「14人の少女のうち7人は女子高生、7人は犯罪者」というおそロシアな猟奇殺人アート『Suspects』が展示【おそロシアート】
フランスのポンピドゥーセンターで開催されたロシアの現代美術展にとんでもない作品が展示され話題となっています。
ポンピドゥーセンターに展示されたロシアの現代アート作品がヤバすぎ…!
14人の少女のうち7人は女子高生、7人は犯罪者
この作品の中に殺人犯が…
ポンピドゥーセンターでやってるロシアの現代美術展にあった14人の少女の写真。説明を読んだら「この写真の14人の少女のうち7人はごく普通の女子高生、残りの7人は殺人犯」っていう超おそロシアートだった… pic.twitter.com/sdmZwgdbme
— まおう (@149lunettes) 2016年12月29日
皆さんは、この中のどの少女が殺人犯かわかりますか?私にはわかりません。みんな普通の少女のように見えますね。
何番が殺人犯かの答えは、解説されていないようですが、殺人犯はみな15歳以下の少女なんです。
作品はAES+Fというアーティストグループによる『Suspects』というタイトルのもので、作品を見た人が事件の目撃者の感覚に陥るようにと作られたそうです。
人はみかけによらないと言いますが、この作品を見ると本当にその通りだなと思いますね。
このアートを見た人たちの反応
@149lunettes 殺人レベルの犯罪を犯す人は意外に普通の外見をしているのだろう。。https://t.co/egxkmCpy6c
— Seiichi Shiga / 志賀誠一 (@SeiichiShiga) 2016年12月30日
@149lunettes どの人も、見ようと思えばどちらにも見えてしまいますね。
— ミギヨコ (@migiyoco) 2016年12月30日
ある意味そういう危うさの上に社会は成り立ってるのか…
@149lunettes @levinassien 違う視点から見ると、人を見る目が養われるという社会実験ですね・・・・。
— syhon 対戦争憲法の準備が必要 (@syhon3000) 2016年12月30日
やはり外見と殺人のギャップに驚かれている方が多いようですね。
恐ろしいロシアの猟奇殺人犯
このアートも恐ろしいものですが、過去にロシアでは猟奇殺人が多く起きています。
連続殺人から食人までと、おそロシアなロシアの猟奇犯罪者を紹介しましょう。
食人鬼 タマラ・サムソノバ
同居女性(当時79歳)を殺害そして食人
当時同居人だった女性を口論の末に、殺害しバラバラにして死体を遺棄したのが警察に発見され逮捕されることとなりました。
しかし、この事件ただのバラバラ殺人事件ではありませんでした。
その後警察が調べを進めるとなんと少なくとも11人の女性が、サムソノバの犠牲になっていたことがわかりました。
さらに、サムソノバは殺害した人間の一部を切り取り調理して食べていたそうです。
とにかく明るいサムソノバ
サムソノバの恐ろしいところは逮捕後の行動にもあります。
逮捕された後、テレビの報道陣に投げキッスをしたり、身柄拘束の判決が言い渡されると大喜びをしたりととにかく明るいのです。
また、人を殺したことを悪びれる様子もなく、「刑務所に入れて安心した」と言っていました。
殺人の動機
どうやら彼女は住むところもなく僅かな年金でくらしていたらしく、将来に大きな不安を抱えていたそうです。そのため、刑務所に入って安心して死を迎えるために殺人を犯したそうです。
逮捕後に「年を取り住む所もなかったので、早く全てを終わらせる為に犯行を行った。刑務所に入れば生活の保障もしてくれるし、葬式もやってくれる為安心だ」と語っていたそうです。
あまりにも身勝手な殺人動機ですね。しかし、そのためだけに11人も人を殺す必要があったのでしょうか?
彼女の古くからの知人は「奇妙な行動が多く狡猾な人だった。」と逮捕を不思議には思ってなかったらしく、昔からおかしな人だったようですね。
また知人は「本当に奇妙な女性で、狡猾で疑り深かった。行方不明になった友人の事で彼女と会った時、警察に連絡しようとした私に連絡するなと必死に懇願された。後に、警察に『無事だったあなたは非常に幸運だ』と言われた」とも語っていたそうです。
そのことから考えると、もともとサイコパスだったのでしょう。そうでもない限り、11人も殺して肉まで食べてしまうという行動は起こさないはずです。
「人肉を食べないと魂を奪われる」という発言からも彼女の異常性がうかがえますね。
大量殺人犯 アンドレイ・ロマノヴィチ・チカチーロ
52人もの大量殺人
女性と少年ばかりを襲い52人もの人を殺害して逮捕されたチカチーロ。男女問わずに連続殺人犯すというのは当時のロシア社会ではありえないとされていたそうで、同一犯の犯行とは思われず、逮捕が遅れ犠牲者が増えてしまったそうです。
その異常な殺害数から、ロストフの殺し屋、赤い切り裂き魔などと呼ばれていました。
コンプレックスだらけの人生
幼いころは夜尿症で母から罵られひどい羞恥心を抱いていたそうです。また、青年期になるとインポテンツであることが発覚し、そのことでも女性関係で多く悩まされてきました。
その後、満たされない性的欲求を勉学にぶつけ、社会的な地位を得ようとしましたが、その野望も大学受験の失敗で達成されずに終わってしまいました。
こうして、彼は、夜尿症、インポテンツ、学歴と3つのコンプレックスを抱えて生きていくことになります。
その後、就職、結婚をしてもそのコンプレックスは消えることなく、むしろ増長していくのでした。
その結果、膨らんだコンプレックスが爆発し52人もの大量殺人を起こしてしまうことになりました。
チカチーロの笑顔
チカチーロの写真といえばこの笑顔の写真が有名ですが、彼は裁判の最中も法廷でこの笑顔を見せ、遺族の怒りを買っていたそうです。
こんなエピソードがあります。
法廷から「サディスト!」「人殺し!」といった罵声を浴びせられると、チカチーロは声のした方へ笑いながら手を振った。チカチーロの犠牲者の遺族たちは、彼に対する復讐を叫び、侮蔑の言葉を浴びせたが、チカチーロもまた犠牲者や遺族をどぎつい言葉で嘲笑した。遺族の一部は、チカチーロを檻の中から出して自分たちの手で彼を処刑できる権利を要求した。犠牲者の名前が挙がったとき、失神する遺族たちが数多く出た。被害者を侮辱する罵詈雑言を浴びせたことで遺族の感情を逆撫でし、たびたび激怒した裁判長レオニード・アクブジャノフに退廷を命ぜられた。また、チカチーロの弁護を担当した弁護士のマラート・ハビブーリンも、チカチーロのこのような態度を厳しく批判した。チカチーロは、精神異常による無罪を望んでいたのである。
逮捕後も精神異常者を装ってわけのわからない発言を繰り返していたそうです。コンプレックスの生んだ恐ろしいサイコパスですね。
まとめ
皆さんは、少女の写真を見てどう思ったでしょうか?人とは何か、殺人とはなにかと考えさせられる作品だったのではないでしょうか?
隣国ながらとても遠い国ロシア。文化も歴史も日本とは全く違いますが、だからこそ、面白く魅力があります。
また面白いロシアのニュースを皆さんにお届けできることを楽しみにしてます。
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フランスのポンピドゥーセンターに展示されたロシアの現代アート作品。その中におそロシア過ぎると話題の作品がありました。
14人の普通の少女の写真。実はそのうち半分が殺人犯だというのです。