日本代表のサッカー選手・柴崎岳さんはずっと命がけでサッカー人生を歩んできました。天才とも言われる才能は努力の賜物だったようです。

そんな柴崎岳選手のサッカーを始めたきっかけや経歴などをご紹介していきます。

柴崎岳さん（しばさきがく）はプロサッカー選手で日本代表にも選ばれた素晴らしい選手。青森県上北郡野辺地町が出身のお誕生日は、1992年5月28日・血液型はB型です。身長は175cm、体重は64kg。"王様ガク、ガク、魔術師、リンゴ・スター"などと世間やファン、メンバーから呼ばれています！

サッカーをする時のポジションはMF（ミッドフィールダー）、背番号は10、利き足は右。青森山田高校を卒業後、日本のサッカーチーム"鹿島アントラーズ"に所属し、スペインのサッカーチーム"テネリフェ"と海外移籍し2017年7月にはスペインのマドリード州に本拠地があるサッカーチーム"ヘタフェ"へ移籍しました。

柴崎岳さんのご家族はサッカー一家だったそうで、家にはいつもサッカーボールが家に転がっているような環境だったそうです！柴崎岳さん自身も「ボールを触ったという意味なら0歳、ボールを蹴ったのは2、3歳かな」と答えているほど。お兄さんの2人もサッカーをされていたそうですし、プロサッカー選手にはなるべくしてなったという感じなのかもしれませんね！

サッカー一家という環境で育ってきた柴崎岳さんが本格的にサッカーを始めたのは小学校2年生の頃。

お兄さん達が所属していたチーム「野辺地SSS」に入った事がきっかけです。

お兄さん2人がサッカーをしていたので、子供の頃からお兄さんに"インサイドキック・インステップキック・トラップ"などサッカーの基礎となる技術を教えてもらい、教わった技術をマッチアップで試したりていたんだそうです。

お兄さん達のコーチも柴崎岳さんの素晴らしいプレーの一環なのでしょうね。

もちろん、お兄さん達だけでなくお父さまや、お母さまとも柴崎岳さんがサッカーに打ち込めるような環境を作ったり、試合には必ず応援していくなどし全力でサポートしてくれたんだそうですよ！

そして、家族からのサポートもあり柴崎岳さんのサッカーの才能はどんどん成長。小学校6年生の頃には県内でも柴崎岳さんの名前が知れ渡るほどの実力を持ち所属していたチームを県大会優勝にも導いたそうです。

小学校の頃の柴崎岳さんのサッカープレーを見たとある監督が「柴崎くんは一人だけ次元が違う、小学生なのにあれだけ周りが見えていてプレーに変化をつけることができる」と言っていたという話もあります。この監督こそが青森山田高校のサッカー部監督をされていた方で黒田剛監督なのです。この黒田剛監督が柴崎岳さんをスカウトし、また新たなサッカー人生がスタートしたとも言われています！

黒田剛監督からのスカウトもあり、柴崎岳さんは両親を説得しまだ幼い年齢でもある中学時代から親元を離れ”青森山田中学校”へ進学しました。青森山田中学校時代には、3年間レギュラーの座を掴みサッカーの全国大会で準優勝を果たすなど素晴らしい功績を残しています。

そして、高校は部活が盛んでスポーツの強豪高校と言われている”青森山田高校”にそのまま進学しました。高校1年生にしてレギュラー、そしてサッカーチーム内の司令塔である背番号10番を任され、高校2年生の頃には第88回全国高等学校サッカー選手権大会で準優勝を掴み取ります。

高校2年生の頃には既にJリーグ鹿島アントラーズからスカウトされ仮契約を結んでいたんだとか！高校2年生にしてですよ～凄いことですよね。高校2年生でプロサッカーの方たちからもお声が掛かるほど凄い才能の持ち主だったということが分かります。そして、高校卒業前の2011年1月19日にJリーグ鹿島アントラーズと正式に契約を交わしました。

メディアでは無口で冷静・クールと報道されることが多い「柴崎岳選手」ですが実際のところどんな性格なのでしょうか？柴崎岳さん自身はご自分の性格について「人見知りでマイペース、あと頑固ですね笑」と答えています。
あとは、チームのメンバーからこんなお話もあるそうです。「実際の柴崎岳はとてもおしゃべりだし言葉をよく知っている」「プライベートでは結構おしゃべりな一面がある」と「熱い想いをもった奴だ」んだそうですよ！

小学校からサッカーに熱い想いを込めてここまで活躍してきているので熱い心を持った人でなければここまで活躍する選手には到底なれないはずです。

メディアでは無口・クールなどと報道されるのは柴崎岳さんのマイペースさと若干の人見知りが関係しているのかもしれませんね！

メディア報道を見る限りではあまり分からない柴崎岳さんの性格ですが、こんな伝説があるそうです。これにはビックリしました。やっぱり熱い想いをもった選手なんだな～と感心してしまいますよ！では、エピソードをご紹介しますね。

なんと”高校生の時に先輩をビンタした”らしいのです！詳しくお伝えすると柴崎岳さんはとっても負けず嫌いな性格でサッカーに対し一直線で毎日一分一秒でもサッカーがもっと上手くなりたいと誰よりも努力を惜しまなかったそう。そんな負けず嫌いで一生懸命な性格もあり、高校2年生の頃のインターハイ神村学園の試合の時ビンタ事件は起こったそう！

ハーフタイムの控え室で”バチーーン！”というビンタする音が鳴り響いたそうなのです。なんと、当時高校2年生の柴崎岳さんが高校3年生である先輩に対して”目が血走り、涙ぐみ、肩を震わせ”ながら「もっとやれねぇのか！」と言い放っていたのだそうです。先輩に対しこのような事をするのはよっぽどの覚悟や熱い魂がないとなかなか出来ないことなんではないでしょうか。

その後の試合ではそのビンタをされた先輩は後半の試合開始5分で退場をくらったんだとか。退場をくらい10人になった試合でも柴崎岳さんとチームのメンバー達は諦めることなく全力で試合を行い0-1まで追い上げたそうです！柴崎岳さんの負けん気やサッカーへの熱い情熱がひしひしと伝わってくる伝説話ですよね。熱い男性めちゃめちゃカッコいいです・・・！

当時、柴崎岳さんは日本代表としてもポジションでも同じ立ち位置にある遠藤保仁選手（愛称・ヤット）と比較されたり、遠藤保仁選手の代わりが出てきたと騒がれていました。そこで、代表合宿の時にインタビュアーの方からの「遠藤選手は参考になる？」と質問されたんです。この質問に「参考になると言うよりも自分も試合に出た立場なので、もっと周りと連係をあげていかないといけない。ヤットさんは経験豊富な選手です。もちろん若手の自分にとっては勉強になりますが。どのあたり・・・？細かいところは僕はメディアには言わないので。」と答えたんです。

遠藤保仁選手を尊敬・参考にしつつ自分にしか出来ないプレーを目指しているんだなと感じ取れるお答えだと思いませんか？とっても素敵ですよね！

2014年にツイッターの"アディダスフットボール"アカウントで柴崎岳さんがファンの質問に答えるイベント「GAKU ON TWITTER」が開催されました！ファンにとってはとっても嬉しいイベントですよね。そこでプライベートな柴崎岳さんが垣間見えるものがありました。ご紹介しますね。

・おにぎりの具はなにが好きですか？（柴）昆布ですね。お母さんの握ってくれた昆布。
・女の子の可愛いと思う仕草は？（柴）女の子のかわいいと思う仕草というか、字がすごく綺麗な女性はいいなと思います。
・好きな食べ物は何ですか？（柴）板わさです。板わさだけ食べることもあります。おそば屋さんなんかでも頼むくらい大好きです。
・サッカー選手で、１日入れ替わってみたい！
という選手はいますか？？（柴）面白い質問ですね（笑）。ただ、入れ替わってみたい選手は今すぐは思い浮かびません。すみません。
・休みの日は何してるんですか？（柴）長い休みの日があったら、アメリカに行ってみたいですね。まだ行ったことがないので。
・ちっちゃい頃の将来の夢は？（柴）将来の夢は、プロサッカー選手になること、だけでした。サッカーを始めた頃、小学1年生の時から、プロの選手になることがずっと夢でした。

・自分の性格を一言で表すとなんですか？（柴）頑固、です。間違いないです、これは。周りも言わないけど、薄々そう思っていると思います。 やりたくないことはやらない性格ですしね。ただ、サッカーは別です。サッカーならやりたくないこともきちんとやります。
・名前の由来は？（柴）「岳」って丘に山って書くじゃないですか。大きい人になってほしいというところからみたいです。ちなみにアギーレ監督は「シバ」って呼びます。
・受験生に一言！（柴）自信を持てないとか不安がある時、自分がやってきたこと、これまでの準備を思い返して、「これだけやってきたから大丈夫」と言い聞かせてください。僕も試合の時にそう思うことがあります。
・青森の好きなところはなんですか？（柴）青森は食べ物が多いですね。海産物は特に。僕は貝類が大好きです。あと板わさも好きです（笑）
・何歳までサンタを信じていましたか？（柴）今も信じてます。毎年お願いしてます。「サンタさんに会いたい」がお願いです。
・好きなお寿司はなんですか？（柴）好きなお寿司は赤貝です。
・他の選手も同じ質問があったのですが無人島に連れて行くとしたら、日本代表選手の中で誰を連れて行きますか？（柴）無人島に連れていきたいのは川島永嗣さんです。料理もうまいし、生きていく力もあるし、頼りがいがありますから。
・2015年に向けて自分が呼ばれたいニックネームはなんですか？何て呼んでもらいたいですか？ガク様？ガックン？ガッチャマン？普通じゃダメよ、だめだめ。（柴）ガクで。

サッカーの試合やインタビューでしかなかなかお目にかかることが出来ない柴崎岳選手ですが、報道ではあまり分からないプライベートな一面が分かることができました。

いつも冷静で無口と言われていますが実は誰よりも努力家でサッカーに対し人一倍の情熱を持っている熱い魂を持った人です！

これからも柴崎岳さんのサッカー人生を全力で応援し期待し続けていきましょう。