■ゲストの人数がハンパない
→200人～300人規模の披露宴が、沖縄では平均的なのだそうです。

■お相手は、大手企業の会社役員？
→大抵の場合、一般人です。

■お相手は、芸能人？
→（たぶん）一般人です。

沖縄では遠い親戚や中学の同級生、職場の方も招待する

ご祝儀に関しても少し違いが現れています。一般的には3万円あたりからとされていますが、沖縄での相場は1万円となっています。同じ国内でも、場所によって考え方がこんなに違うというのは驚きですね。

祝う気持ちは皆一緒、金額に見合った付き合いをしているわけでもないので難しく悩まなくても良いのです

本土であればお酒は乾杯のときに始めて振舞われますが、沖縄では着席した瞬間から振舞われます。

もともと親族や仲間同士で、お酒を酌み交わすことが大好きなうちなーんちゅ。会場に集まっているのは、新郎（新婦）という共通の友人・知人・親族をもつ者同士。久々の再会、花咲く思い出話。しかも、めでたい席。

それぞれのスピーチが終わるころには、すでに酔っ払っている人もよく見かける

「かぎやで風」は喜びの踊りであり、どちらもめでたい席で踊る

結婚式を挙げる新郎新婦を心からお祝いするダンスの一つでもあります

両家の親族や知人に琉舞経験者がいるか、いなければその余興だけに呼ばれる琉球舞踊の教室の先生にお願いするほど沖縄の披露宴では必須な余興

余興が沖縄の結婚式の醍醐味！せっかく参列するのなら、これを楽しまない手はありません。

身内、友人、職場の同僚、など様々な人たちが舞台でパフォーマンスをします。 歌あり、踊りあり、ビデオレター、ちびっこたちの可愛いダンスあり。

沖縄では親族や友人、職場の方総出で式を盛り上げてくれて、余興は5つくらいが一般的です。

沖縄の結婚式終盤では出席者みんなが舞台に上がりカチャーシーを踊ります

その時ばかりは、新郎新婦だけでなく親族のおじいちゃん・おばあちゃん、親族新婦の友人など・・・希望者は舞台に上がり、思い思いにカチャーシーを踊り楽しみます。

カチャーシーが始まると、無意識のうちに体が動いてしまうのがウチナンチュであるということは間違いありません。

と、ここまで約２時間半かかります。大体が伸びて３時間になりますが。

これらは披露宴に関するごく一部のよくあるネタにすぎません。まだまだ他にも、沖縄ならではの結婚式あるあるが存在するようです。

式が始まると自然と笑いがこぼれ、二人の幸せそうな顔を見るとすごく微笑ましい気分なります。