ガムや堅い食べ物を長く噛んでいると顎の筋肉が発達して顎がエラ張ってくるっていう噂もあるし、反対に顎が鍛えられてシャープになるから顔が細くなるとも聞くけどけど…

一体どちらが本当なの？

顔は大きくなりたくないし、顎もエラ張りたくない…
でも、ストレス解消や眠気の解消にガムは噛みたいという人は多いはず。

それにガムや堅いもの噛む事は、確かに顔の筋肉を引き締め、小顔効果や、眼精疲労の解消、集中力の維持にも効果があります。

強い力でガムや食べ物を噛むと、フェイスラインにある咬筋（こうきん）が発達し顎がエラばってしまう可能性があります。
噛みしめず、ソフトに噛むように気を付けましょう。

食事の時に、片方の奥歯でばかり物を噛む人は、筋肉の発達が偏り、長期になると顔が左右アンバランスに変形してしまう可能性もあります。
鏡を見て、左右で顔の形が大きく違う人は、片側でばかり噛む習慣がないか、確認してみましょう。

ただし、完全な左右対称の人はいないので、少しの左右差は気にしなくて大丈夫ですよ。

顎の筋肉ではなく、骨の計上がホームベースのように角ばっている場合の多くは、遺伝など先天的なものが原因の場合が多いです。
遺伝の場合でも、ほほの引き締めや、髪型でエラを軽減することができます。

勉強や仕事中に、緊張やストレスで知らず知らずのうちに、奥歯を強く噛みしめている場合があります。強く噛みしめると、常に咬筋に強い負荷が掛かり、鍛えられて発達してしまい、エラの原因になることがあります。

夜寝ている時に、知らず知らずに歯ぎしりや食いしばりなどで、強く歯を噛みしめている場合もあるようです。
歯ぎしりであれば「ギシギシ」という音で一緒に寝ている人が気が付いてくれる事もありますが、一人で寝ている場合や、ぎしぎしとした歯ぎしりではなく噛みしめている場合は、気が付かない場合もあります。