結婚式には、数多くの”ジンクス”があります。
その中には、結婚式で定番の演出になっているものも！
どんなジンクスがあるのか、さっそくみていきましょう。

サムシングフォーは、200年以上も前からヨーロッパに伝わるおまじない。
花嫁の幸せを願って、花嫁が”4つのもの”を身に付けます。

1：Something Old（何か古いもの）
2：Something New（何か新しいもの）
3：Something Borrow（何か借りたもの）
4：Something Blue（何か青いもの）

何か古いものには、これから始まる新たな人生と家族をつなぐ、また、新たな人生が豊かになるようにという願いが込められています。

何か新しいものは、新たな人生が幸せなものになるようにという願いを込めて。
ウェディングドレスやシューズなど、新しく買ったものを身に付けます。

何か借りたものには、すでに幸せな結婚生活を送っている人からものを借りて、幸せをあやかるという意味が。

何か青いものは、青色が聖母マリアのシンボルカラーである、幸せを呼ぶ色であるということから身に付けます。

リングピローは、結婚指輪をのせておくクッション。
結婚式で指輪交換をするときに、リングピローにのせて結婚指輪を運びます。

そして、リングピローにはもうひとつ素敵なジンクスがあります♡
それは、結婚式で使ったリングピローを、生まれてきた子どもの初めての枕（ファーストピロー）として3日間使うと子どもが健康に育つというもの。
このジンクスを知ってしまうと、じっくり時間をかけて手作りしたくなっちゃいますよね！

「せっかくの結婚式が雨なんて……」と思う方が多いかもしれません。
でも実は、雨の中で行う結婚式には幸せなジンクスがたくさんあるんです♡

日本でも、「雨降って地固まる」「雨が降りこむ＝幸せが降りこむ」など、雨は縁起がいいものとされています。
ほかにも、イタリアやハワイなど様々な国で「雨の日の結婚式は縁起がいい」というジンクスがあるんですよ！
もし結婚式当日に雨が降ったら、それはとってもラッキーなことなんです♡

婚約指輪と結婚指輪は、「左手の薬指にはめるもの！」という認識ですよね。
でも、一体なぜ左手の薬指なのか、理由をご存知ですか？
婚約指輪と結婚指輪に込められた意味を、改めて確認してみましょう。

婚約指輪は、結婚の約束の証として贈られるもの。
古代ローマ時代に始まり、その後しばらくは王族や貴族の間だけの習慣でした。
庶民にも婚約指輪の習慣が普及してきたのは、19世紀頃に入ってからのことです。
日本でこの習慣が普及し始めたのは、1960年頃から。
また、婚約指輪＝ダイヤの指輪が定番になったのは、1970年代から放送されたCMの影響だそうですよ！

結婚指輪のルーツも、婚約指輪と同じく古代ローマ時代にあります。
当時、約束事の象徴であった鉄の輪を、ローマ教皇が結婚の誓いとして使い始めたのがきっかけだそうです。
日本では、西洋式の生活様式に変わり始めた第二次世界大戦以降に、結婚指輪の交換が普及していきました。

もしかすると、婚約指輪や結婚指輪にさほど興味がない方もいるかもしれません。
でも、どちらにも「2人の愛がずっと続いていくように」という素敵な願いが込められているのです。
そんな婚約指輪＆結婚指輪だからこそ、気に入ったデザインのものをじっくりと探してみて欲しいと思います。

ヨーロッパでサムシングブルーの定番といえば、ガーターベルト。
でも、日本人にはガーターベルトってあんまり馴染みがないですよね……。
”セクシーなもの”というイメージがあって、取り入れにくいと思う人もいるはず。
そこでおすすめなのが、ブーケに青い花を使うという方法！
これなら抵抗なく、サムシングブルーを取り入れられますよね♡

ちなみに、青い花として使われているブルースター、花言葉も素敵なんです。

ブーケトスは、花嫁が持っているブーケを未婚の女性へ向けて後ろ向きに投げるというもの。
日本の結婚式でも、定番と言える演出です。

こちらも日本で結婚式の定番演出と言えますね。
花婿と花嫁が、互いにウェディングケーキを食べさせ合うというものです。

結婚式で定番になっている演出の中には、実はジンクスが元になっているものがたくさん。
「演出は最低限でいいかな……」なんて思っているプレ花嫁さんも、隠れたジンクスを知ってやりたいものが増えたんじゃないでしょうか？

ここで紹介した結婚式にまつわるジンクスはほんの一部。
ちょっと調べれば、まだまだ素敵なジンクスがたくさん出てきますよ！
結婚式の演出アイディアに、結婚式準備のモチベーションアップに、ぜひたくさんのジンクスを知ってみてくださいね♡