日本の離婚率は多い?少ない?

婚活パーティーを主催している業界が増えている一方で、徐々に高まりつつある「離婚率」。
実際にどれくらいのカップルが離婚をしているんでしょうか。

「平成27年(2015年)人口動態統計(確定数)の概況」(※1)によると、婚姻件数は 63 万 5156組であるのに対し、離婚件数は22 万 6215 組でした。この数字だけを見ると、およそ3組に1組が離婚していることがわかります。
婚姻件数と離婚件数を割ると3人に1人が離婚する割合となり、確率はかなり高いようにも見えますが、婚姻件数をしっかり見るとと少し違った結果になります。

1970年頃は100万件を超えていた婚姻件数が40万人も減っているため、離婚が増えたというよりは婚姻件数が減少したため、このような数値が出たといえます。

過去のデータと比較すると、離婚率はだいぶ低くなっているのがわかります。

一見低いように見えますが、まだまだ多いのは事実です。

離婚率が高いのは結婚5年未満

結婚後、離婚してしまう夫婦が一番多いのは結婚“何年”の夫婦かご存知ですか?

『厚生労働省平成25年 人口動態統計月報年計概況』の“同居期間別離婚件数の年次推移”によると、結婚5年未満の離婚件数が一番多いそうなんです。
結婚後、2年~6年はまず最初の離婚危機が訪れやすい時期です。

結婚する前は、週末にデートするぐらいの間柄だった二人でも、一緒に住むとなるとこれまで知らなかった相手の本性を知ることになります。

結婚前に、お互いをよく知らなかったことが原因といわれています。

離婚率が高いのは「30~34歳女性」

2014年の「同居をやめた時の年齢別の離婚率」を見てみると最も割合が高いのは、実は30代なのです。

なかでも30〜34歳の女性は3万283件で最多となっています。
これは晩婚化が進んでいる影響も受けていると考えることができるでしょう。

また、55歳〜59歳になると離婚率が下がる傾向にあります。

どんな理由で離婚しているの?

離婚をしたカップルは、どんな理由で離婚をしているのでしょうか?

性格の不一致

妻・夫ともにダントツの理由です。「結婚する前にわかるのではないか?」と思われるかもしれませんが、そう思っているのは未婚の人だけです。

結婚してみてからわかる性格もあるということです。そもそも生まれも育ちも違うので性格が違うのは当然といえば当然ですが。
大雑把に言えば、「価値観の不一致」ですが、私から切り出した離婚です。なので、第三者から見れば「私のわがまま」かもしれません。

でも、私にとって、そのまま元夫との結婚生活を続けても、「幸せにはなれない」という確信がありました。残念ながら、お互いの性格的なものに起因しているので「お互いに改善する」という選択肢も見えませんでした。

もちろん、それまでに何度も話し合い・衝突を繰り返していましたしね。
妻の猜疑心と嫉妬心です。
毎日浮気を疑われて、疲れ果てました。
妄想的たったと思います。
病人とは暮らせない感じで、離婚するしかなかったです。

浮気orDV

私に対して完璧を求めすぎなんです・・・。

あ~しろ、こうしろとか、これじゃあだめだろうとか。それも離婚理由なんですって。

もしかしたらもっと尽くしてくれる不倫相手でもできたのかも
私も今回初めて夫の浮気に遭遇しました。今は別居中です。

既に夫とその女性との仲は終わっておりますが、私は日を追う毎に憤慨の度合いが増しております。

これは経験した者でしか分からない感情ではないかと思います。
現在妻とは別居中。婚姻費用は不服ながらも払っている状況です。

度重なる暴力や、包丁を持ち出したり、自殺行為をして脅すなど心身共に疲弊しきっています。

こちらが反撃すれば不利になるのは確実なので手が出せず悔しい思いでいっぱいです。

モラハラ/生活費を渡さない

5年前に妻と結婚しましたが、結婚直後から、ことあるごとに激しい口調でKさんを責めたてる妻のモラハラに悩まされ、健康を害してしまいました。

Kさんは何度も妻との離婚を考えましたが、離婚の話になると謝罪する妻を突き放すことができず、夫婦関係が冷え切っているにもかかわらず離婚できない状態が続きました。
妻は常識というのが口癖。完全に彼女の主観でしかないです
私は、1年の同棲生活を経て付き合って1年半で結婚しました。そして、結婚して、2年目には子供が産まれました。

しかし、私はたった3年半という短い結婚生活で離婚しました。結婚した時はまさか自分がこんなに早く離婚するとは思ってもいませんでした

離婚を決意したカップルの多くは、上記3つの内容で離婚をしていることがわかりました。

「離婚」は最後の切り札に留めておいて

そもそも「結婚」とは、他人同士が一緒になる前提で結婚をするので、ちょっとしたすれ違いが起こるのは仕方ないのかも。

「結婚する意義」は、個人差が大きい部分。何を重視して結婚するかは、男性と女性でも違うし、同じ性別でも異なります。

みなさんは、どんなことに“意義”を見出して結婚したいと思いますか?

このあたりは、実際に結婚したあとでもその“意義”を見出すのって、意外と哲学的で大変な作業かも。
二人ではじめる人生の大切な瞬間。

だからこそ、結婚をする前に相手のことをちゃんと見ておくことが大切です。
離婚をしない幸せな結婚生活を送るためには、相手を理解することも必要。

相手が嫌いになったから直ぐ離婚ではなく、最終手段として検討しておきましょう。

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