地震で揺れても動揺しない!震災に備えてチェックすること
日本は地震が多い国ですから、急に大きな地震が起こる可能性が高いです。地震に備えて、自分の家の耐震性を確認しておきましょう。あと、地震が起きた時の動き方や、緊急時に備えて用意しておきたいものを確認してください。
地震に備えて!家の耐震性をチェックするポイント
日本では地震の起こる頻度が高く、過去に大きな地震も起きました。
そのため、最近では震災に対する備えや考えが重要になります。
震災後、さらに重視されるようになった家の耐震性。
また大きな地震が発生した時に、場合によっては家が倒壊することもあり得ます。
今住んでいる家が、地震に耐えることができるかチェックしておくことが重要です。
地震が気になる人はココをチェック
家屋の構造をチェックする
2階建以上の場合、1階部分に大きな空洞がある(ガレージ、ピロティ、広い吹き抜け)家は耐震性が弱まります。
また建物の底辺の形状が四角形ではない場合、例えばコの字型、L字型などは地震にさほど強くありません。
地震に弱いバランスとは
家の形がL字形やコの字形である
2階がせり出している
片方だけが開口部など、壁の配置にバラツキがある
家の構造によっては地震に弱いものがあります。
家の形が正方形で、1階と2階のバランスが取れている物件ならば大丈夫です。
家の中をチェック
塗壁の場合
開口部周りに斜めに走るひび割れがないか
造作材との間に隙間が出来てきていないか
雨漏りや腐朽などがないかの確認
天井や壁に水がかかったような変色はないか
白蟻が出入りしている所はないか
地震で倒壊する恐れのある家は、窓が動きづらかったり、床下が湿っぽくなったりしています。
これは、家の形がおかくなって窓枠が歪んでしまい、床下が湿気で柔らかくなるので、地震による影響で倒す危険性が高いです。
部材に不具合が出ていないか?
部材に老朽化や腐食、シロアリの被害などが発生している場合、想定されたほどの耐震性が発揮できなくなっている可能性があります。
家が劣化していると見てわかるようであれば、地震が起きた際にダメージを受けやすいので気をつけてください。
また、パッと見ただけでは分からない箇所も、劣化している恐れがあるのでチェックは必ずしてください。
もし地震が起きたら!災害時の家での動き方
実際に地震が起きたら、慌ててしまい何をしたらいいのか分からなくなります。
どのように動けばいいのか知っておけば、怪我をせずに安全に避難することができます。
そこで、地震が起きた時の動き方を知って、慌てずに対応できるようにしましょう。
地震のときに最優先すること「まずは身を守る」
自宅にいる場合は、丈夫な机やテーブルの下にもぐり、揺れで動かないよう脚をつかんでおさえます。お子さんが一緒の場合は、しっかり抱きかかえるか、クッションでガードするかして、頭を守ってください。自宅のどこにいても、「もし今ここで地震がおきたらどこがいちばん安全か」を常に意識しておきましょう。
(1~2分)揺れがおさまった
火が出ていたら、落ち着いて火を消します。
家族が無事か確認します。
火を使っていないか確認します。
家の中も危ない物があるので、靴やスリッパをはきます。
余震があります。防災ずきんやヘルメット、なければタオルを巻いて、頭を守ります。
地震が収まっても、すぐに揺れる可能性がありますし、家の中のほうが安全ですから外に出ないようにしてください。
また、ガス栓の元を閉めておくべきです。
閉め忘れていると、家を離れた後に火事に繋がる恐れがあります。
そして、さらに言うなら、ガスだけでなく家電のコンセントも抜いて火事などの二次災害を予防しておきましょう。
■家の中で安全な場所
揺れが収まっても外に出ないようにしないといけませんが、その間どこで待っていればいいのか分からないですよね?
家の中で安全な場所がありますから、そこで待つようにしましょう。
窓の少ない場所
窓ガラスは、割れて飛び散るリスクがあります。
特に大きな窓や、窓がたくさんある場所は危険です。
地震がきたら、窓の傍から離れましょう。
一戸建ての一階と二階ではどちらが安全?
一戸建ての場合、一階と二階では二階の方が安全です。
万が一家屋が倒壊した場合、一階部分は押しつぶされてしまう可能性が高いためです。
二階にいる場合は無理に玄関まで避難せず、二階で揺れがおさまるのを待ちます。
上記のように、地震が起きた時はすぐに家から避難します。
ですが、家に戻れないので手ぶらで避難所にいくことになるのです。
避難所では物質が足りないということもあるので、ある程度自分たちで用意しておきましょう。
災害に備えて用意しておくもの
・保険証と通帳のコピー
・病媚薬、絆創膏
・簡易携帯トイレ
・非常食
・ゴミ袋
・マスク
・軍手
・懐中電灯
・小型ラジオ
食料は3日分は必需品。
保存期間が長く、火を通さずに食べられるものが便利なため、缶詰、インスタントラーメン、乾パンが定番だ。
「あると便利な品」の一覧にあるように、高カロリーのチョコレートは体力の消耗を防いでくれる。
ゴム手袋・軍手
軍手は、がれき・木・割れたガラス食器などを触る時の防御、また防寒対策などに役立ちます。ゴム手袋は使い捨ての物を用意すると手の汚れから守るので・オムツ交換や水仕事にも有効です。
上記の荷物を全て準備するのは大変ですから、前もって持ち出せるようバッグなどを用意しておきます。
バッグは寝ている時に地震が起こることを想定して、寝室のベッド近くに置いておきましょう。目立つ場所に置いておけば、探す時間を短縮してスムーズに避難できるはずです。
いつ起こるか分からない地震に備えて!
地震はいつ発生するか予測できませんから、常に震災に備えて準備をしておきましょう。
自分の住んでいる家が地震に耐えれるのか、家が揺れた時はどう動けばいいのかを知っておけば、安全に避難することもできます。
用意しておきたいリストを作成して、定期的に点検することも忘れないように。
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