赤ちゃんも生後3ヶ月を迎える頃になると、早い子だと首がすわったり、声をあげて笑ったりとどんどん赤ちゃんらしくなっていきます。でも、始めての育児中のママの場合、どの程度の成長が目安なのか分からないものですよね。それではまず、生後3ヶ月の赤ちゃんの平均身長や平均体重から見ていきましょう。

あらかじめお断りしておきますが、赤ちゃんの成長はとても個人差が大きいものです。ここではあくまでも平均としての数値を紹介しますが、必ずこれだけ大きくなっていなければ心配だというものではありません。あくまでも目安として参考にしてくださいね。

生後3ヶ月頃の赤ちゃんの平均身長は、男の子の場合でおよそ57cmから66cm程度、女の子の場合だと56cmから64cm程度になります。生まれた時から比べると10cm以上も大きくなるんですね。

生後3ヶ月頃の赤ちゃんの平均体重は、男の子の場合でおよそ5.3kgから8.3kg、女の子の場合でおよそ5.0kgから7.6kg程度になるということです。大きい子と小さい子では3kgもの差が出てきますが、離乳食が始まればその差はだんだんと縮まってきますよ。

それでは次に、生後3ヶ月頃の赤ちゃんの授乳量や授乳間隔について見ていきましょう。こちらに関してもやはり個人差があるので、成長曲線と照らし合わせながら参考にしてみてください。

この時期の赤ちゃんの授乳量は、体重×150mlが平均的な数字となっています。例えば体重が7kgの赤ちゃんの場合、1日の授乳量はおよそ1000mlということになります。ただ、赤ちゃんによっては体重×100ml程度しか飲まない子もいれば、体重×200ml以上も飲む子もいます。

生まれて間もない頃は、朝も夜もなく好きな時におっぱいを欲しがった赤ちゃんも、生後3ヶ月頃になると徐々に生活リズムが出来始め、夜長い子と寝てくれるような赤ちゃんも出てきます。

だいたい、1日の授乳回数が8回程度なので、単純計算すれば3時間に1回の授乳間隔となってきます。1回の授乳量は例えば赤ちゃんの体重が7kgの場合は、およそ130mlということになります。

完全母乳で頑張っているママもいらっしゃると思いますが、完全母乳の場合、どれくらい飲んだかわからないという不安があります。ただ、赤ちゃんは定期的に健診を受けるので、その時に問題がなければ気にしなくて大丈夫ですよ。

おっぱいはミルクよりも消化がいいため、授乳間隔はミルクを用いている場合よりも短くなり、2時間に1回程度になることもあります。また、ミルクで育児をしている場合でも、おっぱいは欲しがるだけあげて大丈夫ですよ。

生後3ヶ月頃になると、赤ちゃんにはどのような成長が見られるようになるのでしょうか。まだまだ小さい赤ちゃんですが、日々出来ることが増えていきますよ。

生後3ヶ月頃になると、早い子だと首がすわってくることがあります。縦抱っこを好む赤ちゃんだと首がすわるのが早いと言われたりします。ただ、首がすわるのは生後5か月の健診でチェックされる項目なので、この時期に首がすわっていなくでも全然心配しなくて大丈夫です。

生まれたばかりの頃はあやしたり変な顔をしてみても無反応だった赤ちゃんですが、生後3ヶ月頃になると楽しいことがあると声をあげて笑い始めます。これが可愛くて世の親御さんは親バカ街道へと突き進んででいくわけです。

この時期から赤ちゃんは首がすわって寝返りをしてハイハイをしてと、めまぐるしく成長を遂げていきます。一生の内で一番成長する時期なので、ぜひその成長を見逃すことなく、今しかない可愛い時期を楽しんでくださいね。