パニック障害の芸能人・有名人・俳優・女優まとめ!原因や特徴は!?
出典: ENDIA
堂本剛や長嶋一茂、岡村隆やユースケ・サンタマリア、IKKOにCOCCOジョニー・デップやスカーレット・ヨハンソンにアマンダ・サイフレッドやペネロペ・クルスもパニック障害だった!?誰もが患う可能性のある精神疾患を患う芸能人や有名人・タレントや俳優を調べた!原因や特徴も徹底調査!
パニック障害の原因や特徴は!?公表している国内外芸能人・有名人まとめ
現代社会においては常に何かしらのストレスと戦わなければいけません。
そうしたストレスは溜め込むことで身体の不調に直結し、命に危険をおよぼすほどになることもあります。
そんな精神疾患の中でも特別厄介といわれているのが「パニック障害」です。
明確な治療方法はなく、完治までに時間がかかる病として徐々に世間に認知されてきました。
しかし、まだまだパニック障害については知らないことばかり。
そこでここではパニック障害の原因や特徴、そして実際にパニック障害を抱えていた(現在もそうである)と公表している芸能人・有名人についてご紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧になり見知を深めてもらえればと幸いです。
パニック障害の原因や特徴は?
パニック障害の原因
パニック障害の原因には多数の要因が考えられていますが、やはり日本人に多いのは「仕事のストレス」
また、人間関係でのフラストレーションも大きな要因となるようです。
そのほか外的要因としては喫煙や飲酒、カフェインの摂り過ぎなども挙げられています。
ただし近年の研究によってパニック障害を起こす方の多くは心理的要因によるものではなく、脳機能障害として扱われるというパターンもあるようです。
具体的には、『脳内のノルアドレナリン系の核にあたる青斑核におけるGABA系システムの制御機能障害』と呼ばれています。
治療には認知行動療法や薬物療法が推奨されていて、抗うつ薬が有効とされています。
また、専門機関による研究結果としてはやはりカフェインを中止することが良い結果をもたらすことがあるともいわれています。
パニック障害の特徴
定型的なパニック障害は、突然生じるパニック発作によって始まる。
本能的な危険を察知する扁桃体が活動しすぎて、必要もないのに戦闘体制に入り、呼吸や心拍数を増やしてしまう。
続いてその発作が再発するのではないかと恐れる「予期不安」と、それに伴う症状の慢性化が生じる。さらに長期化するにつれて、症状が生じた時に逃れられない場面を回避して、生活範囲を限定する「広場恐怖症」が生じてくる。
パニック障害患者は、日常生活にストレスを溜め込みやすい環境で暮らしていることが多く、発作は、満員電車などの人が混雑している閉鎖的な狭い空間、車道や広場などを歩行中に突然、強いストレスを覚え、動悸、息切れ、めまいなどの自律神経症状と空間認知(空間等の情報を収集する力)による強烈な不安感に襲われる。
症状や度合は、患者によって様々だが軽度と重度の症状がある。しかし軽・重度患者ともに発作が表れる時に感じる心理的(空間認知など)印象としては、同じような傾向が見られ、漠然とした不安と空間の圧迫感や動悸、呼吸困難等でパニックに陥り、「倒れて死ぬのではないか?」などの恐怖感を覚える人が少なくない。
先に挙げた自律神経症状以外にも手足のしびれやけいれん、吐き気、胸部圧迫のような息苦しさなどがあるが、それ自体が生命身体に危険を及ぼすものではない。
パニック発作の反復とともに、患者は発作が起きた場合にその場から逃れられないと妄想するようになる。さらに不安が強まると、患者は家にこもりがちになったり、一人で外出できなくなることもある。このような症状を「広場恐怖(アゴラフォビア)」という。
広場恐怖の進展とともに、患者の生活の障害は強まり、社会的役割を果たせなくなっていく。そして、この社会的機能障害やそれに伴う周囲との葛藤が、患者のストレスとなり、症状の慢性化を推進する。
出典:wikipedia
要約すると原因もなく、わけもわからず動悸や息切れ・身体的不調を訴え、それを激しく不安に感じるといったことになります。
国内でパニック障害を公表している芸能人や有名人まとめ
KinKi Kids(キンキキッズ)・堂本剛
キンキキッズの堂本剛さんは2003年に自らがパニック障害を抱えていると公表しました。
堂本剛さんはジャニーズに所属し東京へと拠点を変えた15歳のころから、パニック障害の症状がはじまったと語っています。
まだ15歳だったということもあり、ホームシックにかかり、芸能界という未知の世界に対する不安によって発症したとされています。
その後、音楽やコンビである堂本光一さんの存在などに助けられ徐々に克服していったともいわれていますが、たまにその症状を発症しほかのストレス性疾患を併発することも稀にあるようです。
長嶋一茂
昭和の名野球選手・長嶋茂雄の息子として知られ、自身もプロ野球選手として活躍していた長嶋一茂さん。
発症は30歳のときで練習に向かうときに急に息苦しさを感じ始めたと著書の中でも語っています。
長嶋一茂著「乗るのが怖い―私のパニック障害克服法」
急に地面が揺れるような感覚と激しい過呼吸に襲われ症状が悪化していった長嶋さん。
パニック障害発症後はユニホームを着ることなく引退し、その後芸能活動を始めストレスが軽減されたことから改善されていったと語っています。
IKKO
30代後半からパニック障害を発症したと語る美容家のIKKOさんも障害を公表している芸能人の一人です。
30代でヘアメイクの個人事務所を立ち上げ、経営者としての責任の重さがパニック障害を発症させたのではないかと考えられています。
IKKOさんのパニック障害の症状は、過呼吸が始まりそれが引き金となり、パニック障害へ移行すると語っています。
ナインティナイン・岡村隆
岡村隆さんは一時期「めちゃイケ」などの人気冠番組すべてから姿を消した時期があります。
その原因が精神疾患であり、症状からパニック障害ともいわれています。
本人から明確にパニック障害だったとは語られていませんが、メンタルによる休養ということは語られていますので併発型とされています。
ラジオに復帰したときに岡村さんは発症からの症状として、
「お金が足りなくなるという恐怖」
「仕事をしなくてはいけない…という圧迫感」
といった強迫性疾患の症状も見られ、逆に仕事に支障をきたすようになったと話しました。
(実際にはお金がないというのは妄想であり、ストレスがそういう考えを生み出したと推測されます)
その様子を見ていた矢部さんが岡村さんに「休んでくれ」と頼み、岡村さんはそれでも休もうとしなかったため強制的に休止状態にしたと語っています。
入院中は「風呂に入らなくてもいい」「食事をしなくてもいい」という、思考停止状態にもなっていたと語っていますが、2ヶ月ほどの休養で現場に復帰することができました。
COCCO
個性的な歌で一世風靡したシンガーCOCCOさんもパニック障害をわずらっていた有名人のひとりです。
生放送中に帰ってしまったり突然の休止などの奇行が目立っていたCOCCOさんですが、その裏にはパニック障害の一面を持っていたそうです。
当時はまだパニック障害という言葉も知られていなかったため、誰にも打ち明けられなかったとされています。
丸岡いずみ
丸岡いずみさんは発症当初自身の病気を受け入れられずにいましたが、どんどん症状が悪化し半年間の入院治療を余儀なくされました。
現在は克服しテレビでも活躍されていますが、旦那さんの支えも大きな克服方法だったようです。
丸岡さんは東日本大震災がきっかけでパニック障害を発症されたと告白しています。
ユースケ・サンタマリア
ユースケサンタマリアさんは、パニック障害と共に8年もの間うつ病と闘っていたと公表しています。
真面目な性格から自分の仕事に対して責任感を持ち、マイナスな思考が自分を包みパニック障害を併せ持つようになったようです。
パニック障害を抱える海外のセレブタレントや俳優
ジョニー・デップ
名立たる映画に出演し、世界的にも有名な俳優ジョニーデップさんもパニック障害を抱えていたと語っています。
また、パニック障害以外にもあらゆる社会不安を併せ持っていてメンタル面での不安を抱えながら役者として活動を続けているようです。
スカーレット・ヨハンソン
スカーレット・ヨハンソンさんはカメラの前で急に体が動かなくなり、そのまま倒れこんでしまったという経験があるそうです。
女優として過度のストレスを抱え、それがパニック障害へと繋がってしまったようです。
その後も女優を続ける中でパニック障害と付き合う方法を模索しているとのこと。
やはりプレッシャーなどが発症への鍵となっているみたいですね。
アマンダ・サイフレッド
アマンダ・サイフレッドさんもパニック障害と社会性不安を抱えるハリウッド女優のひとりです。
過去には症状を緩和させるために、無意識にアルコールを飲んでテレビ番組に臨んだこともあったそうです。
自身の体の不調に気付き治療に取り掛かったと語っています。
エマ・ストーン
エマストーンさんは8歳のころにパニック障害を発症し、その後ずっとパニック発作の不安を抱えながら芸能活動をしていたと語っています。
また極度のアガリ症ということもあり、それを克服するべくセラピーにも通っていたようです。
ペネロペ・クルス
ペネロペ・クルスさんは「なんの不安もないのに突然心が苦しくなる」と語っていて、パニック障害の根本的な症状である不安発作がひどいタイプとされています。
しかし、本人は疾患に対して「自分が克服しなくてはいけない課題」としてポジティブに向き合っていると公表しています。
まとめ
誰しもが罹る可能性があり、治療方法も明確でないため対処のしようがないパニック障害。
しかし、実際にはご紹介したような芸能人・有名人でもその症状を抱えている方が多くいますので、実際にパニック障害をわずらっている方には少しでも勇気や希望を持ってもらいたいと思います。
完治までには時間がかかりますが、治った・克服したという方もいますのでストレスを感じないように治療に専念していただければ幸いです。
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一部抜粋のうえ掲載