1973年にデビューした伝説のアイドルグループ・キャンディーズ。そのキャンディーズが人気絶頂のまま引退を発表したのが1978年の4月。
この引退に際して、「普通の女の子に戻りたい」と言ったのは伝説の一言として今でも長く語り継がれています。

しかしこの発言から2年後の1980年、伊藤蘭さんは女優として、田中好子さんはソロ歌手として芸能活動を再開しました。
その後の活躍はご存知の通り。日本のドラマや映画には欠かせない女優として活躍を続けます。

一度引退したアイドルが復活するようになったのは、この2人の活躍がキッカケかもしれません。

1994年、11歳で芸能界デビューをすると、正統派美少女としてドラマやCMを中心に活躍。人気ドラマ『聖者の行進』にも出演しています。
人気絶頂の1999年、高校入学を機に「普通の高校生活を送りたい」として所属事務所との契約を解約し芸能活動から遠ざかることを発表し、ファンをがっかりさせました。

しかし高校卒業後の2002年、突如芸能活動再開を発表。同時に芸名を松本莉緒とすることも発表します。
芸能活動休止時に噂されたのが、「事務所と契約問題がある」というもの。独立したいとする松本さんと、それを許さない事務所との間でもめたという噂です。
結果的に芸名を変更して復帰した松本さん。やはり契約問題があったようですね。

2018年現在は女優活動と並行してヨガインストラクターとしての活動も続ける松本さん。自分の希望する道に進めているようでひと安心ですね。

1998年、2期生としてモーニング娘。に加入した市井紗耶香さんは、モーニング娘。全盛期を支えるメンバーとして活躍します。しかし1999年12月、モーニング娘。のメンバー後藤真希さんの弟で、元EEJUMPの後藤祐樹さんとの交際が報道されると、よく2000年5月にモーニング娘。を脱退。同時に事務所との契約も解約します。

2001年10月に芸能活動再開を発表すると、音楽を中心に活動を続けますが、2003年にはブログで「芸能界引退」を発表。引退後の2004年にできちゃった結婚をします。

子育てが落ち着いた2009年、芸能活動再開を発表。今度は女優業などにも積極的に挑戦します。しかし2011年5月には離婚を経験。翌2011年には2度目となるできちゃった結婚をします。そして2016年、所属事務所との契約を解除。事実上3度目の引退をしています。

えーと、トピックスが多すぎてごちゃごちゃしていますので、簡単にまとめます。

1998年　芸能活動開始（1度目）
2000年　芸能活動引退（1度目）
2001年　芸能活動開始（2度目）
2003年　芸能活動引退（2度目）
2004年　できちゃった結婚（1度目）
2009年　芸能活動開始（3度目）
2011年　離婚（1度目）
2012年　できちゃった結婚（2度目）
2016年　芸能活動引退（3度目）

えー、ご理解いただけたでしょうか？
市井さんには今後もこの調子で、どんどんトピックスを増やしていってほしいものです。

2002年に開催された「LOVEオーディション2002」で合格し、2003年にモーニング娘。に加入。ここから2014年までの12年間、モーニング娘。の中心メンバーとして活動します。
在籍日数4329日はモーニング娘。史上最長記録です。

2014年11月にモーニング娘。を卒業した道重さんは、無期限の芸能活動休止を発表します。
当時の道重さんは、単独でもバラエティ番組などに多数出演しており、ソロ活動ができなかったわけではなさそうです。

一部の噂ではモーニング娘。卒業時には精神的にも肉体的にもダメージが限界にきており、ほぼ病気療養の状態で卒業したとの噂も。
モーニング娘。の低迷期を支え続けたリーダーとして、諸々限界点だったのかもしれません。

2016年11月に芸能活動再開をブログで予告し、2017年より芸能界に復帰しています。

2001年8月、13歳の時にオーディションに合格しモーニング娘。に加入。
2006年12月、19歳の時に一時芸能活動を休止し、ニュージーランドへ語学留学へ。同時にモーニング娘。を卒業。
2008年6月、約1年半ぶりに芸能活動を再開。ソロ活動スタート。
2015年3月、所属事務所との契約を解除し、事実上の芸能界引退となる。
2016年4月、舞台出演で芸能活動再開。

2015年に事務所との契約を解除する時、発表では「活動一時休止」としていましたが、所属事務所がない以上引退と表現しても問題ないでしょう。
この時一部では「結婚か？」とも騒がれましたが、その後入籍の情報はナシ。2018年現在も当時から交際していたギタリストとの交際は続いていると言われており、いつ結婚の発表があってもおかしくない状況のようです。

元モーニング娘。で「引退→復帰」を語るのであれば、やはりこの方は避けて通れないでしょう。
ただし、ケースとしては相当特殊ですので「番外編」扱いとしました。
では、波乱万丈にもほどがある加護亜依劇場スタート！

2000年3月、12歳の時にモーニング娘。に加入。
2006年2月、18歳の時に、週刊誌に喫煙写真が掲載され活動自粛。
2007年3月、19歳の時、活動自粛中にも関わらず、男性との温泉旅行をスクープされ、その旅行で喫煙している写真も撮られたことで事務所との契約解除。事実上芸能界引退に。
2008年7月、20歳の時に芸能界復帰。

2008年7月、20歳の時に芸能界復帰。
2009年3月、21歳の時、不倫の関係を疑われていた俳優・水元秀二郎の元妻から慰謝料の調停を申し立てられるも、加護さんは不倫関係を否定。
2010年10月、22歳の時に裁判不出廷のため前述の慰謝料の支払いを命じられる。
2011年5月、23歳の時に事務所移籍を前提とした休業中であることを発表。前事務所はこの移籍を認めない方針であることが発覚。
2011年9月、23歳の時に警視庁組織犯罪対策四課（通称・マル暴）から参考人聴取を受ける。当時交際していた男性が、山口組系弘道会傘下組長の名前を出して恐喝をした容疑で逮捕されたためでした。
2011年9月、23歳の時に、交際していた男性が逮捕されたショックで、大量の薬物を飲み、手首を切り救急搬送される。

2011年12月、23歳の時に前述の逮捕された男性との結婚、及び妊娠を発表。
2012年6月、24歳の時第一子出産。
2013年8月、25歳の時に芸能活動再開を発表。
2015年5月、27歳の時に、夫からDVを受け全治10日のけが。被害届を提出し、夫は傷害容疑で逮捕される。
2015年6月、27歳の時に離婚成立。
2015年8月、27歳の時に所属事務所との契約満了。芸能活動休止。
2016年1月、27歳の時に現事務所と契約。芸能活動再開。
2016年8月、28歳の時に再婚を発表。
2017年2月、29歳の時に第2子出産。

以上、加護さんの経歴を駆け足で見てきましたが、芸能活動を休止したのが3回。再開したのが3回になります。
と、いうか加護さんの場合、20代で一般人が経験し得ないようなことも含めていろんなことを経験しすぎな方が問題なワケで。
不倫、慰謝料裁判、マル暴からの聴取、夫の逮捕、自殺未遂、DV、夫の2度目の逮捕…。
2018年6月には、疎遠な状態だったハロプロのイベントにも出演。
これ以上問題を起こさない30代であることを願うばかりです。

8歳の頃から子役として芸能活動をスタートし、18歳の時に第2期生としてAKB48に加入。以降主要メンバーとして活躍し、総選挙では2度の1位に輝きました。
2013年12月31日、紅白歌合戦の舞台上でAKB48からの卒業を発表。翌2014年6月AKB48を卒業しました。
AKB48卒業後は女優として活躍を続け、ドラマや映画を中心に出演。AKBを卒業したメンバーの中でも一番活躍が目立っていたメンバーでした。

そんな大島さんは2017年8月、芸能活動を休止し海外へ語学留学へ行くことを発表。1年の予定でニューヨークへ語学留学へ行きました。
2018年秋には帰国し、2019年1月の舞台で本格復帰の予定になっています。

引退からの復帰とは少し違いますが、長期間の休養ということでここに名を連ねてみました。

2010年、17歳の時にNMB48のオープニングメンバーに選ばれた渡辺美優紀さん。NMB48在籍時は、握手会などでの神対応が評判でした。
2016年8月の卒業まで、AKB48、SKE48、NMB48のメンバーとして活躍した渡辺さんですが、卒業後の予定は未定としか発表しておらず、事実上引退状態にありました。

そんな渡辺さんが突然復帰を発表したのが2018年7月。
卒業時はその後の目標がハッキリしなかったといい、休養期間中にいろいろなエンターテインメントに触れることで、「やはり自分は表現する側に立ちたい」と気づいたそうです。

この渡辺さんの件で囁かれているのが「2年契約」の存在。
AKBグループの人気メンバーの一部は、卒業後2年間芸能活動を禁じる契約を結んでいるという噂です。
渡辺さんの復帰も卒業からちょうど2年。本当にそんな契約があるのかどうかは不明ですが、噂が加速するのは間違いなさそうです。

2018年、古くからのAKBファンを喜ばせたのが、奥真奈美さんの芸能界復帰でしょう。
奥さんは2006年、10歳の時にAKB48のオーディションに合格。2期生として活動をスタートさせます。2007年には当時の最年少記録となる11歳での選抜メンバー入りを果たし、AKB48の中でも注目の1人になります。
しかし2011年、15歳の時に学業への専念を理由にAKB48を卒業。その後は普通の高校生・大学生として、一般人として生活を続けていました。

そして2018年。大学卒業を機に芸能活動再開を宣言。
モデルやタレント、女優として活動することに。
AKB48の初期を知るファンにはうれしいニュースとなりました。

乃木坂46の歴史上、もっともスキャンダラスだったのが大和里菜さんではないでしょうか？

2011年、乃木坂46の1期生としてアイドル活動をスタートさせた大和里菜さん。選抜メンバーにも選ばれるなど、一見順調なアイドル活動を行っているように思われましたが、大和さんに注目が集まったのが2014年のことでした。

2014年10月、大和さんが深夜六本木のバーで飲酒しているとの記事を週刊文春が掲載。この報道を受けて大和さんは、11月に謝罪のコメントを発表しました。
未成年の飲酒は許されることではありませんが、1度のことで大和さんが反省しているのであれば…と思われた矢先、まさかの続報が飛び込みます。
11月発売の週刊文春に載った記事によると、謝罪のコメントを出す前日、大和さんが六本木のクラブで飲酒をしていたこと、さらに同席した男性アイドルと路上で抱擁している写真まで掲載されてしまいました。
反省している様子はない上に、さらなるスキャンダルの上塗り。
この追い討ちで運営や事務所サイドもかばいきれず、大和さんは同年12月に乃木坂46を卒業。卒業と書きましたが事実上の解雇処分となります。

もはや大和里菜さんの芸能活動はないものと思われましたが、2016年今度はソロ歌手として活動を再開。突然の復帰でしたが、以前のファンは冷たい反応が多かったようです。

芸能活動再開後、大和里菜さんの名前がメディアに出たのは「不倫DV事件」くらいでしょうか？
2017年11月、三田佳子さんの次男で、覚せい剤取締法違反などで3度の逮捕歴がある高橋祐也さんから暴力を受け、警察に届け出たという報道。
高橋さんが既婚者でもあり、「不倫DV」と騒がれました。

2018年現在は目立った活動はナシ。所属事務所も「プロマージュ」であるとの噂がありますが、プロマージュのHPには大和さんの情報は掲載されていません。

柏幸奈さんは小学校3年生の時に子役として芸能活動をスタート。
2008年11月、14歳の時に、まだメジャーデビュー前の「ももいろクローバー」に加入します。現在も在籍しているメンバーの佐々木彩夏さんと同じタイミングでの加入でした。
しかし5か月後の2009年3月、学業に専念することを理由にももいろクローバーを脱退。スターダストプロモーションとの契約も解除し、事実上芸能界引退の形になりました。
ももいろクローバーがデビュー前に発売したインディーズシングル「ももいろパンチ」にはすでに参加していませんが、この曲のPVの冒頭、過去のももクロの写真が映し出されるシーンには柏さんの姿も残っています。

学業に専念したはずの柏さんが、再び芸能界に戻ってきたのが2011年。
17歳のこの時、今度は乃木坂46のオーディションに応募し見事に合格。1期生として活動をスタートします。
私生活では浪人生活を経験。2013年に東洋英和女学院への入学を果たしています。
しかし乃木坂46の人気がブレイクする前の2013年には乃木坂46を卒業。
2つ人気アイドルグループに所属しながら、どっちらもブレイク前に卒業するという離れ業を見せます。

そんな柏幸奈さんは、2015年から「Cancam」のモデルとして芸能活動を再々開。2018年現在もモデルを中心に活躍しています。

乃木坂46の1期生として活躍し、何度も選抜メンバーに選ばれている中元日芽香さん。得意技の「ひめたんビーム」でファンを虜にしたいました。

そんな中元さんがグループからの卒業、そして芸能界からの引退を発表したのが2017年末。2017年1月から体調不良でアイドルとして満足な活動ができていなかったこともあり引退という決断に至ったのかもしれません。

そんな中元さんは、以前から声優やナレーターといった「声の仕事」を死亡している一面があるため、体調と環境が整えば、ひょっとしたら声の仕事での復帰もあるかもしれません。

前述の「2年縛り」が本当に存在しているのであれば、復帰は2019年末以降。2020年東京オリンピックあたりでの復活に期待したいところです。

「許してにゃん」でおなじみの「ももち」こと嗣永桃子さん。
2002年、10歳の時にハロプロに所属すると、Berryz工房の中心キャラとして長く活躍しました。グループとしての活動以外にも、多くのバラエティ番組に出演しており、極端なぶりっ子キャラとナルシストキャラで人気でした。
そんな嗣永さんは、アイドル活動と並行して大学へ進学。
大学では幼稚園と小学校の教員免許を取得しています。

そして2017年6月、芸能界引退を発表。引退後は幼児教育に携わる意思を発表しています。
アイドル時代の多忙なスケジュールの中でも大学に通い、しっかりと資格を取得した嗣永さん。そんな嗣永さんが、一度決めた道を変えるとは想像しがたく、こちらは芸能界復帰はあまり期待できないかもしれません。

もちろん再び芸能界に復帰して、あのぶりっ子キャラを見せてほしいところですが、本人の一番望む道で輝いてもらうのもいいかもしれませんね。

アイドルのオーディションに応募したきっかけが、「ロケ弁が魅力的だったから」という、少々変わった理由で乃木坂46に加入した橋本奈々未さん。

実家があまり裕福ではなく、大学進学のため東京で一人暮らしをしているときも仕送りはゼロ。学費はすべて奨学金で、生活費はアルバイトで賄っていたそうです。

それでもバイトだけでは食べることすら不自由になり、前述の「ロケ弁が魅力的」に繋がり、オーディションを受けたというから衝撃的です。

デビューも衝撃的なら引退理由も衝撃的。引退した理由は「弟の学費のめどがついたから」というもの。つまりお金のためにアイドルになり、お金が貯まったから辞めるという、なかなか珍しいタイプのアイドルでした。

元々学力優秀だった橋本奈々未さんは、小学校時代に全国模試1位を獲得したこともあるほど。進学した大学は、アイドル活動が忙しく中退となりましたが、基本的に学力が高く、またその学力のための勉強も苦にしない性格ですから、芸能界引退後も様々な分野で活躍してくれるでしょう。

アイドルになったのがお金のためということで、芸能界復帰を望むのは酷かもしれませんが、橋本奈々未さんが熟考して選んだ進路が美術系の大学。つまりクリエイティブな分野にはもともと興味があったはずで、表現の一環として芸能活動を再開する可能性はゼロとは言えません。

乃木坂46の御三家とも呼ばれた人気者ですから、芸能界復帰となれば、モデルに女優と、さらに活動の選択肢は広がるはず。
わずかな希望に賭けて、橋本奈々未さんの復帰に期待したいところです。

AKB48の2期生で、参加した選抜総選挙ではすべて選抜メンバー入りという圧倒的な安定感を見せた宮澤佐江さん。

2012年から2014年にかけては、中国上海で結成されたSNH48の選任メンバーとなり、現地で上海語をマスターするなど、AKB48メンバーとしては珍しくワールドワイドな活動をしてきました。

また、165cmの長身で、トレードマークのショートヘアということから、メンバーからはたびたび「イケメン」と称され、ドラマでは学ランを着て演じることも。

そんな宮澤佐江さんは2016年4月にAKB48グループを卒業。

卒業後は舞台女優の仕事を中心に活躍していましたが、2018年7月いっぱいで事務所との契約を満了。芸能活動の無期限休止を発表しています。

2006年にAKB48に加入してから12年間、ほぼ休むことなく働いてきたわけですから、いったんゆっくりしたい気持ちも分かります。しかし、休止した理由が単なる「休養」目的であれば、当然復帰は期待できるはず。

多くの男性・女性ファンに愛されたイケメンアイドル宮澤佐江の復活を期待しましょう。

「ちょっぴりおバカな小さな巨人」をキャッチフレーズに、ももいろクローバーZの緑として活躍した有安杏果さん。
元々子役として活動し、その後EXIL系列のスクールで歌とダンスを学んだ有安さん。ももいろクローバーZに加入したのは2009年、14歳の時。
その後ももいろクローバーZでは持ち前の歌唱力と得意のダンスで活躍。2016年頃からはソロ活動も始め、アルバムの制作、横浜アリーナでのコンサートなども行いました。

アイドル活動と同時に日本大学芸術学部に進学。写真学科に通い写真を学び、多忙の中4年間で卒業をしています。

ファンを驚かせたのは2018年1月。突然グループからの卒業を発表し、そのわずか6日後卒業コンサートを最後に芸能界を引退することとなりました。引退理由は「普通の生活を送りたい」というもの。子役時代から20年以上芸能活動をしてきたことを思えば、その気持ちも分からなくありません。

引退後もtwitterやインスタグラムを日々更新していることから、芸能界がイヤになったわけではなさそう。ある程度充電ができたら復帰してくれるかもしれません。復帰するのであればシンガーソングライターでしょうか。その日を待ちたいと思います。

アイドルというカテゴリーではありませんが、最も復活が期待されるのは堀北真希さんではないでしょうか？
2016年、結婚を機に芸能活動を休止。2017年に事務所との契約満了を機に芸能界引退となりました。

まだまだ人気絶頂期ともいえるタイミングでの結婚・出産・引退の報道に、世間では「堀北ロス」の現象が起こるほどに。しかしその潔さは山口百恵さんを彷彿とさせるものがありました。

以降、一切メディアには露出していない堀北さんですが、一部メディアは電撃復帰の可能性に言及しています。
その根拠は旧所属事務所の危機。2018年、事務所でエース級の活躍をしている桐谷美玲さんと三浦翔平さんの熱愛が発覚。近く結婚の可能性もあると報じられました。さらに同事務所の内山理名さんは、吉田栄作さんと熱愛中との報道も。
この2人が結婚・休養などということになると、事務所は大ダメージ。そこから一発逆転の堀北真希復活論が出てきたわけです。

まぁ、この件はあくまでも想像のお話であり、現実味があるとは思えませんが、ママになった堀北さんも見てみたいのは確かですね。

アイドルの復活が増えた背景を考えると、まず思いつくのは市場の巨大化です。
AKB48の成功を機に、世間には多くのアイドル、地下アイドルが誕生しました。その多くは日の目を見ないまま活動の終焉を迎えますが、市場が大きくなったということは「アイドル」と名乗れる女の子が増えたということ。そしてアイドルになりやすくなったということになります。

そんな時代の中、アイドルを「最終的な仕事」と考えない子が増えてきました。言葉は悪いかもしれませんが、極論を言ってしまえば「学校の部活動」感覚であったり、「アルバイト」感覚でアイドルができる状況になったということでしょう。

そしてもうひとつ考えられるのが「低年齢化」です。
10代前半からアイドル活動を始めることが不思議ではなくなり、結果20歳になることには芸歴5年以上という子も増えました。
10代の5年間という貴重な時間をアイドル活動に捧げた子が、普通の同級生の生活に憧れるのは不思議なことではありません。
早期デビュー、早期引退の流れが加速したのは、この低年齢化にも原因があるでしょう。

10代後半から20歳頃に芸能界を引退し、普通の生活を送ろうとしても、まずこれは難しいといえるでしょう。
そもそも元アイドルですから、見た目は美人です。一般人の中にはいればぶっちぎりで目立ってしまいます。

病院で名前を呼ばれれば「元モーニング娘。の…」と見られ、何かを学びにスクールに入っても、自己紹介をしただけで「元乃木坂46の…」となり、街を歩いていれば、「あれ？元AKB48の…」となるのは目に見えています。

結果普通の生活をしたくてもできなくなり、結局芸能界復帰を考える。そんな子が多いのも当然でしょう。

もちろんファンにとって芸能界復帰は喜ばしいことです。
ファンからすれば、アイドルグループ卒業というだけであれば、これからの活躍を期待し見送ることもできますが、「芸能界引退＝もう会えない」ということになります。
会えないと思ってた大好きなアイドルに再び会えるのですから当然でしょう。

これからも引退→復帰の流れはあるかと思います。
アイドルの皆さんには、どんどん復帰の流れに乗っていただきたいと思っております。

ちなみにこの記事を書いている私が復活を待望するのはやはり安室奈美恵さん。しかしまぁ、彼女の場合は復活しなそうですけどね。