デザインをしていく上で、どうしてもいいアイデアが浮かばないことはよくあることです。だからといって、クライアントへの納期をないがしろにすわけにはいけません。
　そんな時、デザイナーにインスピレーションを与えてくれる便利なツールをご紹介します。

「wordmark.it」は自分のPC内にあるフォントを一覧で表示してくれるツールです。好きな文字列で表示することができます。ほかのサービスに比べ動作が軽く、一度に表示できるフォントが多いのもありがたいです。

「Your PC’s Font Viewer!!」
文字色と背景色を指定して表示させることができます。

「fontview」
白背景と黒背景を同時に表示できるのでモノトーンでの展開を考えている時に使えそうです。

「Niice」はBehance、Dribbble、Designspirationなどの人気デザインサイトからデザインを探す検索エンジンです。多くの優れたデザインから学ぶことはとても多いでしょう。

　例えば、自社製品を強調するためにモノクロにしたり、自分物以外をモノクロにしたり、そういう画像編集の需要は意外とありますが、実際にPhotoshopでやるとやや面倒な場合があります。(もちろんその後のレタッチ作業もある場合はフォトショで済ませたほうがスムーズな場合も多いでしょう)
　そんな作業もこの「Fotor Color Splash」を使えばわず1分で作業が終わってしまいます。Photoshopなどのレタッチツールに馴染みがない方には特にオススメです。

「Placeit」はWeb上で簡単にモックアップを作成することができます。もちろん直接画像をアップロードして作成することもできますが、何よりも便利なのが、Webページの使用イメージをURLを入力するだけで作れてしまうこと。これまでのようにわざわざスクリーンショットを用意する必要はありません。

「easelly」はその名の通り、非常に簡単にインフォグラフィックを制作できるツールです。説得力のあるインフォグラフィックを作るにはそれなりのでざいんせんすがひつようですが、まずはこのようなツールを使って勉強してみるのもいいでしょう。

「Kuler」では様々なカラーパターンを見ることができます。また、気に入った配色パターンを登録する事で、PhotoshopやIllustratorに反映してくれるのでとても便利です。

「日本の伝統色」は「和」の雰囲気を持った伝統的な配色を紹介しているサイトです。和風のデザインを作るときの参考になります。

デザインといえどももちろんセオリーがあります。「しかしそればかりでは埋もれてしまう！」と考え出して行き詰まった時の手助けになればと思います。
困ったときにインスピレーションを与えてくれるものを持っていれば、きっとあなたの強みになることでしょう。