間違ったやり方は耳を痛める!?正しい耳かきの仕方
日本では耳かきの文化が強く、耳掃除をするのが当たり前とされています。ですが、気持ちいからという理由で間違った耳かきの使い方をしていませんか?奥にある耳垢まで取っていたり、痒い部分を刺激したり。間違った耳かきはとても危険なので、正しいやり方を覚えましょう。
耳かきをする意味
正しい耳かきの方法
耳かき・耳掃除は必要です。
耳の穴、つまり外耳道と鼓膜の表面は、一体化した皮膚でできています。
この皮膚は月に3ミリメートルほど外側へ動き、ベルトコンベアのように物を運び出す能力があるのです。
例えばゴマを鼓膜にくっつけても、半年くらいで外耳道の入口近くまで出てくるのです
人間の耳には自浄作用がありますが、それだけでは耳垢が溜まってしまう人もいるのです。
そのため、定期的に耳かきが必要となります。
タイプ別耳垢の特徴
耳垢は体質によって特徴が異なります。
大きく二つの種類に分けられます。
それぞれの特徴について見ていきましょう。
・乾燥している耳垢
乾性耳垢は、ミミアカ、ミミクソ、コナミミ、ミミカスとも呼ばれる、
カサカサと乾燥した灰白色で鱗(うろこ)のような耳垢のことで、
日本人の約7割がこの乾性耳垢の持ち主と言われています。
乾燥してる耳垢は、アジア人に多いとされており、
比較的耳掃除がしやすいです。
もう一つの湿った耳垢が少し厄介です。
・湿った耳垢
耳の中にある皮脂を分泌する器官「皮脂腺」の油分が垢に混ざり、
通常の耳掃除ではキレイにできません。
その理由は、耳の中にある『アポクリン汗腺』にあります。
アポクリン腺が耳のなかに多いと、わきが体質と言えるのです。
ワキガの臭いに悩まされているお子さんや親御さんは、数多くいらっしゃいます。
耳垢が湿っているからと言って、100%ワキガであるということはありません。
ですが、ワキガである可能性が極めて高くなります。
耳かきに使うアイテム
一般的な耳かき棒が有効なのは、カサカサタイプだけで、
ベトベトした耳あかは綿棒でふきとるか、耳鼻科に来る以外、取ることが困難です。
乾燥している耳垢は、耳かきを使って掃除するのがおすすめです。
湿った耳垢は、耳垢を絡めとる必要があるので、綿棒を使うのが良いとされています。
自分の耳垢のタイプに合わせて、最適なアイテムを選びましょう。
正しい耳かきの仕方
耳垢は一般的に耳の入口1センチくらいまでにしか溜まらないと考えられています。
そのため、耳かきは耳の入口から1センチくらいまでにしいた方がよいという意見があるそうです。
奥までやりすぎると、鼓膜に当たって傷つけてしまうかもしれません。
耳がかゆいから、気持ちいいからと、耳かきでガリガリかいてしまうと、
外耳道が傷ついて、炎症や湿疹を起こし、外耳炎になってしまうことがあります。
耳かきをする時の注意点
耳掃除は月2回まで
耳掃除は、2週間に1度程度で十分です。
毎日掃除をしていた方は、がまんして2週間に1度程度に抑えましょう。
耳かきを頻繁にすると、外耳道を傷付けるリスクが高まります。
リスクに対して、頻繁に耳かきを行うメリットはほぼないと言ってもいいでしょう。
なので、ひと月に数回ペースで十分になります。
もしも、耳かきをしている時に、出血や痛みが出た場合は、
すぐ耳鼻科へ行くようにしましょう。
傷口からウィルスが入り込んでしまう可能性があります。
最悪の場合難聴になる危険性もあるので、気を付けるようにしましょう。
耳かきは細心の注意が必要
ここまで耳かきの仕方について紹介してきましたが、いかがでしたか?
間違ったやり方で耳掃除をしていた方は、今日から気を付けるようにしましょう。
耳鼻科で耳掃除してもらうのが、一番安全な耳かきの仕方です。
ですが、時間とお金が掛かってしまうので、正しいやり方を覚えた方がいいでしょう。
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