状態でまさに大躍進となった2018年。

King＆Prince（キンプリ）の紅白出場も納得の結果と思われるところです

しかしキンプリの紅白出場をめぐってファンからは大ブーイングが巻き起こってしまっているようなのです。

一体何故批判されるのでしょうか？
アンチ急増の理由も合わせて探っていきます。

ジャニーズのアイドルグループはすでに飽和状態と言われています。
それぞれのグループに熱狂的なファンが付いています。

ちなみにファンクラブの会員数ランキングは下記の通りです。

ジャニーズファンクラブ会員数(2018年8月版)

1位　嵐　(2,220,000人)
2位　関ジャニ∞　（600,000人）
3位　KinKi Kids　（550,000人）
4位　Hey!Say!JUMP　（530,000人）
5位　Kis-My-Ft2　（440,000人）
6位　V6　（328,000人）
7位　NEWS　（298,000人）
8位　King＆Prince　（244,000人）
9位　Sexy Zone　（240,000人）
10位　KAT-TUN （220,000人）

King＆Prince（キンプリ）はデビュー間もないにも関わらず、すでにFC会員数で8位に入っています。
しかし嵐の200万人越えはすごいですよね。
会員１人当たりの年会費が4000円ですからFCの年会費だけで80億円を生み出すグループなのです！すごすぎる！！

ここで注目すべきはこの上位10位までに入っているグループの中で2018年紅白に出場が決定したのは、嵐・関ジャニ∞・Hey!Say!JUMP・King＆Prince・Sexy Zoneの5組です。

さらにこのランキング内グループの紅白出場回数とデビュー年をまとめると

嵐　　　　　　10回　（初出場2009年・デビュー1999年）
関ジャニ∞　　7回　 （初出場2012年・デビュー2004年）
KinKi Kids　　1回　　（初出場2016年・デビュー1997年）
Hey!Say!JUMP 2回　（初出場2017年・デビュー2007年）
Kis-My-Ft2　　　０回　（出場なし・デビュー2011年）
V6　　　　　　　3回　（初出場2014年・デビュー1995年）
NEWS　　　　 0回 （出場なし・デビュー2003年）
King＆Prince　　　初　（初出場2018年・デビュー2018年）
Sexy Zone　　　　6回　（初出場2013年・デビュー2011年）
KAT-TUN 　 0回　（出場なし・デビュー2006年）

こうやって見てみると、デビュー元年に紅白に出場したグループはいないんですね。

嵐やHey!Say!JUMPはデビューして約10年かかってようやく紅白出場を果たしています。

Hey!Say!JUMPファンからするとデビュー1年でのKing＆Prince（キンプリ）の紅白出場は「まだ早すぎる」という気持ちもわからなくもないですね。

しかし紅白に24回出場しているTOKIOは1994年にデビューし、その年の紅白に出演し、そこから24年間連続出場しています。

1980年12月にソロデビューした近藤真彦さんも1981年の紅白に出場していますので、デビューしてすぐの紅白と言えます。

同じように1985年12月にレコードデビューした少年隊も1996年の紅白に出場しています。
今や伝説として語り継がれるほどの人気を誇った光GENJIもデビュー翌年には紅白出場を果たしています。

近年はデビューしてすぐの紅白出場グループが少なかっただけで、ジャニーズの歴史を見てみると先輩方はデビューしてすぐの紅白出場を果たしているのです。

しかし若い世代のファンからすれば、少年隊や近藤真彦の全盛期はもちろんのこと、TOKIOのデビュー当時のことなんて知る由もありません。

そのため若いファンからすると、
「キンプリばっかりデビューしてすぐに紅白決まって！！」
となってしまったものと思われます。

しかしジャニーズの先輩方を見てみると、キンプリだけが特別というわけではないのです。

King＆Prince（キンプリ）の2018年の紅白出場に批判の声が殺到する理由は一体何なのでしょうか？

その理由を徹底的に調べてみました。

先ほど紹介したFC会員ランキングでも上位だったKis-My-Ft2（通称・キスマイ）はデビューして7年間、未だに紅白の出場経験はありません。

最近では歌番組やドラマだけではなくバラエティー番組でも個性を発揮し活躍しているキスマイメンバー。

ジャニーズ内ではコンサートの動員数でも嵐に次ぐ2番目に多くヒット曲もあるのですが、なかなか悲願達成とはならないようです。

そのため今回のキンプリの紅白出場にキスマイファンが荒れているそうです。

ですがファンの中でも様々な意見があるようです。

というように複雑な胸中を明かしているファンもいました。

同じようにキンプリより前の2014年にデビューしているジャニーズWESTも未だ紅白出場経験はありません。

ジャニーズWESTファンも
「キンプリよりWESTが先でしょ」という批判の声が上がっているようです。
ジャニーズファンのグループ間闘争がSNS上で勃発していますが、それもファンがグループを愛するゆえというのは確かですね。

SMAPの解散、TOKIO山口達也さんの未成年淫行事件での脱退など激震が走っているジャニーズ事務所。

そんな中で事務所の威信をかけてデビューさせたグループがKing＆Prince（キンプリ）です。

メンバーはジャニー社長の大のお気に入りと言われている平野紫耀さんがいることもあり、ジャニー社長からの猛プッシュがあるのではないかと言われています。

実際に平野紫耀さんは「花より男子」の続編である「花のち晴れ」に出演するなど、ジャニーズの売れっ子路線のレールがしっかりと敷かれているように見えます。

さらにデビュー年に主演映画も2本。

また岩橋玄樹さん・神宮寺勇太さん・高橋海人さんのトリプル主演ドラマなど、デビューしたばかりとは思えないほどの優遇ぶりです。

King＆Prince（キンプリ）に対する事務所のゴリ押しともとれる行動に、他グループファンからは批判の声が上がっているようです。

しかしこれはメンバーの意図ではなく事務所の戦略です。

デビューしてすぐのこの露出は、本人たちにとってはかなりのプレッシャーであるはずです。
しかも出演した番組や映画で結果を残せるかどうかは本人の力量にも関わってくることです。

つまり事務所の期待に応えられる活躍ができるかどうかは本人次第なんですよね。

デビューしてすぐの活躍よりも、難しいのはこの活躍を維持していくこと。

SNSが発達した今の時代に人気を継続することは本当に困難です。

来年からが正念場であることは本人たちも重々承知しているはずですし、ゴリ押しと言わせないほどの実力をつけていくしかありませんね。

NHKのジャニーズへの忖度が話題になったのは2009年の嵐の初出場の年でした。

この頃、嵐の人気が飛躍的に躍進していた頃であり、NHKもどうしても嵐に紅白出場をしてほしいと依頼していたそうです。

しかしそれまでNHK側の

「ジャニーズは基本2枠まで」

という限定的な態度にジャニー社長が怒り心頭だったそうで、V6やKinKi Kids、嵐、関ジャニ∞を出演させない方針を貫いていたというのです。

ヒット曲があったのに紅白に出場していなかったのは、ジャニー社長の意向だったわけです。

そこでNHK側は嵐に出演してほしいがためにジャニーズ側の提案を飲むことにします。

それがジャニー社長が溺愛していた中山優馬さん率いる「NYC」も紅白に出場させることを嵐が紅白に出場することの条件にしたというものでした。

この年これまで2枠だったジャニーズ枠が4枠に倍増されます。
この年から3年連続で4枠に。
さらに関ジャニ∞が初出場した2012年には5枠にまで増えています。

2013年にはまたもジャニー社長の大のお気に入りと言われている佐藤勝利さんが所属するSexy ZoneがNYCと変わって出場し5枠。

そして2014年にはV6が初出場で6枠まで増え、この頃には
「紅白にジャニーズ多すぎ！」
という声がかなり大きくなってきてしまいました。

しかしそんな批判の声もものともせず、2015年には近藤真彦さんも加え、7枠に。
この2015年がジャニ枠の最大年であり、翌年2016年にはSMAPが解散し6枠に減少。

2017年にはまた1枠減少し5枠になっていました。

このジャニ枠疑惑に関してNHKサイドは

しかしジャニーズ枠だけではなくエイベックス枠や48グループ枠、K-POP枠も存在するのではないかと言われています。

NHK側も紅白だけではなく他の番組制作も関わってくるので、様々な事務所との関係を良好に保っておきたいというのは当然です。

しかしNHKは国民からの受信料で成り立つ公共放送です。
事務所との癒着などはあってはならないはずです。

国民が納得できるような「平等な選考基準」で選んでもらいたいものですよね。

King＆Prince（キンプリ）のメンバーの岩橋玄樹さんが幼少期から患っていたパニック障害の病状が悪化してしまい、休養することが発表されていました。

そのため今回の紅白は5人で出場することが決定しています。

リーダーである岸優太さんは

「5人という形になってしまうんですけど。本人にも連絡しまして、正直悔しい思いはしていたんですが、僕たちは彼の思いも背負って、今まで以上に強い思いを持ってます。玄樹君には『見ててね』と言いましたし、『絶対見るから！』とも言われました」

と会見で語りました。

このことに関しては

・やっぱり6人で出てほしかった
・いわちの復帰を待ってから来年出ればよかったんじゃないかな
・5人での紅白なんて見たくない

という声も上がっていました。しかしNHK側は

「リリースした2作ともチャート1位で今年の新人の中でも一番の活躍だった。5人でもためらわず出場の依頼をした」

と話しています。

このような高評価を得ているのに岩橋玄樹さんがいないことを理由に出場を断ってしまっては、自分の病状をもっと悔やんでしまうように思えます。

ファンの中にもリーダーの岸優太さんの言葉やメンバーの想いに感激したという声も大きく
「来年は6人で出られるように応援している」
と早くも来年以降の活躍にも期待が寄せられていました。

岩橋玄樹さんの病状が改善し、また6人そろって活躍できる日をファンも待ちわびています。
待っていてくれる仲間とファンがいるというのは岩橋玄樹さんにとっても心強いですね。

年末のKing＆Prince（キンプリ）は超絶多忙を極めることとなります。

帝国劇場での舞台「JOHNNY’S　King＆Prince　IｓLAND」が12月初旬から1月末まで開催されます。

この期間毎日のように公演があり一日2回公演の日も多くその公演数は全部で72回にも上ります。

さらにその合間には何１０種もの雑誌のインタビューと撮影。

また年末の歌番組に出演も発表されています。これに加えて紅白のリハーサル。

この年末のキンプリの仕事の詰め込まれ具合は、ファンならずとも心配になってしまうレベルです。

実際にメンバーの平野紫耀さんは超多忙を極めた2017年10月に座長を務めた舞台「ジャニーズ・フューチャー・ワールド」中に体調不良で点滴を打ちながら仕事をし、ついにはドクターストップがかかってしまったということがありました。
(ドクターストップで出演できなかったのはテレビ番組の収録)

このようなことが実際にもあったため、ファンの間では今回のこの超多忙なスケジュールに心配する声が多数出ているのです。

あまり無理をしないでもらいたいところですが、

「岩橋玄樹さんの想いも背負って」

と意気込んでいるキンプリメンバー。

その強い思いで乗り切ってほしいですね。でも無理しすぎないでほしいというのがファンの本音のようです。

平野紫耀さんは女優の平祐奈さんとの交際が噂されています。

決定的な証拠は出ていないものの平祐奈さんのインスタの匂わせ投稿などでお揃い私物が発見されています。

これだけ事務所に猛プッシュしてもらっているのにプライベートの脇が甘いと批判の声があるようです。

また高橋海人さんは初ツアー中に大和田南那さんとの合い鍵愛を激写されてしまいました。

アイドルにはスキャンダルは命取りですよね。

・デビューしてすぐに写真撮られるようなプロ意識の低い集団に紅白はない
・匂わせばかりしてるくせに
・女関係は本当に気をつけて

とファンもメンバーの女性関係には敏感です。

実際にジャニーズの中でもデビューしてから一度も写真を撮られたことのないアイドルもいます。
そういったプロ意識の高いメンバーのファンからすると
「デビューしてすぐから女関係で叩かれてるようなグループなのに」
という思いがあるようです。

若い彼らですから恋もしたいと思いますが、そこはうまく隠してくれるほうがファンとしては安心ですね。

デビューしてから破竹の勢いで活躍の場を広げるキンプリ。しかしこの勢いこそが逆に怖いと思うファンもいるようです。
そのため
「今年の紅白はまだ様子見でよかったのに」
という声が出ています。

あまりに勢いよく人気が出てしまうと失速も早いのではないかと不安になってしまうというわけです。しかしこの人気が失速してしまうとしたらやはり

女性問題
酒
薬
素行不良
警察沙汰
メンバー脱退

などが原因であることが多いです。これらは本当に一気にイメージダウンにつながりますから。注意してほしいですね。

ですがまだまだキンプリの仕事は先が埋まっている状態とのこと。
しばらくは失速の心配はしなくて大丈夫そうです。

ジャニーズの紅白出場は毎年賛否両論が巻き起こること。
しかし様々なグループへの愛があってこそ。マイナスの意見を見返せるほど実力をつけてほしいですね！
今後もKing＆Prince（キンプリ）の活躍を心より応援しています。
最後になりましたが紅白出場、おめでとうございます！！