GWなのに「横浜優勝」!?元ネタに込められたベイスターズファンの気持ちが辛すぎる
出典: ITmediaビジネス
横浜優勝!年中つぶやかれるこの言葉の元ネタは?ファンに怒られないように気を付けてまとめました。
時々話題になる「横浜優勝」の意味とは?
内輪だけに通用する「符号」というものがあります。横浜DeNAベイスターズのコアなファンの間でもそんな符号があるそうです。
それが「横浜優勝」
その意味と元ネタを追ってみました。
横須賀より\横浜優勝/
— とすぃー@De#31#47 (@yokohama_031947) 2016年5月4日
またTwitterでトレンド入りした「横浜優勝」は「バルス!」みたい?
横浜DeNAベイスターズの試合が終わると、ときどきSNSなどで「横浜優勝!」という言葉が大量に同時に流れてきます。
まるで「金曜ロードショー」でラピュタが放送されるたびに2ちゃんねるで書き込まれる、滅びの呪文「バルス!」のようです。
プロ野球のセリーグで優勝が決まるのは、秋の9月ごろのはず。なぜゴールデンウィーク真っただ中の今日「横浜優勝」がそこらじゅうで叫ばれているのでしょうか?
もちろんリーグ優勝したわけでも、まして日本一になったわけでもない
この「横浜優勝」は、横浜DeNAベイスターズファンの間だけで使われている一種の「符号」だというのです。
それを聞くと(もしかして、あまりにも勝てない横浜に対してファンがお花畑状態になって妄想の中だけで言っているのでは?)と思ってしまいますね。
しかし、今日5月4日のデイゲーム<DeNA ヤクルト>戦では、<3-2>で勝っています。しかもヤクルトの5連勝をストップさせるという快挙。
それでは、横浜ファンは1回勝っただけで「横浜優勝!」「横浜優勝!」と騒いでいるのでしょうか?
やはり、あまりにも弱い横浜を見ているうちに、頭の中がお花畑になってしまったのでしょうか。
打線がうまく繋がった5月4日のヤクルト戦
5月4日、先発は石田。
無得点が続いていた4回に梶谷がタイムリー、6回にも三塁打を打って得点に結びつけました。そして7回に代打の宮崎もタイムリーを放ち勝利。
横浜の連敗は2で止まりました。
横浜DeNAベイスターズはこんなに弱い!過去の成績と弱い理由
横浜DeNAベイスターズは、1950年にスタートした球団です。最初の名前は「大洋ホエールズ」
そこから66年、何度か名前が変わって今に至ります。
今まで、何度優勝したのかみてみましょう。
これまでにリーグ優勝2回、どちらも日本一
大洋ホエールズの名は、一度他の名前になり、また戻りました。そこでよく「第1期ホエールズ時代」と「第2期ホエールズ時代」と分けて言われます。
1度目のリーグ優勝は、1960年。「第1期ホエールズ時代」です。
2度目のリーグ優勝は、1998年。「第2期ホエールズ時代」です。
1度目の日本シリーズは大毎オリオンズ(現:千葉ロッテマリーンズ)に4連勝して日本一に。
2度目は、西武(現:埼玉西武ライオンズ)と戦い4勝2敗で日本一に。
埼玉西武ライオンズは日本一が13回という強いチーム。しかもこの年のパリーグは日本ハムと西武が熾烈な首位争いを繰り広げた年。
横浜は一発当てるとデカいですね。
弱い理由は?このスパンだとあと20年は優勝なし?
最弱球団として他の追随を許さない横浜DeNAベイスターズ。
38年ぶりの優勝といわれた1998年から18年経っているので、この間隔だとあと20年は優勝できない計算になりますが……。
「大洋ホエールズ」時代から体質が変わらないと言われ、その頃から歴史的に安定した弱さです。
多くのブログ、またヤフー知恵袋にまで「どうして横浜ベイスターズは弱いのですか?」という質問がいくつもされています。
一番目立つ回答は、親会社と球団双方がやる気を見せないからというもの。
しかし、これはDeNAになる直前の意見。モバゲーで大成功を収めているDeNAが母体になった今、少しは変わっているようです。
名前にDeNAが付いてから、ちょっとスマートな印象になったような。
弱ければ弱いほどファンに愛される横浜DeNAベイスターズ
弱いものを応援したい心理は日本人には多いかも。
・10年間で8度の最下位(2003年~2012年)
・過去一度もCS(クライマックスシリーズ)に出場していないチーム
・日本一は2回だけ(大洋時代を含む:1950年~)
・セ・リーグ優勝も2回だけ(大洋時代を含む:1950年~)
出典:あっきゃまんの小話ブログ
こんなのまとめた人が居るんですね
弱さ爆発です
阪神ファンもそうですが、なぜか弱いとますます応援したくなるファン心理。
横浜DeNAベイスターズも、ファンには独特の理由があるようです。
普通に横浜に住んでいるからという人もいますが、弱いチームだから応援したいという理由もあるそうです。そして、だからこそ「チームが勝ったときの嬉しさが半端ない!」というわけです。
なるほど。
最近は、球団が「観客に楽しんでもらう仕掛け」を作り「弱くても増える観客動員数」を実現しているのも、試合を見に行く楽しみを誘っているようです。
これが「横浜優勝」のほんとうの意味
なぜリーグ優勝もしていないのに「横浜優勝」なのか。語源は、
「横浜」が「優」れて「勝」った
からだそうです。
地上波テレビでも特集されていたのですね。
他球団ファンが\横浜優勝/の意味を理解してないので
— 中村@ (@Bay0416denaLove) 2013年8月23日
ここでもう一度考えてみましょう。
拡散希望
リツイート pic.twitter.com/yzvfVwDoP1
横浜優勝のルーツは?元ネタは自虐ネタだった?!
\横浜優勝/って、こんなに激弱な横浜がこんなすごい勝ち方したんだからもう横浜の優勝でいいよね?って自虐的に言い始めたのがスタートだから、\横浜優勝/って嫌いだったんだけど、今\横浜優勝/を使ってる人達はそういうネガティブな意味は全くなく使ってるんだろうなぁ。
— 高村 埜寺 (@takamura_nodera) 2016年5月4日
最初は、たま~~~~~に横浜が勝った時に、自虐的な気持ちで「横浜優勝」と言っていたようですね。
とんでもなく弱いから、いい勝ち方をするとファンは優勝なみに嬉しかったのでしょうか。
元からのファンのなかには、この風潮を嫌う人も居たのですね。
でも今は、楽しそうに使っている人多いです。
遅くなりましたが、現地より\横浜優勝/ やっと勝ったよ! pic.twitter.com/ChUPg3PeQC
— dancing ally (@dancing_ally) 2016年5月4日
計算しつくされた横浜DeNAベイスターズのファン獲得テクニック!
昔は「球団にやる気がない」と言われた横浜ベイスターズ。
今の球団はちょっと違うようです。
調査結果を元に観客ターゲットを絞った戦略でチームの士気も上がるかも!
2012年に母体が変わり名前にDeNAが付いた新生ベイスターズ。
監督も変わり、観客動員数も増えています。
38年スパンといわず、近いうちに強い球団に変わる可能性もありそうです。
昔の楽天のように、いつまでも弱いままではないかもしれません。
また、今の横浜は2013年から分析を元にした堅固なマーケティング戦略を立てて実行しています。観客動員数が増えたのは、このような地道な努力の結果でしょう。
この戦略は、20代後半~40代前半のサラリーマン(アクティブサラリーマン)をターゲットにすることで、最終的には女性層も連れてきてくれるという狙いがあったとか。
イベント、ショーを増やして成功させています。
観客が楽しそうにしていれば、チームも「強くなろう」と自然に思うかもしれません。
なぜアクティブサラリーマン層に注目したかというと、彼らは周囲への影響力がスゴいんです。家族、同僚、女性などに「スタジアムに一緒に行かない?」と誘って連れてきてくれるので、観客動員数が増えたのではないかと分析しています。
出典:ITmediaビジネス
アクティブサラリーマン、ちょっと昭和の香りもしますね
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