ロンドンハーツで紹介された様々な芸能人を本人に見えないほど美人に撮る『奇跡の一枚』が大きな話題となり、それに写真を撮影する方法に大きな注目が集まっています。
視聴者を特に驚かさせた“奇跡の一枚2017”のトップ3と奇跡の一枚を自撮りで撮影できる撮り方を紹介します。

奇跡の一枚とは、バラエティー番組『ロンドンハーツ』で毎年撮影されているカレンダーの写真であり、一流のプロカメラマンやメイクアップアーティスト、スタイリストなどが協力して様々な芸能人たちを一見本人とは分からないほど美人またはイケメンに写したものです。

この奇跡の一枚は毎回非常に出来が良く、被写体が全くの別人と言っていいほど綺麗に写っている事から番組が放送される度に大きな話題を呼んでいました。

今回の番組で撮影された18人のうち、特に驚きの声が上がったのは吉田沙保里・バービー・カズレーザーの3人。
鳥居みゆきや藤田ニコルなど元々美人な芸能人も奇跡の一枚に取り入れられていましたが、やはりそうでない人達の方が話題性が高く、この3人はあまりの変わりぶりに地味顔女子や地味顔男子の希望の星となる事になりました。

まずは霊長類最強と名高い女性、吉田沙保里から。

称号通り普段は強くたくましい吉田沙保里も一流の手にかかればこの通り！
34歳の最強女性が思わず守ってあげたくなる17歳の可愛い女の子に大変身してしまいました。
この写真を見て被写体が吉田沙保里だと気が付く人は誰一人いないでしょう。

次はふっくらとしたフェイスラインとブツブツが出来て荒れた肌が課題となりそうな女芸人のバービー。
スポーツ選手の吉田沙保里と違ってバービーは普段からしっかりとメイクをしており、メイク面で変わるところはもうないようにも思えますが…？

髪型・服装・撮影の角度や光の加減を変えてセクシーな花魁になってしまいました。
女優やグラビアモデルのクールな1ショットのようですね。

撮影前にダイエットなどは全くしていないのにも関わらずこの顔のライン…！
普段の体型が全く分からないまさに奇跡の一枚です。

ビジュアル系の男性でもない限りメイクをしようのない男性でも奇跡の一枚は作れました。
普段は赤色一色のイメージしかないカズレーザーも、赤を捨ててプロに身を任せると驚くほどイケメンに撮ってもらえます。

いつものカズレーザーは普通顔の芸人といったところなのですが…？

こちらも角度や髪型・撮影方法を工夫してもらうだけでクールで知的なイケメンに。
俳優やモデルと言っても通用しそうな見た目になりました。

番組内では全出演者合計2万4034枚もの写真撮影を行い多大な時間をかけて作り出した奇跡の一枚でしたが、コツさえわかればスマホでの自撮りでも手軽に奇跡の一枚を作り出す事は可能です。

先ほどの3枚を見ても分かる通り、奇跡の一枚には肌を綺麗に見せる光の加減は最重要です。
プロのカメラマンたちはレフ板や専門の照明器具、カメラレンズの調整などを利用して光の加減を行いますが、スマホの自撮りではそうはいきません。

そこで、スマホで自撮りを行う場合撮影場所が屋外ならば曇り空の下、屋内ならば白いレースカーテンを引いた窓際で行いましょう。
そうする事で明るすぎるとのっぺりとし、暗すぎると肌質が汚く見える自分の肌を最も綺麗な状態で撮る事が可能です。

ちなみに、夜の屋内ならばあえてフラッシュをたかずにオレンジ系の室内灯の部屋を選んで自撮りするのがオススメ。

画像左は普通に自分を撮ったもの、画像右はキャッチライトという目の中に写り込む光を取り入れて撮影したもの。
全く同じように撮影したにもかかわらず、キャッチライトを取り入れた右側の目の方が透明感があり美人に見える目となっています。

プロのカメラマンはこのキャッチライトを専門の照明器具や写真の加工で作るのですが、スマホの自撮りでこのキャッチライトを作る場合、膝の上にハンカチサイズに切ったアルミホイルか白いハンカチ、白い紙(紙ナプキンなど)を置きましょう。
これで膝の上の物が上からの光を反射し目の中に自然なキャッチライトを作ってくれます。

アルミホイルが一番明るいキャッチライトを作ってくれるのですが、白いハンカチが一番自然に奇跡の一枚を作ってくれそうですね。

自撮りにおいて、自分の顔を撮影する角度は非常に重要です。

①カメラを起動したままスマホカメラを持った腕を前に水平に伸ばす。
②①の腕を外側に向けて45度ほど開く
③腕をそのまま20度ほど上に上げる
④ひじから先だけ60度ほど曲げる

この角度で撮影するのが一番顔が小顔に見えるベストな場所だそうなので、このまま顎を上げずに目線だけをレンズに向けて自撮りをするよう心がけましょう。

自分の顔がより綺麗に見える左右の利き顔を把握する、連続撮影を利用して何枚も自撮りをし一番良い写真を保存するなど様々な方法がある奇跡の一枚撮影方法ですが、やはり一番いいのはプロのカメラマンの技術を多少なりとも真似する事です。

男女関係なく使える技術のみに絞って紹介しましたので、自撮りの際にはぜひ活用してみて下さい。