初心者でも分かりやすいフリースタイルバトルの名試合を一挙まとめてご紹介

ベストバウト25選

ステージ上で音楽に乗せて即興でラップを歌い相手との優劣を競い合うフリースタイルバトル。

ここ数年では日本全国で一大ブームとも呼ばれるほど盛り上がりを見せています。

そんな数あるフリースタイルのバトルの中から珠玉の名試合を厳選しました。

各バトルごとに勝敗やポイントなどをご説明していきますので、フリースタイル初心者の方でも楽しめる内容となっています。

テレビだけでなくクラブやイベント現場で行われているバトルを知ることでもっとフリースタイルバトルを楽しんで見れるようになりますからぜひチェックしていってください。

厳選フリースタイルバトル25試合をポイントと共にご紹介!!

R-指定vsDOTAMA

DOTAMA vs R指定 延長3回 - YouTube

出典:YouTube

こちらはR-指定の勝利となっています

UMBでの名バトルといえばやはりこの2人。

絶対王者R-指定とDOTAMAの一戦ですが、両者ゆずらず延長戦が続きます。

最後はラップ体力というか韻の筋力が強いR-指定の勝利となっていますが、DOTAMAも悔しかったことかと思います。

やはり聞き取りやすい内容をラップに込めるというのは大事ですね。

R-指定vsTKda黒ぶち

R

出典:YouTube

若かりし頃のR-指定からもうひとつチョイス

こちらはR-指定がバチバチに敵意むき出しで戦っていた頃のバトル。

相手はTKda黒ぶちですが、両者ともに韻の固さには定評があります。

R-指定の一息で2小節ほど歌い上げるブレスの上手さが際立ちますね。

晋平太vsCHICO CARLITO

戦極MC BATTLE 第13章(15.12.27) 晋平太 vs CHICO CARLITO @BEST BOUTその1 - YouTube

出典:YouTube

バイブス対決のように見えて細かいテクニックが光る名試合

どちらもUMBの王者に輝いたことがある晋平太とCHICO CARLITOの一戦。

バイブスの高さが決め手と思われがちですが、ライミングや間の取り方など非常にテクニカルな試合となっています。

調子がいいときのCHICO CARLITOは晋平太相手でも引けを取りませんね。

MCニガリvs晋平太

MCニガリVS晋平太 - YouTube

出典:YouTube

16節での試合

テレビでよく見るのは8小節のバトルが多いですが、実際の大会では16小節の試合もよくあります。

違いとしてはやはり1バースでの即興ラップのストーリー性。

16小節の方が自分のターンが長い分、内容が重要となってきます。

1発のパンチラインよりも整合性が勝負の決め手となります。

黄猿 vs 鎮座DOPENESS

戦極MC BATTLE 第六章(13.4 .28)黄猿 vs 鎮座DOPENESS @BEST BOUTその1 - YouTube

出典:YouTube

伝説のフロウバトル

こちらはとにかくフロウに特化したバトルとして伝説的となった名試合です。
黄猿も上手いラッパーですが、やはり鎮座DOPENESSの変態的なビートアプローチの前には歯が立ちませんでしたね。

誰もがずっと見ていたいと思わせてくれるような試合内容となっています。

即興でこれだけラップをはめて歌い上げられるのは鎮さんくらいでしょう。

ニガリvs鎮座DOPENESS

ニガリ&鎮座DOPENESS - YouTube

出典:YouTube

比較的新しい鎮座の試合

鎮座DOPENESSの卓越したフロウに真っ向勝負を挑むニガリに注目です。

フリースタイルのレジェンドである鎮座DOPENESSですが、近年ではあまり公のバトルには参戦していません。

そんな中で映像化されているこちらの試合はそれだけでも価値のあるバトルといえるでしょう。

ファッションディスり対決というテーマでしたが、最後の方はかなり両者ムキになっているのが面白いです。

晋平太vsT–Pablow

晋平太vsT–Pablow - YouTube

出典:YouTube

フリースタイルダンジョンの中でも名バトルのひとつ

当時かなりの話題となった試合。

地上波でありながらB-BOYPARK全盛期のようなアツい試合展開。

最終的にはT-pablowが手を出してしまい反則負けのような形でしたが、あれだけ相手に詰め寄られてもラップをやりきった晋平太の実力勝ちともいえます。

T-PABLOW vs DK

第4回高校生RAP選手権 決勝バトル T-PABLOW vs DK - YouTube

出典:YouTube

T-PABLOWの名を上げた高校生ラップ選手権決勝

相手のDKのレベルはそこまで高くありませんが、MCバトルにおいてひとつの流行りとなった「勝利の女神」というフレーズを上手く使ったT-PABLOWが勝利を収めました。

とにかくストーリー性があり、またカッコよくて分かりやすい韻を踏んだT-PABLOW。

のちに若手ラッパーの代表として駆け上がっていく彼のルーツのような試合です。

Lick-G vs MOL53

Lick-G vs MOL53/戦極MCBATTLE第15章(2016.11.06)@BEST BOUT1 - YouTube

出典:YouTube

若き天才Lick-Gのベストバウト

ラッパーとしては中堅どころで実力は確かなMOL53に対してLick-Gが若さと勢いでぶつかっていった試合。

相手から言われた言葉を切り取り「バイリンガル ライミング」で韻を踏むLick-Gの即興スキルがさすがです。

しかし、結果はMOL53の勝利。

Lick-Gとしてはこの後くらいから観客を味方に付ける戦い方を身に付けるようになりましたね。

もしかしたらこの試合がきっかけになったのかもしれません。

輪入道 vs Meiso aka 外人21瞑想

輪入道 vs Meiso aka 外人21瞑想【胎動MCバトル決勝戦】 - YouTube

出典:YouTube

Meisoの貴重な試合映像

アーティストとして活躍しているMeisoのバトルを名試合のひとつにチョイス。

Meisoは般若や漢やFORKやERONEといった現在のレジェンドが出場していたMCバトルの大会で優勝したことがある凄腕ラッパーです。

バイリンガル特有のナチュラルな英語が聞いていても心地が良く、内容もばっちりと詰まったものに。

それでいて、

「外来語みたいなもの使ってればカッコいいと思ってるその態度が日本語ダサくしてるってことを考えてみないと」

というパンチラインはMeisoならではの説得力があります。

FORK vs カルデラビスタ

FORK VS カルデラビスタ ”EXHIBITION MC BATTLE” SOWL VILLAGE at CLUB CITTA’ - YouTube

出典:YouTube

UMBのレジェンド同士の戦い

こちらはエキシビジョンマッチながら、かつてのレジェンド同士の戦いといいうことでご紹介しておきます。

一時はラップから身を引いたカルデラビスタに対してFORKが諭すようにフリースタイルをしているのがたまりません。

「過去ってのはいまに繋がる過程だ。なら今ってのは未来に繋がる糧だ。」

このFORKのパンチラインはさすがですね。

漢akaGAMI vs サイプレス上野

THE罵倒CYPHER2017 《本戦》 【漢 a.k.a. GAMI vs サイプレス上野】 - YouTube

出典:YouTube

プライベートでは仲良しの先輩後輩という関係性

フリースタイルダンジョンの初代モンスター同士の戦いですが、非常にテクニックがあり見どころ満載の試合です。

漢akaGAMIとサイプレス上野は公私ともに仲の良いラッパーですが、この試合では後輩にあたるサイプレス上野が最初から牙をむいてかかっていきます。

それに対して漢さんも真っ向からMCバトルを受けるわけですが、テレビに出演していたときより伸び伸びとラップをしているのが分かります。

本来の2人の戦い方を知ることができるバトルなので必見です。

DOTAMA vs 崇勲

DOTAMA vs 崇勲/戦極MCBATTLE第15章(2016.11.06)@BEST BOUT3 - YouTube

出典:YouTube

現役バトラーでビッグネーム同士の戦い

崇勲が珍しく早いビートにバチバチに乗っかる試合です。

お互いユーモアを武器に戦うタイプではありますが、ここでは本気モード全開の試合を演じています。

DOTAMA vs NAIKA MC

UMB2016 FINAL DVD TRAILER2 -DOTAMA vs NAIKA MC延長戦- - YouTube

出典:YouTube

UMB2016でのベストバウト

2016年のUMB大会ではこの「DOTAMA vs NAIKA MC」が一番盛り上がったのではないでしょうか。

NAIKA MCはバイブスだけといわれ続けたラッパーですが、この大会で自身初のタイトルを手にします。

アツい叫びが聞きたい方にはおすすめの試合です。

ERONE 対 R-指定

ERONE 対 R-指定 mc battle シンプルver. - YouTube

出典:YouTube

伝説の100対0の試合

フリースタイルダンジョンでは審査員を務めるERONEが若かりし頃のR-指定と戦った貴重な試合映像。

このバトルではまさかの100対0の判定結果でR-指定の勝利に。

ERONEにとっては悔しいバトルだったでしょうが、R-指定とは地元が大阪で一緒という繋がりも。

その後、後輩の躍進を見守る立場となっていきました。

FORK vs 般若

FORK vs 般若【伝説の試合】-2003- - YouTube

出典:YouTube

日本のヒップホップ界において歴史の1ページですね

フリースタイルダンジョンでラスボスとして活躍する般若、そして2代目モンスターに抜擢されたFORK。

2人の勝負は日本のバトルシーンの伝説ですね。

現在のバトルとはルールが違いますが、この頃からFORKのライミングには破壊力がありました。

対して般若はやはりバイブス重視の戦い方。

当時の結果はどうであれ両者ともにフリースタイルバトルの礎を築き上げてくれました。

FORK vs 鎮座DOPENESS

【2008】FORK vs 鎮座DOPENESS【字幕】 - YouTube

出典:YouTube

ライムvsフロウの代表的戦い

両者はライムとフロウという対立したバトルスタイルの代表者。

その中で行われたこの試合は最後に鎮座DOPENESSが落としたように「すでに楽曲になっているような心地よさ」がありました。

元々はフリースタイルセッションが目的だった即興音楽の原点のような試合です。

R指定 vs サリー

R指定 vs サリー 魔法のディス炸裂!【MCバトル】 - YouTube

出典:YouTube

王者R-指定の代表的バトル

まさに人を小ばかにしたスタイルが痛快なR-指定のバトル。

この勝負ももはや100対0に近い試合内容でしたね。

引用の仕方がエグすぎるリリックに注目です。

SKY-HI VS NONKEY

SKY-HI VS NONKEY - YouTube

出典:YouTube

SKY-HIの貴重なバトル映像

AAAのメンバーとしても活動するSKY-HIのバトル映像は今となってはかなり貴重。

相手は実力がありながら面白さを重視するバトルMCのNONKEYですが、どちらも特徴が出てて良い試合です。

AAAが好きな方なら一度は見ておきましょう。

mol53 vs GADORO

mol53 vs GADORO - YouTube

出典:YouTube

レペゼン宮崎同士の戦い

どちらもバトルシーンではヒール役といった印象ですが、この試合では両方の性格の悪さが良い意味で炸裂しています。

宮崎出身のラッパーで先輩・後輩の関係性ですが、後輩のGADOROの方が名を上げましたね。

16小節のバトルでしたが、できれば8小節の試合も見てみたいところです。

焚巻vsスナフキン

焚巻vsスナフキン/ADRENALINE 2016 - YouTube

出典:YouTube

焚巻の高速ラップ

高速ラップを得意とする焚巻と論理的に相手を破壊するスナフキンの試合。

焚巻はフリースタイルダンジョンで初めてラスボス般若までたどり着いた実力者。

ちょっと高音の特徴的な声も焚巻の魅力のひとつです。

ムートン vs 裂固

ムートン vs 裂固/U-22 MCBATTLE 2017 FINAL@BEST BOUT2 - YouTube

出典:YouTube

若手の実力派同士のバトル、スタイルウォーズな部分が見どころ

メランコリックな歌声とテンションのムートン、バイブスとライミングの裂固。

そんなスタイルウォーズなバトルとしてこの試合をチョイスしましたが、両者ともに抜群のビートアプローチが魅力的です。

延長戦にもつれ込みますが、まさに甲乙つけがたいバトルとなっています。

Rude-α vs Lick-G

[公式字幕付き]Rude-α vs Lick-G /超ライブ×戦極 U-22 MCBATTLE 2016 TOKYO - YouTube

出典:YouTube

Lick-Gのいやらしさが出てますね(笑)

沖縄出身のRude-αとLick-Gのバトル。

高校生ラップ選手権出身の2人ですが、お互いなかなか厳しいところを攻めているのが特徴的な試合。

地上波では流せないような内容も飛び出し、これぞバトルの現場といった印象です。

リアルでバチバチな試合が見たい方はこちらをどうぞ。

KEN THE 390 vs CIMA

戦極MC BATTLE 第11章(15.2 .21)  KENTHE390vsCIMA @BEST BOUTその1 - YouTube

出典:YouTube

KEN THE 390全盛期を過ぎてもなおこの上手さ

こちらは比較的新しい試合ですが、全盛期を過ぎているKEN THE 390と現役バトルMC CIMA。

会場の雰囲気にもよりますが、KEN THE 390の正論に勝てる相手はなかなかいませんね。

CIMAもフリースタイルが上手いラッパーですが正直子供っぽく見えてしまいます。

結果はCIMA勝利ですが疑問が残ったバトルとしても知られています。

KEN THE 390 vs Rack

戦極MC BATTLE 第11章(15.2 .21)  KENTHE390vsRack @BEST BOUTその6 - YouTube

出典:YouTube

聞いていて心地良いバトルです

KEN THE 390の上手さが際立った試合を最後にチョイス。

Rackも固い韻を得意とするラッパーですが、即興性の高さでKEN THE 390が完全に上回っていましたね。

この試合は初心者の方でも非常に楽しめると思いますのでおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

比較的ラップバトルの勝敗や内容が分かりやすいバトルをチョイスしてみました。

やはりR-指定の即興性の高さには驚かされますが、ほかにもいいバトルMCがいることが分かってもらえたかと思います。

現場で見るとなおさらその凄さが伝わってきますので、ぜひ一度クラブやイベント会場に足を運んでみてください。

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