「不思議ちゃん」と言われる女優、モデル、アイドルは数多くとも、本物の「不思議ちゃん」と言えば鳥居みゆきさんで間違いないでしょう。

その不思議ちゃんな言動は素なのか芸なのか。

そんな鳥居みゆきさんの芸能界に入ったきっかけや芸人としてのこれまでの経歴、出身高校や卒業アルバム画像や美人過ぎる“奇跡の一枚”の画像まとめに、全身タトゥー画像。

これまた美人なお姉さんの名前や画像、秘密のベールに包まれた夫の名前や顔画像に結婚の馴れ初めや、離婚説、死亡説、そして本人が告白した病気についても徹底調査！

・本名　　　　：不明　※旧姓の本名　鳥居美由貴（とりい・みゆき）
・生年月日　　：1981年3月18日
・血液型　　　：O型
・年齢　　　　：37歳　　　（2018年7月現在）
・出身地　　　：埼玉県（※出生地は秋田県）
・身長　　　　：170cm
・所属事務所　：サンミュージックプロダクション

秋田県で生まれ埼玉県で育った鳥居みゆきさんは、進修館高校に進学します。

中高生時代は「おとなしい文学少女」という、今の姿からは想像できないようなキャラだったそうです。

そんな文学少女が漠然と今の仕事に憧れたきっかけが、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の映画『アギーレ/神の怒り』を見て感銘を受けたからだとか。

鳥居さんはこの映画を見て衝撃を受け、将来は「表現者」になりたいと考えるようになったようです。
「不思議なネタをするお笑い芸人」というのも鳥居さんにとっては表現者が行う表現のひとつであり、そこにはれっきとした哲学があるのかもしれません。

何とかと天才は紙一重と言いますが、鳥居さんはその狭間にいる存在なのかもしれませんね。

鳥居みゆきさんのネタと言えば、皆さん「ヒット・エンド・ラ～ン！」のフレーズが思いつくかと思います。何やら不条理な一人コントをして、そのコントの繋ぎがこのセリフ。

これだけを見ると、いわゆる「理不尽芸」とか「不条理芸」などと、深い意味のない芸に思えるかもしれません。

しかし、この「ヒット・エンド・ラ～ン！」にはさらに深い意味があるのをご存知でしょうか？

「ヒット」＝「打つ」＝「鬱」
「ラ～ン」＝「走」＝「躁」

つまり、鳥居さんのネタは人間の持つ「躁鬱感」を題材にしたものが多く、そう思ってみてみるとあの不条理なコントに意味があるように思えてくるのが不思議です。

まぁ、この話もネット上で噂されていることで、ご本人が語っていることではないので確実ではありませんが。
しかし、そういうネタだと思ってみてもらうと、さらに面白く感じる方も多いかと思います。

ちなみにトリビア的な小ネタをいくつか。
ネタを披露するときの白装束の衣装は1着しかないそうです。
また、ネタの時に抱いている（振り回している？）クマのぬいぐるみは「多毛症」という名前だそうです。

ホントにどうでもいい情報でした。

鳥居みゆきさんがブレイクしたのが2007年頃。そのきっかけとなったのが、当時ネット配信をしていた番組『カンニングの恋愛中毒』に出演したことでした。

カンニングといえばサンミュージック所属のいわゆる先輩芸人。
その先輩芸人のネット番組に出るや一気にブレイクし、地上波にも呼ばれるようになります。

地上波に呼ばれるようになった鳥居みゆきさんですが、ネタには放送するには危険な単語が多く、フリートークをするにも自由すぎる言動が多いという非常に扱いにくい芸人というイメージが。
もちろんそれ自体は面白いのですが、放送できないレベルのことも平然とやってのける鳥居さんは徐々に地上波から姿を消していきます。

しかし鳥居みゆきさんの活躍は続きます。
活躍の場は舞台やライブ、映画出演や絵本作成など多方面にわたっています。

そもそも鳥居みゆきさんの目標は「お笑い芸人」ではなく「表現者」だったわけですから、キャラを変えてまで芸人としてテレビに出る必要はなかったのかもしれませんね。

一時しょっちゅう見かけた芸人さんが、地上波にあまり出なくなると「死亡説」が流れるものです。有名なところでは志村けんさんも死亡説が流れました。

鳥居さんの場合、同じように地上波で見かけなくなった上、そんなタイミングで公演した舞台が『狂宴封鎖的世界「故鳥居みゆき 告別式」』。

この公演はキャパシティの少ない劇場で、しかも1回公演ということもあり、チケットは高騰。ネットオークションでは数万円の値がつきました。
しかも告別式ということで、お客さんも全員喪服姿、係員も喪服姿、会場の入り口には鳥居みゆきさんの親族（役の役者さん）が並んで涙を流すという奇天烈なもの。

テレビで見かけない上に、こんな画像が出回っては死亡説も仕方ないかもしれません。

一部ネット上では鳥居みゆきさんについて、

「実は全身にタトゥが入っており、そのせいで地上波には出られない。出るときは必ず長袖にパンツルックでないといけない」

という噂があります。
そしてこの画像。ことの真偽はどうなのでしょう？

実はこの全身タトゥ、すべてメイクなんです。
メイクにかかった時間は実に4時間。
アメリカのドラマ『ブラインドスポット タトゥーの女』のPRイベントの一幕です。
鳥居さんはこのPRのため、全身タトゥメイクのまま都内を徘徊。
このため鳥居さんの全身タトゥ説が流れたようです。

鳥居みゆきさんはブレイクした2007年のタイミングで結婚していたことを数年後に告白。しかし、そんな結婚生活が破綻し、離婚の危機に直面しているとの噂があります。

この噂半分本当で半分嘘です。

鳥居みゆきさんの結婚生活は破綻しています。
しかしこれ、結婚当初から破綻しっぱなしというのが本当にところ。

鳥居みゆきさんと旦那さんは交際0日で結婚。
その理由も「ルームシェアするくらいなら結婚しようか」という話で婚姻届を提出したそうです。
つまり破綻も何も、最初っからラブラブな夫婦ではないということです。

2018年に『有吉反省会』に出演して語ったところによると…

・11年間会話ナシ
・肉体関係もナシ

という非常に奇妙な夫婦関係であることを告白しています。
ルームシェア婚とはずいぶん変わった形式ですが、それでも当人同士が良ければいいんですけどね。

これはどこまで信じていいのか分かりませんが、ご自身がテレビで告白しています。
2012年に放送されたバラエティ番組『さんまくりぃむの第11回芸能界個人情報グランプリ』で…

「結婚するまで女性と交際していました」

と告白。さらに「一線は越えたのか？」との質問に「はい」と答えています。
これが芸人・鳥居みゆきのネタなのか事実なのかはわかりませんが、実際女性ファンも多い鳥居さんですから可能性がないとはいえませんね。

鳥居みゆきさん自身はご主人のことを語りませんが、ネットなどでは旦那さんは元芸人「パソコンズ」の「タロフ」さんであると言われています。
まだ鳥居さんが売れない時代から友人関係にあり、2007年ルームシェアすることを機に結婚したそうです。

ちなみにタロフさんは芸人を辞め、現在は会社員として働いているそうです。

鳥居みゆきさん夫妻にお子さんはいません。11年間肉体関係がないのですから当然でしょう。

そもそも鳥居みゆきさんは子供を育てる自信がなく、「万が一子供ができたら、パチンコ屋の駐車場に置き去りにしそう」と思っているとか。
とても正確な自己分析といえるかもしれません。

そんな鳥居さんも、以前一度「子供を産みたい」と思った時期があり、旦那さんに相談をしたことがあるそうです。
旦那さんに「子供が欲しい」と相談すると、「かわいいからって連れてきちゃうのは本当にいけないことだよ」と真顔で諭されたそうです。

「子供が欲しい」＝「誘拐する」と思う旦那さんが変なのか、そう思わせた鳥居さんが変なのか？

恐らくどっちも変なのでしょうね。

鳥居みゆきさんに関して調べていると、自身が病気を抱えていると告白したという記事を多く見かけます。
しかし、いつ、どこで、何の病気を告白したのか？　となると、サイトによってバラバラ。

自律神経失調症・先端恐怖症・対人恐怖症・アンテナ過敏症・注察妄想などなど。

どこまでホントでどこからネタかは全く判断がつきません。
ここでは「そんな噂があります」程度の認識にとどめておきましょう。

鳥居みゆきさんには2歳年上のお姉さんがおり、それがこちらの鳥居千春さん。かつては美容室の受付で勤務しながら、カットモデルとしてなんどか雑誌にも掲載されたことがあるそうです。

現在は結婚・出産を経て、エステサロンを経営されていると言われています。

過去には何度かテレビ共演をしており、鳥居みゆきさんが監督を務めたバンドのMVでは、ノーギャラで出演をしているお姉さん。鳥居みゆきさん同様、びっくりするほど美人ですよね。

大人気となった池井戸潤さん原作のドラマ『陸王』に、学校の教師役でゲスト出演。実は撮影が行われたのは都内のセットではなく、本物の学校を借りて撮影したそうなのですが、この学校というのが実は鳥居さんが卒業した高校・埼玉県立進修館高等学校だったそうです。

お笑い芸人となった鳥居さんが、女優という意外な形で母校外線を果たしました。

TOKIOの松岡昌弘さん主演の人気ドラマ『家政夫のミタゾノ』では、アヤシイ人気占い師役に。
こちらは陸王の教師役とは正反対に、むしろいつも通りのキャラでの怪演となりました。

ある一家が、近隣に住む家族全員を金銭目的で殺害し、逮捕された容疑者一家の4人全員が死刑判決を受けたという、実際に起こった事件を元に作られた映画『全員死刑』では、殺害された一家の母親役という主要キャストに抜擢。
ある意味狂気的な演技が話題となりました。

鳥居みゆきさんは非常に頭の良い人なのだと思います。
もちろん思考回路はかなら変わっていますが、頭の回転が速く、空気を読んでいない言動ばかりに見えますが、口を開けば確実に笑いを取っていきます。
アホのフリをして、意味不目な発言を続けるだけなら誰でもできます。
しかしその意味不明な発言で、確実に笑いを取るとなると、これは相当頭の回転が速くないとできない話です。

そもそも鳥居みゆきさんの目標は「表現者」であり、「お笑い芸人」ではありません。鳥居さんの表現の一環としてお笑いを行っているというのが真実でしょう。

そんな鳥居さんの活躍は、もちろんテレビだけにとどまりません。
映画や舞台、単独ライブや個展なども考えられるでしょう。
我々が普通にテレビを見ているだけでは、なかなか出会う機会はないかもしれませんが、いつか突然大きな舞台に立っているかもしれません。
それが映画なのか、芸術分野なのか、舞台なのかはわかりませんが。

夫婦関係に関しては、もうご本人同士が良いのであれば今のままで（笑）。
いろんな夫婦がいるものです。ということを改めて感じますね。